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2007年12月15日 (土)

燃え尽きる糖尿病患者

 木曜日のNHKの『クローズアップ現代』でのタイトルが、表題の燃え尽きる糖尿病患者というもの。
 予備軍も含めると1600万人が悩むという疾病であり、対象年齢人口から言うと3人に1人が対象ともなるものだが、一度糖尿病になると二度と治らない?という、厄介な病でもある。治療には継続性が求められ、その治療の原則としては、適切なカロリー制限など生活習慣の改善である。しかし、その内容はといえば、患者本人の努力のみにまかされる部分が大きいため、自己管理が続かず、療養の途中で挫折することが少なくない。結果、完璧に医師の指示を守ろうとするあまり燃え尽きるケースや、家族が厳しすぎいわば「糖尿病警察」となって患者の心理的負担ともなるケースがあるそうだ。

 癌という疾病の場合、疾患部位を除去し転移、再発が防止できれば一応は健康を回復できるけど、糖尿病の場合は、継続性が必要ということ。継続=運動、食制限であり、人間の本能的な欲望を制限するというもので、『敵は本能にあり!』とも番組では表現されていた。
 確かに、長きに渡り本能を制限する生活を続ける事によるストレスの増大は、所謂、燃え尽き状態となったり、別の疾病の原因ともなりうる。

 この糖尿病って病は、治療として生活習慣の改善、具体的には、運動の習慣化とカロリー制限が有効ということは、逆に、発症因子としては運動不足とカロリー過剰摂取によるもの。
 運動っていうのは、汗をかいて動き回る事であり、本来は楽しいモノ。何故に運動しなくなるか?っていうと、運動するような時間を失う事。それ故に、運動が続けれないという事。楽しい事が出来る時間が無いのが大人の実態であり、楽しさを得るためというか、日常のストレス発散に、時間的制限の少ない食行動に走る事がカロリー過剰摂取にも繋がっている。

 結局は、本能に従って活動出来ないために、本能による欲望を充実させるための生活の変化によって運動不足、過剰カロリーというライフスタイルが生まれている。

 結局、運動不足=忙しいというのが原因であり、働き過ぎというか、働かされ過ぎっていうのが一番の原因であるように思う。
 話が飛躍しすぎだが、格差問題、社会保障問題、フリーター等雇用問題を含め、一部の層の働き過ぎによる、労働の偏在化っていうのが一方では糖尿病患者の増大って状態を生んでいるようにも見える。

 このネタで水曜日にも人と話をしたのだが、半ば強制的に労働者は1日8時間(場合によっては7時間)を超えて労働してはならないというルールを作ってもよいのでは?とも思う。1人あたりの収入は減るだろうけど、同じ生産力を得るためには多くの人が就業するのも間違いし、格差是正にも、未払い問題も改善される筈。余暇を持たせる事で、生活にゆとりが生まれ、健康の必要性を認識する人も増える。

 世の中の全ての事象はカオス的な論理で関連性がある筈であり、現代の闇の問題の解決には、様々な問題の関わり合いを考えた対策を講じるっていうのが一番の処方箋だと思うところである。

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