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2007年10月 3日 (水)

Ninja 250R

 今秋の話題の一押し、それは、

http://www.kawasaki.com/Products/Detail.aspx?id=263

 である。久々250クラスに登場したスポーツっぽいモデルである。
 果たして、その正体は? パッと見は、そうだなぁ、本気っぽい様で、実はGPZ250のような乗り。今ならER-6のような乗りのバイクっぽい。
 並列ツインに細部のパーツは結構チープなんで、所謂初心者向けコミューターバイクって感じだが、まぁ、こんな形を市場に問うている姿勢は評価できるってもんだ。

 250ccという排気量では絶対性能を求めるのは無理がある。やるとすれば、上位モデルのミニチュアか、250ccならではの価値観を発揮するか?のどちらかだ。
 超勝手な自分的価値観では、250というと軽さ、キレということで、愛車でいうとグースのようなモデルが250という排気量でしか作れないモデルだと思う。
高回転型のマルチなら400でも600でも出来るし、パワー勝負なら大きい程強い。250のマルチっていうと回転が上がるだけで全くパワー無いのが現実。

 そういう見方をすると水冷並列ツインの250ccというのは何狙い?ってところ。形こそZX-R系だが、ハンドルはエライアップライトだし、ステップも低い。フレームも貧弱って所から見ると、GPXの焼き直しか?って感じで、今ならER-6ってところのようだ。
 カワサキツインってのも微妙だが、まぁ、実際に見てみないと判らないし、その評価は市場がするだろう。

 何にしろ、これを起爆剤として、他メーカーのネクストワンが出る事を期待したいところ。

 ところで、ハイエンド、フラッグシップ系以外のモデルってのは、結構難しい。なぜならば、どういう客層に向いて開発するかによって雰囲気が随分変わってくるし、どっちつかずは売れづらい。

 例えば、乗りやすい、扱いやすいといった評価のモデルでも、その評価でどんな客を捕まえるか?がモデルによっては随分と違う。

 スペック好きだけど、経験浅く未熟なライダーには、その先にフラッグシップが見えるようなモデル、ミニチュアスペックに満たされたモデルが魅力的に見えるだろうが、同じ乗りやすさを求めても、必要な機能を絞って選り好みする選択眼から選ばれるモデルってのは虚飾を廃したモデルであり、パッと見には華やかさに欠ける。

 今回のNinja 250Rは、どちらかというとエントリー向きなモデルに見えるが、自分が本当に欲しいのは、過去で言うならばSDR、グース、SVのような玄人受けするモデルであったりする。ただ、何にしろ、このクラスに、このような形のバイクが出るのは何年ぶりか?そう思うと感慨深いものである。取り敢えず、出ることは凄く喜ばしい。この芽が育つか否かは、このモデル次第である。是非是非是非是非、成功を祈りたい。

★追記(2008/05/11)★

実際に乗ってみたんで、簡単なインプレをアップした。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/05/ninja_250r_eab5.html

である。ネーミングやスタイルからレプリカを夢見ると、夢破れるのが結論。
どちらかというと、EX-4/5、ER-6fという系統である。型式がEXなんで、冷静に考えれば判る事。

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コメント

Ninja250R、試乗目的で出掛けたけど、生憎、走れる車両は無し。で、一応、現車確認、エンジン音等々確認しただけ。
印象、ガスが薄めのセッティングだなぁ、、、これは、単車を乗り継いできた人から見ると走らないバイクと思いそう。
原付からのステップアップ組からみると、まぁ、それなりだろうけど、、、、エンジンはモロにZZR250をマイルドにした感じで、コレ系の最活発はGPZ250Rに違いない。
やっぱり、昔のCS250のような活発さ、歯切れ良さが欲しい。
アクセル明けて、タコメーターが付いてくるのにじれったさというか、回転上昇に抵抗感を感じるのは、実際走ると相当にかったるい印象だろう。
ポジションは見た目はスポーツバイクだけど、そうだなぁ、VTのFGによく似たアップライトなポジションでレプリカではない。モロにツアラーである。まぁ、峠を流す程度に不具合は無さそうだが、、、。
近々、試乗予定。試乗すれば新規記事をアップ予定。

結論、期待が大きすぎた分、落胆の度合は激しい。
せ・せ・せ・せめて、グースの250程度の雰囲気は欲しかった。

投稿: 壱源 | 2008年5月 8日 (木) 12時48分

こんばんは!コメント有り難う御座います。
>SDR、グース、SVと・・・
そうですよ!SVとはSV400/650(S)の事ですよ!
例に挙げたバイクは、カタログスペックを並べただけでは、寧ろ見劣りがするバイクで、スペック重視の方からは魅力が見えにくい単車だと思います。

でも、これらは乗ると面白さというか、個性は豊かで、スペックを競うバイクに無い個性が有ります。何て言うんでしょうか、唯我独尊とでも言いましょうか?独特の、このバイクならではの世界観があるように思います。

少なくとも、流行のスペックを競う花形車種には無いモノです。

例えば、GSX-R1000、ZX-10R・・・といったモデルは単体で見れば魅力的ですが、並べてみると、どれも同じに見えますし、乗り較べると、相当に注意深く観察しなければ違いは見えにくいものです。更には、類似車両の年式、メーカー違いも合わせると相当数に繁殖し、なんていうか、皆同じように感じてしまう訳ですね、、、。
悪くはないですが、拘る何かを単車の中に見付けにくいのが最大の欠点です。拘れるポイントというのは、愛車選びで重要なポイントです。

投稿: 壱源 | 2007年12月19日 (水) 23時27分

SDR、グース、SVとかかれておられますが
SVとはSV400のことでしょうか?

おっしゃられるように、バイクも没個性化が進んでいるような気がしてなりません。
コストダウンの為、安全策なバイクを作らざるおえない状況なのかもしれませんが・・

趣味性の強いバイクくらいは、もっと~らしさを出して欲しいですねー

投稿: 90年代のバイク乗り | 2007年12月19日 (水) 23時19分

 さて、今から牛乳休憩である。チェックすると、この記事の注目が相変わらず高い。もう二ヶ月である。
 東京モーターショーでは、レースモデルの展示も為されていた様子。ヤマハのYZF-R125は国内展示されていないようなんで期待薄だが、Ninja250Rは、東モで展示されていた時点で、国内販売が確定であろう。
 古い価値観で見ると、現代版ZZR250?GPX250R?GPZ250?って思うんだけど、これ程迄の注目度は、やはり若年ユーザー以外のベテランライダーからの注目が高いのか?と考えられる。
 案外、カワサキは本気かもしれない。このクラスで、この系統のモデル、、、、詳細に構成を見ると、相当にチープな構成である。ZZR250に較べると相当コストダウンされているのでは無いだろうか?
 必要な機能を最小コストで成立させて世に問うのか?これで、VTR並の価格で出るとインパクト有りそうだ。逆に、この構成でZXR250R的値付けは、恐らく受け入れられない筈だ。

投稿: 壱源 | 2007年12月 5日 (水) 14時58分

もう一言。
カワサキの250ツインはエンジンはゴミって印象がある。
抑揚無いし、回すと壊れる。音もガサツで、油は良く漏れる。
セル周りも弱い。ハッキリ言ってゴミである。
実際、Z250FT/GPZ250改305/GPZ250Rで苦労したし、シングルでもZ200/Z250FS/CS250のどれも弱いエンジンであった。

しかし、、、、、

出たら買うかも知れない。考えてみれば、過激に走るなら、今なら他のバイクを使うし、信頼性高く安心して乗れる。それなりに格好良いし、なんたってカワサキ製である。

きっと、グースの換わりに欲しくなりそうである。そんな気がする。

投稿: 壱源 | 2007年10月 6日 (土) 00時29分

昨日のアクセス増は、この記事が関心が高い模様。
ということで、これについて蘊蓄を少々。

今回のモデルはカワサキの4st250の伝統、流儀に則ったモデルだ。遡れば、Z250FT/GPZ250/GPZ250R/GPX250R/ZZR250とあるが、いずれもシリーズの末弟であり、時々の兄貴分のミニチュアモデル。兄貴分と違うのは、上級モデル程本気志向だが、このクラスは何れも乗りやすさを全面に出し、コミューター的な存在である。各モデルの兄貴分(リッタークラス)といえば、Z1000MkII/GPZ1100/GPZ900R/GPZ1000RX/ZZR1100となっている。そんな訳で、今回のモデルもZX-10Rをモチーフに使ったコミューターであることが想像される。

ただ、このような出で立ちの250の新型がデビューするのは、本当に久しぶりである。そういう意味で、市場におけるポジショニングは先祖のどれが一番近いか?っていうと、それはZ250FTだ。考えてみれば、1979年にRG250Eとデビューした事がRZ250を生んで、後のレプリカブームに続いたとも言える。
このモデルが起点となりアホ系に進んだバイク界の舵が変わる事を期待したい。そういう時代の起点としての期待は、レプリカブーム時代から、今のまったり時代を作った初代ゼファーのようだが、そのまったり時代を元に戻すのがカワサキ製バイクとすれば、とても皮肉とも思える。

そんな感慨に耽るのであった。

投稿: 壱源 | 2007年10月 6日 (土) 00時22分

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