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2007年12月 7日 (金)

キモオタか?

 自分は自転車でも単車でも流行とは関係無しに、結構、幼稚園児の価値観と同じく競技性の高いジャンルが好きである。
 自転車ならロードやピスト、単車なら2ストレプリカである。

 でも、ネットを見渡すと、ロードレーサー好き、SS好き系の人に対するネガティブな印象としては、こういう嗜好のユーザーはキモオタ系って言われる場合が少なくない。

 反対したい反面、自分の中にも、『オタク、マニア』的要素は結構あると思う。街を走るロードやSSを見てもやっぱり、キモイ要素は結構あるとも思う。残念ながら、ネットで言われる悪い印象を否定する状況では無いというのが素直な感想である。

 何故に、自転車や単車ではスポーツ性を追求したモノを志向するとキモオタと虐げられるのか?他のスポーツ、球技、格闘技ではスポーツを求道すると、キモオタと表現される事はまず無い。

 これは、先の記事にも書いたけど、スポーツとしての市民権を得ているか否か?歴史と体制が整っているか否か?の違いもあるけど、『オタク』と表現されている時点で、他のスポーツと大きく異なるポイントがある。

 それは何か?

 そう!自転車や単車の場合は、その道での格好良さ?の追求に、機材や道具に拘るという部分での自由度が大きいってのが、その理由では無いだろうか?
 そして、機材の選択においては、本来はスポーツの道具としてならば、選択の段階で目的が明らかであり、選ぶ機能を見定める眼が研ぎ澄まされているのが前提で、そのために必要な経験と、機材に纏わる専門分野が有るっていうのが前提の筈だが、オタクって言われる人は機材に大きく依存し、機材の選択は、謳われているスペックに簡単に誘導されるのが現実である。

 そういう現実を見ると、身の程に合わないスペックを判ったような気になり語り、選び、他との優越感に浸るような奴は、やっぱりオタクであり、スポーツプレーヤーに憧れるコスプレーヤーであり、キモオタとなるのかもしれない。

 キモオタって言葉は、そのコスプレ性を強調した表現で、スポーツ的要素を極端に無くして残った様子を滑稽に表現した言葉なのかもしれない。

 コスチュームプレーヤー=キモオタって表現っつうのも、何となく理解できるところだ。

 しかし、人間誰しも、そういう蔑まされた表現を受けて良い気はしないし、そういう風に見られたくもない。キモオタって族は、機材崇拝主義な方々であり、機材崇拝主義的な方々とは一線を画す存在でありたいと思うけど、これ系の趣味の場合、誰しも、そういう機材に頼る弱さっていうのはあるのかなぁ?と思う。

 でも、匿名巨大掲示板を眺めていると、言葉こそ悪いけど、世間を割と正確に捉えているなぁ!って感心させられる事が多い。

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