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2007年11月13日 (火)

どっちがしんどい?

 週末にアップした記事に関して、早速リアルな世界で質問というか、否定的な意見を下さる方と、肯定的な意見を下さる方の2種類の意見を頂いた。

 リアルな世界の場合、その人が、自転車と単車をどの程度扱える人か?っていうのがリアルに理解できるだけに、自分の持つ感想も様々だが、大きな傾向として、単車でワインディング(峠やサーキット)でスポーツライディングを一定以上のレベルで走れるか否かで賛否が分かれるようである。

 ずばり、結論から言って、スポーツライディングを趣味として、傍目から見ても、上手いって言える人は、概ね、必要な体力というか身体能力は単車>自転車って思っているみたいである。
 逆に、まったり系、ツーリング系、ドレスアップ系、スペオタ系の方は、自転車>単車と思っているみたいである。

 但し、残念ながら、その二つに相当に凝った人っていうのが、なかなか居ないのが現状であり、自転車競技経験のある人は、既に自転車卒業で単車には乗ったこともないって人や、乗ってもまったり系のみって人であり、傾向が判りづらいところもある。

 確かに、どっちがしんどいっていうのは、一概には言いづらいのも事実である。勿論、必要な身体能力ってのも、異なっているっていうのも事実である。

 ただ、先入観的に自転車乗りの方が単車乗りよりも体力的に勝っているって話が、正論のように言われている事に少し抵抗して見たいのである。
 少なくとも、自分レベルの自転車乗り程度では、遙かに単車で峠を走る方がキツイ。峠を走るというのは、全身を息つく間もなく動かして、車体をコントロールする。そして、身体の使い具合、力の入れるタイミングってのは、自転車のように疲労と相談するというレベルではなく、次から次へと走る速度によって押し寄せてくるモノに対応して運動するものである。ヒーヒーフーフーというレベルでは無く、ハッ、ハッ、ハッ、ハッっという形で全身を動かしているのである。或る意味、曲がり続けて、気持ちを張って運転している時は、殆ど休む間は無いのである。

 自分の場合、仮に30分という時間で、漕げるだけ漕いで乗るロードバイクと、息つく間もなく攻める峠道を走るレプリカバイクでは、間違いなく単車の方が疲れる。
 でも、自転車で30分走り続ける環境は身近に作れるけど、単車で30分攻め続けれる峠ってのは、山奥に行かないと無いのが現実。そういう訳で、手軽なのは間違いなく自転車である。単車の場合、遠くに出掛けないと何も出来ない。あまりにも近郊の峠をローリングするのは、あまりにも反社会的である。

 しんどいのは単車だが、それが出来る場所が近場に無いのが問題である。単車で攻めれるって場所は、車がいない、民家もない、何もない、完全に山の中って状況くらい。寂しいものである。

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