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2007年12月14日 (金)

ものは試しに、、台湾台座 for DAHON

 モノは試しに!って言うのも何だけど、DAHON系自転車のフロントW化用の既製品が入手できるかもしれないので、その応募?に手を挙げてみた。

 台座自体は、台湾製の製品であり、某巨大掲示板(残念ながら契約サーバーからはアクセス禁止みたいなんでROMオンリーだが、、、)で過去にも発起人の方の一括購入後の配分が為されたりした商品であり、購入もとの台湾のヤフオクでは姿を消しているって品物である。その商品を再び一括購入なされた方が居られ、偶然というかタイミング良く分けて頂けるかも知れないという事になっている。
 それはさておき、このような手間の掛かる取り纏めをなさるというだけで、頭が下がる思いである。
 因みに、対象の台座はアルミの削りだしで、写真から判断するに、結構な調整代が有り商品としても価値ある品のように見える。国産の同系の台座としては、金澤輪業、IKDといったショップからも販売されているけど、国産品の多くは、Fメカ位置が車体中心から外過ぎのように見え、BBの軸長に非常に長いモノが必要なようであり、チェーンライン的に厳しいのでは?と思っていた。
 そういう訳で、自分の西DAHONには自作で限りなくFメカを車体内側に寄せる寸法でつくりBBの軸長としては109~113mmでいい具合になる仕様となっている。また、バンド留めの精度による締め付け力とアウターホルダー位置によっては台座を下方に引っ張る力も作用するか?という懸念から、台座はステンレスで製作し、メインパイプ上方にバンド固定して絶対に下に移動しない方法を採用したのだが、そんな自作台座とは対極にあるようなのが台湾台座である。純粋に台座がどうなってるの?って興味が実は一番だったりする。

 もう小径車は卒業かな?って思いながらも、もう一台、作ってみようかな?なんて思いも心の底にあったり、新たに一台買おうかな?って思いもあったりする。今更、またDAHON?って話も有るけれど、色々乗ってみるとDAHONが一番纏まっているかなぁ?と思っており、何かするならDAHONが良いという思いもある。

 最近、ニシダサイクルの店長さん、常連さんと折り畳めない小径を購入され、身近では一寸した小径ブーム。そんな小径車と自分の小径車達を乗り較べて判った事。それは、折り畳みという重量がかさみ、剛性が落ちる構造ながらも、実際に走るとDAHON系が一番走りやすいという結論となった。絵空事でなく、ガンガンに踏んで車体が暴れないのは、乗り方が悪いのかもしれないが、DAHONのみだった。(まぁ、小径で55km/hオーバー迄一気に加速なんてナンセンスなんだろうけど、、)

 仮に小径車を増やすとすると、やっぱりDAHON系になると思う。そして、候補としては、キャスターが寝て、オフセットが少なく、トレール量が大きい安定性重視のフォークディメンションを持ち、リアセンターの長目(結果的にはホイールベース自体が長い)の小径車が欲しいなぁなんて考えている。
 その第1候補としては、06~07年式のDAHONのハンマーヘッドで5.0か7.0のモデル。MAKOや08年以降のモデルは感心が無い。DAHON独特のフロントサスに感心があり、更に、フレームは一体型が望ましいので新型の分割フレームはパスしたいのである。
 他には、折り畳み構造ならばホイールベースが一番長いDAHON系の車体。出来れば、ノンフォールディング(NF)の新ヘリオス。無ければ、普通のボードウォークってところ。これをベースに折り畳まない事を前提にフライデー的な自転車を作ってみたいところ。新ヘリオス以外ならベース的には出来れば04年式以前のスレッドステムのタイプがステム選択の自由度が広い(っていうか、オーバーサイズのステムなら簡単に好きなサイズ、形状にジュラルミンで自作出来そう。)ので好みって具合。

 こういうイメージを持っていると、取り敢えずNFヘリオスやボードウォークで何かするには、メカ台座を入手しておくのも悪くないかな?と思ったのである。

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コメント

 で、今回のこの台座、世話人様の迅速な御対応により、もう届いた。ブツを見ると、結構綺麗な仕上がりである。精度もかなり高い。自分の作った板金台座とは較べ物にならない商品クオリティである。バンドの内径は原則40mmパイプに対応した構造のようで、締結させるにはアルミフレーム車の方がマッチングが良さそうである。バンドの半割れ内径が40mm、それと直交方向は37mmで製作者の意図としても締め込めば変形して締まるのを想定してそう。
 クロモリのBW、SPEED系の場合は、0.5mm厚のシムを噛ます方が安心かもしれない。
 他には、シートパイプ表面からFメカ取り付けネジセンター迄の距離が14.5mmという仕様である。これは、自作SUS台座の9mm仕様より5mm程外に出る構造となりBB軸長は長めを使う必要がありそうだ。案外、フロントはダブルと言わず、トリプルも面白いかも知れない。
 他には、アウター受けが台座のバンド部にあるので、ワイヤーテンションによって台座が下にズレ落ちる心配は無い。そういう書き込みも見られるが、それは取り付け方に問題がありそう。

 以上が、台座単体を見ての感想。パーツの出来は、、、、パッと見であるが95点ってところである。

投稿: 壱源 | 2007年12月13日 (木) 23時58分

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