好きな店、嫌な店
全くの個人の主観である。勿論、どんな店も原則として、その道のプロだろうとも思うし、プロらしいスキルも情報も持ち合わせていると思う。更には、客商売であるからにして、顧客を大事にする姿勢はあるんだと思う。
そういう前提でも、自分的に『この店は良い店だなぁ!』『この店は今一だなぁ!』と思ってしまう事がある。その判断基準は何か?っていうと、技術でも、品揃えでも、店主の頑固さでも、技術的なノウハウの蓄積でもない。
そう、それは、業界の中で存在する筈のショップが、業界の他社を下げすさむような批評を影響力のある所で意志を表示するような姿勢が見え隠れするような時に、なんか、この店は信用できないなぁ、、、って思ってしまう。
これは自転車に限らず、単車でも何でもだが、ショップによっては、他のショップの批判を公衆で行ったり、その業界の他の専門家の批評を堂々と行ったりする所は結構多い。
そして、そのような意見を鵜呑みにする客層も確実に存在している。
でも、どんな道にも正解は存在せず、目的は同じであっても手法は千差万別であり、自分以外の手法を否定しきれるかどうか?っていうと、そこまで掘り下げて理解しているのか?っていうと非常に疑わしい。しかし、ショップのそういう思想に完全に染まるような客は、或る意味盲目的となっており、洗脳されているようにさえ思う。勿論、そうやって顧客を得るってのは一つの商売の仕方かもしれない。だが、己のショップが正解で、他を否定するような論評を平気で行うってのは、配慮が足らないばかりか、一歩引いた視点から見ると、悪口のようにさえ聞こえるのは自分だけだろうか?
何か、そういうのは嫌である。まぁ、それでも客が付いて繁盛しているのは、技術的に確かなんだろうけど、他を否定する論評を公に載せなくても良いのでは?って思ってしまう。
話は関係無いけど、俺が苦手な自転車少年は、Aさんに聞いた意見を、全く他人のBさんやCさんに聞いて論評を求める。BさんはAさんの論評を述べるが、CさんはAさんの論評を聞いてくる自転車少年を諭すって状況がある訳だが、俺的には、Bさんのような姿勢よりも、Cさんの方がしっくりくる。意見をまた聞きするのもNGだが、伝聞の評価を無神経に行い受け入れるという姿勢も気に入らない。
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