ママチャリ指導開始か?
自転車のモラルの悪さもあるけれど、モラルの悪さも故意によるもの、無知によるものがある。故意による違法行為は、モラル指導が必須だが、無知による違法危険行為は、ルールの周知によって或る程度は防止できるものである。
という理由かどうかは知らないけど、この度、ママチャリユーザーへの自転車使用法のガイドを作成するという。元ネタは、下記のニュースである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071227-00000020-jij-soci
この内容自体は、既存の法律を熟読の上解釈すれば、判りきった事でもある。しかし、自転車屋さん、ホームセンターでは、普通に売っているものであり、付けたらNGって認識はママチャリユーザーのオバサンには無いものだろう。
このニュースによると、
1.ママチャリに乗せれる幼児は一人迄
これは、子供乗せが前用と後用が別個に売っているために、両方付ければ物理的には二人乗せる事が出来るという事から、二人乗せる事を普通と思っている人が多い事による対策だろう。
2.傘固定運転はNG
傘というものを固定した段階で、自転車の寸法が普通自転車には当て嵌まらないし、突起物が出っ張ったモノは厳密には使えない筈だが、傘固定具が売っているので使うって認識を持つオバサンには罪の意識は無い。そういう意識への対策だろう。
因みに、名古屋とかでは傘の固定具は既にNGだった筈である。
3.携帯、ヘッドフォン禁止
これも当然といえば当然。どちらかというと、加え煙草もNGにして欲しいくらいである。自転車みたいな不安定な乗り物で携帯電話っていうのは、危険極まりない。勿論、手放し運転が出来る出来ないという問題ではなく、安定度が低い乗り物が咄嗟の状況で対応できるかどうか?を考えると、技術的な問題以前に常識的に当然な話である。身を預ける自動車でも携帯はNGであり、自転車でメール送受信操作とか有り得ない。
オッサン連中でよく見るのが、がに股+加え煙草で、吸い殻のポイ捨て運転だが、こういうのは死刑でも良いくらいである。
他にもあるんだろうけど、取り敢えず、周知する事で効果が得られそうな範囲からでも取り組んでいこうって意志が感じられるニュースである。
それにしても、自転車=車道って原則の筈が、道路整備では歩道内自転車通行帯整備が進んでいる。おかしな話である。歩道内自転車通行可ならば、歩道は全てディンプル舗装とか、凸凹舗装にして物理的に速度を殺す方法を入れないとダメだろう。
しかし、今日の昼ポタではトレーニングウェア+ママチャリ+オッサン、学生+シティサイクル、ジャージ、レーパン、メットのローディを見かけたが、全員信号無視しやがる。信号守っているのは自分だけでは?とも思えてしまう程の酷さだが、悪いの解って信号無視するってのは、どうすれば良いのだろうか?遮断機でも必要か?或いは、交差点には5cm位の凸凹ギャップを付けて自転車は絶対に止まらざるを得ないような障害物でも設けないとダメなように思う。取り締まりでは限界がある。
それにしても、やっぱり許せないのは、自分でスポーツサイクル愛好家って思ってる連中だ。こいつら信号くらい守れと言いたいけど、信号待ちしてるスポーツサイクルなんて見たこと無い。有り得ない。
ただ、いくら周知徹底を計るとは言っても、罰則を伴い実効性が無いと何の役にも立たない。取り締まりルールの簡略化も併せて議論すべきだろう。
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