レ・マイヨWの何処に関心?
少し前迄は、ブログの検索ワードに多かったのが『西DAHON』だったのだが、ここ数日は、『レ・マイヨW』が多い。
しかし、このレ・マイヨWって自転車は既に忘れ去られた存在で、知る人が殆ど居ないし、乗ってる人も居ない。人気の無さの秘訣?は、なんといってもDAHONのように改造を楽しむにも制約?が多すぎる点かな?とも思う。でも、形的には小径折り畳みでドロップバー装備という自転車の括りでは、バイクフライデーにも近く、国産では唯一無二の選択肢でもあったりする。
さて、以前の検索ワードの盛り上がりで『西DAHON』が増えたのは、某巨大掲示板のDAHONスレッドに紹介されたのが原因だったのだが、今回もそうかな?と思い、某巨大掲示板を色々と覗いてみた。しかし、検索キーワード『(レ・マイヨ or レマイヨ) and 2ch』のような方法ではヒットしない。
何故に、レ・マイヨWが検索対象になっているのだろうか?っていうのが素直な疑問である。
レ・マイヨWの気になる?長所?をリストアップすると、
1.国産唯一のドロップバー装備の折り畳み小径自転車である。
2.珍しく20インチWO(451)仕様のホイールを装備している。
3.個人の主観だが、フレームデザインが格好いい。
4.何と言っても頑丈そうな折り畳み部。
一方で短所はというと、
1.重い。
2.多段化、特にフロントW化が困難。
3.パーツ構成が情けな過ぎ。
ってところ。マニア的には響かない自転車。所有欲も微妙。パーツ構成も今一。一言で言って、『冴えない自転車』『取り残された折り畳み』『外した小径車』みたいなモノ。買う奴の気が知れないような自転車だ。冷静に積極的に購入する理由等何処にも見当たらない自転車である。
そんな冷静な心を持っていれば普通にスルーな自転車だが、何故か検索ワードに選ばれている。その理由は何だろうか?それが知りたい。
そんな、冴えない折り畳みのレ・マイヨWを何故自分が選んで遊んでいるか?っていうと、改造しにくいというのは、改造すれば珍しい。何と言っても『Made in Japan』!誰も乗っていない!ってのが大きな所。
更には、世間で聞く折り畳み自転車の折損不良事故から折り畳みジョイント部の頑強そうな構造に惹かれたってのも大きい。実際、この部分の構造はDAHON以上だと思う。
畳んでも究極的に小さくはならないけど、邪魔にならないサイズにはなるし、その分、長いコラム、短いステムで剛性的には他の小径折り畳みの比では無いように感じた所。
他には、小径でロードポジションを低く作れるスケルトンを持っている点。小径で低い車高を保ったまま、トップ長(524mm)、シート管長が自分に合ってる点。ポジション作った時に、ステムとサドル落差もいい感じで、前傾しながらも窮屈でないのがGOODな点。
そんな点に魅力を感じたのは、DAHONで小径が結構走る事に驚いて、小径で自分が走るならどんな自転車?を具現化するベースにスケルトンがピッタリだったという事。
今、レ・マイヨWはオ・モイヨWWと愛称を付けて可愛がっているが、手を掛けた分、愛着もあるし、重量的にはオモイ(重い)けれど、最初のオモイ(思い)通りに自分の持つフルサイズのロード、ピストと遜色無く走れることに満足しているところ。
近々、ホイールセットを入れ替える予定。既に全て準備完了。
今度はTIAGRAハブ+ALEX R390リム+CS-6600改(11-21T)+ステルビオ120PSIという構成だが、クランクは従来通りにカンパのミラージュコンパクト(48-34T)だ。
更に乗りやすくなる予定。10/28に新しい構成でシェイクダウン予定だ。
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