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2007年11月25日 (日)

朝からそう快自転車通勤急増

 表題の内容で土曜日の夕方にフジ系列のニュースで特集が組まれていた。
 朝から自転車通勤して頭もスッキリ、回転速く、仕事が捗る!更には、自転車通勤でストレス知らず!距離15kmなら1時間なんで自転車通勤圏内である!って内容。

 ニュースでは都内に自転車カフェが初めてオープンして利用者にはコーラがタダとかも紹介されていた模様。なお、自転車で通勤する人を『ツーキニスト』って紹介をしていたけど、あの疋田氏のオリジナルワードがすっかり一般名詞化している様子で、ちょっぴり驚いた所。

 だけど、頂けないのは、番組の取材で、ある女性会社員の通勤に遊び?で追走って紹介があったけど、思いっきり道路をお喋りしながら一車線占有の併走ってのは、テレビの絵的にマズイんちゃう?って印象だ。
 番組ではスポーツサイクルが流行して、それを使って通勤のススメってノリだが、そこまでは良いとしても、併走行為に罪悪感を感じていない時点で、番組の構成者、報道側の人間のレベルが知れる。

 流行で認知度が高まるのは良いとしても、実際の街の風景でも、自称正統派と自認しているだろう装備を固めたロード乗りの皆さんの信号無視は日常茶飯事だし、自歩道、車道を含め、二列併走を平然と行い、他の利用者に威圧的な行為をしている連中も目を覆いたくなる程に多い。
 特に情けないのは、朝練?公道練習?という練習風景の写真をショップのブログ、サイトに載せて、堂々と併走している写真を掲載している店主の神経を疑うところ。

 自歩道では、線香の煙の如くブラウン運動している高齢者や幼児が居る訳で、決して広いとは言えないエリアを二列併走するロード乗りはハッキリ言ってお馬鹿さんだ。自転車に乗ったら、或る程度の違法行為はお咎め無し!って無意識の内に思いこむんだろう。

 これって、先の記事で、高齢者が自分の眼中の外のルールに無頓着っていう以上に質が悪い。なんたって、罪悪意識があっても甘えの意識構造、人もやってるからOKって意識構造での事。罪悪感が無い違法行為、みんなで破れば怖くないって違法行為、どっちが悪いか判断は難しいが、悪いと思いながら悪い事するのは故意犯罪故により悪いと思うところ。

 自転車通勤のススメってのはOKだが、それによって事故急増ってのは頂けないし、、、普及して大きな社会問題を引き起こし利便性が失われる前に利用者の遵法意識の啓蒙や、遵法意識を高めるような罰則を認知させるような行政が必要ではないか?
 後手的対策は、後の利便性が大きく失われるのが常である。そうなる前に、対策を先に打って貰いたいと思う。

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