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2007年10月10日 (水)

プレスベンチの改造!

 先日、自宅用プレスベンチを新調した事を記事にした。負荷方法を油圧ダンパーからラバースプリング方式に変更したのが大きな点であるが、昨晩、このラバースプリング方式による負荷荷重を増幅できるように改造した。

 このラバースプリング方式はレバーを引き上げる形で負荷を掛ける構造で、レバーの支点位置から200mmの位置でラバーが固定してあり、レバーの支点位置から400mmの位置にグリップが在る構造である。つまり、グリップ部荷重はラバーテンションの半分の荷重がかかる構造であるが、グリップ位置をラバー固定位置と同じ位置に出来るようにグリップバーを追加した。つまり、ラバーテンションと等倍の荷重がグリップ位置に掛けれる構造である。実質的な負荷荷重は標準の倍となる訳だ。
 この考え方はレバレッジ方式のプレスベンチそのものであり、今回はグリップバーをレバーの任意の位置に取り付けれるように、新設するグリップバーをUボルトによって本来の機器側のレバーに固定できる構造としているために、プレスベンチ本体局部に掛かる最大荷重を変えることなくグリップ部の荷重を増減できる。

 このような改造により実際に動作させると、毎週SCで行っているフリーウエイトのベンチプレスの荷重でいうと実質で50~60kg程度の荷重が掛けれるようになった。まぁ、あくまでも体感であり、ロードセル等で計測した訳ではないが概ね正しいと思う。
 っていうのも、フリーウエイトで40kgなら連続で150回は楽勝だが、50kgなら連続で30回程度というのが自分の筋持久力の程だが、今回の改造で50回連続で行うと同じ程度の疲労感を感じるのが、その根拠である。

 欲を言えば、もう少し荷重が掛けれる構造が望ましいが、ラバースプリングを強化しすぎると、スプリングの固定シャフト(φ15mmの軸棒)が変形しそうなんで躊躇しているところ。
 敢えて行うとすると、スプリング固定シャフトを強化するか、イニシャルロードが調整できる二輪車用のショックスプリングを改造して別の位置にスプリングを並列で追加するくらいか?というところ。

 取り敢えず、今回の改造はパイプとUボルトだけで実費で350円で改造できたので良しとして、使いながら次なる案を温めたいところである。
 但し、使って間もないけど、実感としては、100kgクラスの荷重が掛けれる方が楽しいなぁと思うのも確かである。勿論、今のサーキットライクトレーニングの1要素としてなら何の問題も無いけれど、実質的に筋力強化を図るならば、どう考えても荷重不足だ。

PS 前の記事と重複するけど、今回のラバー式プレスベンチは前の油圧式に較べると随分とコンパクトとなった。部屋が広く使えるのは良い。

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