不祥事と職種に関係は?
最近ニュースとなるネタといえば、公務員、政治家の不祥事ネタが多い。特に、公務員、政治家の場合は、民間の人以上にニュースソースになりやすい傾向がある。
勿論、不祥事自体褒められるものでは無く、公務員=公僕という定義故に、不祥事に対して厳しい目が向けられているのが、その理由であろう。
しかし、公務員とて人間である。そして、公務員の採用段階の試験では、道徳観や社会性での厳しい査定が為されているか?っていうと、案外、それ以外の要素で採用の可否が決まっており、公務員=公僕故に、不祥事に対して厳しく見られるという実態に即した、採用段階でのふるい分けや、採用後の教育が為されているか?っていうと怪しいものである。
寧ろ、民間では考えられない管理のずさんさが目に付く。政治家の事務所費のアバウトさは、或る意味強烈であり、民間では考えれない。
最近の公務員の不祥事で印象に残るのは、
・福岡市職員の飲酒運転による死亡事故
・警察官のストーキング殺人事件
・財務官僚の集団強姦事件
・社会保険庁、市区町村職員による年金着服事件
ってところが思い浮かぶけど、普通では考えられない道徳性の欠如がなければ発生しえない事件ばかりである。採用段階における採用可否の判定基準の見直しが必要では無いか?というのが素直な感想だ。
少なくとも、現在の公務員の不祥事に関しては、民間以上に発生しやすい状況に陥っているのは間違い無いところ。何と言っても、公的組織を第三者的に監視する組織が存在せずに、外から見ると完全に隠されているといった方が正確であり、内部で何が行われているかが全く見えないし、組織の存続において価値評価が不要な組織では、組織活動の有用性評価も為されないのが実状だろう。
公的組織を外部から監視し、組織活動の有用性が常に評価の目に曝されるという構造にしなければ、組織を構成する人の意識を変える事は不可能かも知れない。
不祥事と職種に関係は?ってタイトルに対しての答えとしては、職種というか組織が外の目に触れている場合は、不祥事が起こりにくく、組織が封建的であるほどに、不祥事が起こりやすいってのが事実だろう。
そう言う意味で、公務員=公僕=常に見られる、という構造を生み出す事が公務員、政治家の不祥事を無くす最善策だと言える。公務員=優遇という価値観をぶっ壊す時期に来ているのは間違い無い。
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コメント
案外、声あがるかも知れませんよ!
最近は、go.jpとかからのアクセスも結構多いです。メインサイト以上の集客性もあるようですし、いろんな人が読んでいる様子です。
チョット、怖いですねぇ、、、、。
投稿: 壱源 | 2007年10月27日 (土) 22時23分
お、賛同頂き有難うございます。これイイですよ!
コレ法案で提出して欲しいなあ。
現在、100%の賛同を得ていますし・・・^^;
あ、マズイ法案決定するのが当の公務い・・・ってコレなんか変な感じが!
投稿: morimori | 2007年10月27日 (土) 22時11分
公務員3倍罰、良いアイデアですね!
年金等で手厚く将来が保証され、給与も安定している訳であり、3倍罰くらいあっても良いですね!
更には、通常は社会通念的な道徳感に関しても公務員にとっては法政化するのも良いかもです。
投稿: 壱源 | 2007年10月27日 (土) 12時02分
モラルの無い人が出てくると罰則を強化するしかないような気がします。罰則によりモラルや常識の無い人を取り締まる事ができるでしょう。
良いアイデアが浮かびました。
公務員 3倍罰
どうでしょうか。
投稿: morimori | 2007年10月27日 (土) 10時39分