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2007年12月11日 (火)

1度心房ブロックが意味する事

 定期健康診断の結果、血液検査、レントゲン検査以外での異常としては、心電図において1度心房ブロックという所見が出た。
 これは、春先でも去年の暮れの掛かり付けの医者での心電図でも出てきた所見である。

 心房ブロックっていうのは、1度、2度、3度と種類があるようだが、これが進むとペースメーカーのお世話になる必要がある症状らしい。しかし、この1度っていうのは、自覚症状も臨床所見も無いそうで放置ってことらしい。症状的に1度房室ブロックとは心房から心室への興奮伝導時間が通常よりも遅くなっているということで、欠損とは異なり時間的な遅延が見られるということ。格別な病気がなくても、子どもなどではよくみられる異常らしい。

 掛かり付けの医者の所見では、日常の運動量、安静時心拍数等々から、間違いなくスポーツ心臓で、安静時心拍数は40を下回る状態自体がこういう心電図所見として現れることが有るということ。この所見は、ここ数年以上言われ続けている事だが、会社の定期健康診断で指摘されたのは初めてであり、遅延の度合が顕著に現れるようになったということみたいである。去年から今年に掛けては、無酸素運動的な筋トレよりも、高度な有酸素運動的な水泳と自転車を大幅に増量しているのが生活パターンが大幅に変わった点であり、それが顕著に現れた様子である。

 確かに、最低心拍数で35程度、日常生活下(事務仕事中)での心拍数も45程度、普通に肉体労働?的な動作中でも50程度しか上がらないし、250W負荷の1~2時間連続運動でも脈は130程度、水泳1時間+筋トレ1時間後でも70程度しか心拍数が上がらないのであり、或る意味仕方ない症状である。この一年で最低心拍数、通常での心拍数はそれぞれ5程度は減っている。

 これは、地元の病院で受ける定期的な検診で何時も言われる事だが、『トライアスロンの選手?』とか『運動しすぎ!』とかの根拠となる診断でもあり、まぁ、納得である。但し、場合によっては、1度が2度、3度と進行して競技生活を断念させられる運動選手も居るそうなんで、程々にしておかないといけないのかも知れない。

 取り敢えず、心臓が急に止まる事は無さそうだし、心房ブロックが進むようだと運動を減らせば良いだけなんで、この辺の所見はあんまり深く考えないようにするつもりである。

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