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2007年9月 4日 (火)

内閣不祥事、農林相3人目もNG

 安部改造内閣で、またも不祥事で大臣が辞職するという。
 なんでも、補助金関連で不正受給したとのこと。

 今回の一連のゴタゴタっていうと政治と金と題して、事務所費の不正申告、領収書の使い回し・・・・色々あるようだが、ハッキリ言って考えられない。
 まぁ、社会保険庁の年金着服問題から何から、モラルも糞もあったもんじゃない。

 正直者が馬鹿を見る世の中だが、こんないい加減な事をしてるのは、現実問題、政治家と役人くらいしか居ないのか?というと決してそうではない。
 民間企業のデータ偽造、クレーム隠し、賞味期限改竄・・・・・結局同じである。

 で、ふと思い出したことがある。

 そう言えば、1997年から3年間、当時の通産相の技術開発費補助金制度に応募して、厳しい審査の上、補助金受給が決定したプロジェクトの責任者として研究から経理迄全てを統括していた頃がある。今から10年前の事(当時の競争率で30倍程度の競争率)だが、当時で開発費の総額が3億円弱で、補助金総額が2億円弱の事業である。
 当時のプロジェクトでは責任者の自分とスタッフは同じ大学出身の後輩エンジニアの二人で行ったが、当時は、研究日誌から事業内容等は全て書類に残し、掛かった経費に纏わる書類は全て一発で判るように整理して、最後の一円迄全く狂いが無い記録を残し、実際に省庁の監査、国の監査を受けてきたが、当時の省庁の監査官からの寸評が、

『ここまで、完璧に事業報告を技術から経理迄まとめたプロジェクトを見た事が無い!』

 との評価を頂き嬉しく思った事があったけど、裏を返せば、自分達にとっては当然の如く行ったことが特異なモノと映ったようすである。殆ど他社は多くの問題を抱えた事業報告しか作る事が出来ていなかったが故の評価だったようだ。

 因みに、このプロジェクトは道半ばで企業としての取り組みは頓挫しているのが悲しいところ。
 但し、全くの個人の私的な活動で、その技術開発は継続して行い、当時の技術に加え全く新しいコンセプトを加えた形によって、次へのステップを踏み出そうとしている。この新しいステップでは、勤務先企業の資本は全く使って居らず、個人のプライドとポケットマネーで(技術開発、特許申請等)進めているが、このコンセプトに感心を示す同業他社も現れ始めているところ。実際にモノとして各社の評価ステージに上がっているが、従来に無いシステムであり、結構自信有りだ。

 因みに、これは完全無潤滑摺動を実現したジャーナル軸受システムとシステム構成材料の開発だが、きっと具現化するのも遠くないと思うところ。

 勿論、勤務先企業も一個人から見ると単なる顧客だ。因みに顧客は、日本国内のみならず多くの大手ポンプ製造業だったりする。結構、大企業が多いが、誰にも負けない気でいる。

 記事タイトルからかけ離れるけど、面圧0.2MPa×周速5m/secで無潤滑摺動可能。無潤滑摺動後の急激な水没による熱衝撃にも耐えるモノ。特徴的なのは、硬質材料でありながら絶対に割れない構造を採用したセラミックス複合体であること等が特徴。因みに、システムの軸側は耐熱限界は1000℃以上。
 無潤滑摺動に耐え、繰り返し熱衝撃に耐え、土砂摩耗に耐え、腐食に耐え、熱膨張による寸法変化が従来セラミックスの1/10以下というシステムである。

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