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2007年12月13日 (木)

新しいのが洗練されている?

 先日、街中を単車で走りながら、周りを走っている車を見て思った事がある。
 確かに、新しい車というのは、どこのメーカーであってもデザインに方向性があり、メーカーに拘わらず、時代毎に形状が定まっているように感じる。形状的なデザインっていうのは、純粋にデザインの部分であったり、機能追求の方向性が同じ方向故の必然的な形状であったり、新しい部品を採用するがための結果によるものであったりと様々である。

 大きな形状的な方向性としては、最近の車は室内空間重視?のためかボンネットが短く、フロントウインドーの先端がかなり前方に来ている。結果、フロントドアとフロントウインドーの間に昔風の三角窓のような窓が結構見られる。この窓は、ミニバンに多いが、それ以外の車にも結構見られる。更に、ボディーの強度というか剛性確保のためか、このピラーがかなりゴツイ。
 結果、運転時においては太いピラーが上から下迄非常に目障りに感じるが、これって、運転する人は気にならないのだろうか?

 他には純粋なデザインだろうけど、ヘッドライト周りの後退角が異様に付いているものが多い。ヘッドライト自体は横に回り込むだけでなく、上側方向にも大きく回り込んでいるのが最近の形状のようだ。結果、ヘッドライトアッシーは相当に大きなユニットとなっている。
 車の軽微な事故と言えば、角をぶつけるというのが多いように感じるが、角の部分がこういう大きなライトアッシーに締められていると修理代は相当に高くなる感じである。
 後は、レンズカバー自体がかなり広い範囲であり、このレンズユニット自体は樹脂系のパーツである。新しい間は問題無いけれど、この手のデザインを採用し始めの頃の車は、現時点で結構年数が経っている。そんな車のユニットを見ると、上方向の回り込んでいる形状的な問題からか、太陽による紫外線を結構長く受けやすい事もあり、黄色っぽく変色したのが結構居る。
 レンズ部分が黄色っぽく変色するだけで、車は凄く古くボロク見えるけれど、高級車も同じ運命だろう。気にならないのだろうか?

 最後は、最近流行のダイオードを用いた燈火類。ヘッドライト、テールランプ共、昔は、レンズ表面のレンズカットによって光を分散させていた。そういうデザインに慣れていたのだが、平成8年頃から流行しはじめたのは、レンズはクリアレンズ、配光はリフレクターというマルチリフレクタータイプが流行っていた。これも最初は新しく感じたけど、形状的な自由度は増すけれど、結局クリアレンズの形状が各車各様であり、内部のレンズユニット自体は丸型を基本とした形状で個性が埋没気味、、、、テールランプに到っては、どれもが光ると丸く光るというもので、今や安っぽさ全開に見えるのは言い過ぎか、、、、
 更には、平成16年以降ではダイオードが普及しはじめてからは、ダイオードの点々が光っているだけで、まるで自動販売機のルーレットが同時点灯しているだけのように見える。
 こうなってくると、レンズ形状はデザインされていても発光部位以外は全く光もしないので意味無い様に見える。

 確かに、時代に合わせて構成が変化しているが、新しいモノが優れた特徴を持つか?というと結構微妙である。ダイオード系の燈火は点としては明るいけど、光が広がるという特徴が無いようで、本当なら広い面積を斑無く照らすというのがテールランプ等には求められているのでは無いだろうか?高輝度の点で光るライトっていうのは眩しいだけで、機能的には手抜きが為されているように思うし、ヘッドライトの回り込んだライトも古くなって色褪せ、黄ばみが出るのは頂けない。

 こうして考えると、昔ながらのガラスレンズを用いレンズカットで配光したヘッドランプっていうのは色褪せも無いし、デザインも各車各様の個性が出ていた。テールランプでもそうだ。高輝度の点で光るライトよりも、面で光るライトの方が、夜でも車種識別が簡単で、眩しくないし良かったと思う。ダイオードを否定はしないけど、この玉切れせずに低消費電力という特徴を活かし、車の機能と個性を高めるような利用の仕方という点で、何か画一的で欠けているように感じるのは自分だけだろうか?

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