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2007年11月20日 (火)

負けず嫌い

 我が家には幼稚園児と0歳児が居る。0歳児は子供というよりもペット的な感じで性格がどんなであるとかの判断は付かないけど、幼稚園児の年中さんは、異様な程に負けず嫌いである。

 何でもかんでも競争に結びつけるような性格、育て方がまずかったのだろうか?何でも一番が好き!運動会のかけっこ、音楽教室のピアノ演奏、歌、鬼ごっこ、トランプの神経衰弱、ババ抜き、他にも、カルタ、オセロゲーム、ドッジボール、自転車乗り・・・・・・全て一番でないとダメのようである。習い事でも教室に一番で入らないと気が済まないらしい。

 決して、一番に為れ!とか、負けるな!とか、一切教えていないのだが、兎に角一番でないとダメみたいである。
 面白いのは年少組時代の去年の運動会のかけっこで4着だったのが相当に悔しかったのか、毎週日曜日では公園でかけっこに付き合わされ、毎晩部屋の中でかけっこの練習?に付き合わされる。まぁ、本人的には練習のつもりだったのか?今年の運動会では念願叶い1着でゴールできて大満足の様子。

 ただ、頂けないのは、ルールを超越してでも負ける事が許されないのか、神経衰弱なんかをやると、自分で取る予定のカードを人が取ろうものなら、不機嫌になったり、泣いたりと大変である。
 負けず嫌いは、悪い事ではないが、その思いが強すぎるとストレスになるのでは?と心配になってくる。

 確かに負けず嫌いという性格は大事だが、もっと大らかになって貰いたいものである。それにしても、最近は、色んなものに関心を示すようになってきた。
 感心するのは、自分で物語りの文と挿絵を描いた絵本を作ったりすること。何でも勝手に好き勝手やらせているけど、いつの間にか器用になってきている。
 計算も足し算は、ほぼ完璧、最近は、かけ算に感心がある様子。子供を見て凄いと思うのは、物怖じせずに好奇心一杯なところ。これには、親の自分も圧倒されている。

 ただ、女の子なんだから、もう少し、大らかに、のどかに、おっとりと育って貰いたいようにも思う。そりゃ、勝負事は勝手、競争なら一番が気持ちよいのは判らないでは無いけど、それが全てでは無いと思うのだが、親が実際の所、一番の負けず嫌いだから仕方ないのかもしれない。
 負けず嫌いというか、常に張りつめる、競争心を保つ生活ってのは結構疲れるんで、子供には、なるべく大らかに成長して貰いたいモノである。自分も負けず嫌いで昔は結構張りつめていた気がするけど、今の環境は、なんていうか、エンジニアとして負ける筈の無い環境にいるんで、凄い気楽で大らかになれる。心に余裕が持てるような人間になって貰いたいものだ。

 この勝ち気な性格故に、怪我が多いのだろうか?今日(正確には昨日)も、幼稚園の遠足で転倒して唇を切って帰ってきた。何でも、男の子と手を繋いでいて、男の子が急に走ったにもかかわらず、手を離さず一緒に走って、一緒に転けた様子・・・・・情けない。

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