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2007年12月23日 (日)

三十路限定で腰痛解決の秘訣

 先日テレビを見ていて頭に引っ掛かった事。それは、腰痛である。腰痛っていうと、高齢者って印象が強いけど、実際に悩んでいるのは30~40代との事である。そして、腰痛の原因っていうと様々あるみたいだが、ただ言える事は、成人前の二十歳以前に腰痛で悩む人っていうのは皆無に近いのが実際である。

 病的な原因、老化等の問題もあるだろうけど、この二十歳前の学生時代には腰痛に悩まず、三十路以降になると何故に腰痛で悩み出すのだろうか?
 実際に、先日のテレビの30代~40代の腰痛の悩みってのは、老化が原因とは考えづらい気がするのである。

 同じ姿勢・・・・って問題もあるだろうけど、自分という超ローカルな所を考えると、大学、大学院時代っていうのは、席についてって時間が凄く長かったけど、腰痛なんぞ皆無であった。だけど、30代の頃には、確かに腰痛があった。姿勢の悪さも原因だろうし、筋肉の衰えも原因だろうけど、どうも決め手に欠けるのである。

 自分自身も腰痛を意識し始めたのが三十路になった頃から不惑を迎える頃の話であり、確かに腰痛が酷かった。しかし、当時より老化が進んだ今は腰痛なんぞ皆無である。姿勢という点にしても、特に改善した訳でもなく、良くも悪くもない状態である。

 腰痛の原因は何か?それも、30代、40代限定での腰痛の原因の何か?を考えると、思いつきかも知れないが、自分の腰痛の変化とフィジカルコンディションの変化を照らし合わせると、それは肥満が最大の相関性を示しているようである。

 肥満、、、、、腹筋、背筋という自分の身体を支える筋肉量によって異なるだろうけど、許容以上の荷重は骨に負担を強いるのである。多くの人は三十路以降で体重が急増するが、その増加分荷重に筋肉の余裕が無くなれば腰痛を発するのでは無いだろうか?

 腰痛で悩む人の解決は、ひたすら二十歳以前の体重に戻す事。或いは、体重が増加したなら、それに見合った腹筋、背筋を手に入れる事しか無いのでは無いだろうか?
 筋肉細胞の増量は原則不可能であり、可能なのは、脂肪を減量するしかない。という訳で、腰痛解決の秘訣はダイエットというか減量である。

 人体の完成は二十歳迄には終わる。その頃の身体を維持するに必要な機能が、その時に完成されているのである。それ故に、二十歳以降の余分は、身体にとって受け持つ事は全てが負担になるのである。それは、運動量しかり、脂肪というウエイトにしてもしかりである。よって、二十歳迄に完成された身体っていうのは、そこまでの運動生活によってもたらされたモノであり、それ以上の負担は掛けれないのが原則である。
 運動能力の三十路以降での大幅な強化は不可能だが、強化行為自体は日常生活ではありえない。しかし、余分な重量増加は普通に生じる。身体にとって見れば、強制的に負荷が増やされている状況になる訳だ。強制負荷=脂肪を取り除く事。これが、腰痛からの解放への最短距離である。

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