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2007年12月15日 (土)

'08 ZZR1400

 去年、ZZR1400が190PSで登場して『オ~ッ!』、今年、新型のGSX1300Rの隼が予想194PSを覆して197PSで登場して『オ~ッ!』と来て、カワサキとスズキの意地の張り合いが凄いなぁと思っていたところ。

 なんと、ラムエアー加圧ながら、

           203PS

 だそうだ!凄いモノである。
 その半分の100PSでも扱いきれないのだが、これは既に、そういうスペック自体に意味があるんだろうし、世界最強!世界最速!を所有する、跨る事に重大な意味があるんだろう。そのためには、最速最強で無ければ為らないという論理か?

 この数値には単純に驚くのだが、自分のスケールでは他人事というか別世界のような冷めた目でしか見えない。

 でも、昔を遡ると、ホンダから6気筒のCBXが103PSという最高出力で発表された時には、『いつか乗るぜ!』って思ったのを思い出す。確か、中学二年の頃の事である。
 思い起こせば、当時は、Z750FXが70PS、CB750FZが68PSで、実際の売れ行きはCBがダントツだったけど、免許の無いカワサキ好きの中学生の自分には2PS多いからFXがエライ!?なんて思っていた時期もある。
 今考えれば、こっぱづかしい事である。雑誌に載ってるスペックの1PSの大小、定地テストの最高速度、ゼロヨンタイムの優劣に一喜一憂していたのが中学1年の頃だ。

 馬力数値に意味を感じなくなったのは、免許をとって、数台の単車を乗り換えてからの話で、18歳くらいの事では無かっただろうか?馬力なんかどうでも良くなっていたのは、どんなスペックであれ、実際に乗って、攻めて、走ってみると、チンケな単車でも普通に能力全てを使い切る場面が極稀な事に気が付いてからの話だ。

 大事なのは、自分の棲息域で単車のキャラが自分に合うかどうか?それが重要だ。

 その棲息域は人によって違うのであり、その拘りが馬力数値であるならば、ZZR1400の新型は狂喜乱舞の神となりうるのだろう。

 なんにしろ、約30年前には100PSがスーパーバイクの指標だったのが、今や200PSである。凄いモノである。

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コメント

 すごいですよね!最近の馬力は、、、、所有していた最高馬力は空冷のGPZ1100で120PS、乗った事のあるのではGSX-R1000のK3で165PSくらいでしたが、その次元で既にお腹一杯って状態。
 実際乗って超楽しかったのは13PSのマグナム80で後輩のZRX1100をつつきまわした時。或いは、昔々、CB125JX改175で友人のNC30を置き去りにした時。
 私の場合、楽しさはアクセル開度比率に比例します。開けれないアクセルは不要ですね!

投稿: 壱源 | 2007年12月18日 (火) 00時14分

>チンケな単車でも普通に能力全てを使い切る場面が極稀
そうですよね~。まあ僕の場合は乗り手の腕が・・・

1300とか1400で、過給すれば○○○馬力ですね。

投稿: morimori | 2007年12月17日 (月) 23時32分

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