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2007年8月 8日 (水)

禁断症状

 煙草を辞める事が出来ない理由ってのに、依存症故の禁断症状があると言われている。
 禁断症状といえば、煙草を吸わずには居られないという症状の事なんだろうけど、一言でいうと『吸いたい気持ち』と『我慢する気持ち』のせめぎ合いが生じるということで、この葛藤が長い程に、禁断症状に耐えるという苦痛を感じるものである。
 この禁断症状ってのは、習慣に耐えるという心の問題か、或いはニコチンという薬物摂取状態が通常状態となった身体がニコチン欠乏状態を訴える身体の問題かによって随分と対策が変わってくるのでは?と思うところ。

 嘘か本当か知らないけど、最後の喫煙からの経過時間毎の身体の変化として次のようにも言われている。

・20分後
 血圧が正常化、脈拍低下、血流回復。但し、重度依存症の場合は、うつ、集中力低下を招く。
・24時間後
 血液中一酸化炭素濃度の正常化。肺からの不純物除去が始まる。心臓病リスク軽減。
・48時間後
 味覚、嗅覚の回復。体内からのニコチン消失。
・72時間後
 気管狭窄の回復、呼吸量アップ等の循環器機能の回復、肝機能の回復肺気腫進行の停止。
・0.5~3ヶ月後
 血液循環の回復。ストレスの低下。
・3~9ヶ月後
 気管のせん毛の再生。肺機能の改善。
・5年
 肺ガン死亡率低下が顕著。
・10年
 肺ガン死亡率が非喫煙者と同等化、その他の癌の発生率も低下。

 との変化を来すらしい。色んな情報の中には、煙草一本で寿命が何分短くなるとかの話もある。
 但し、このような害やリスクがあるといっても、健康に対する害が自覚しにくいのが現状であり、こういうリスクの事を考える事で、禁断症状に耐えるということも現実は難しい。この辺の禁断症状に対する、自覚すべきリスクが急を要するものでないというのは、生活習慣病予防に対する取り組みに非常に近い点がある。

 生活習慣病と喫煙リスクの大きな違いは、生活習慣病予防の生活習慣は緩やかな取り組みで徐々に効果を得るという質のモノであるのに対して、禁煙は一気に辞めないと効果は得られないという点のようである。

 禁断症状というか、慣れ親しんだ生活習慣、癖を改める意志の強さってのが重要なのは判るけど、どうすれば、継続的な取り組みができるか?断煙、禁煙が成功できるか?が多くの人にとって知りたい事かもしれない。

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