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2007年12月22日 (土)

人体の本来の適応能力

 自分は、健康管理や体力維持、筋力強化、持久力強化から減量、ダイエットに到るまで、基本的には薬剤、サプリ、強制的な外部刺激は用いずに行っている。行う事は?といえば、それは人体の持つ本来の機能を働かせるというのがスタンスであり、それを逸脱していると思える行為は、敢えて避けている。

 そんな、薬物、サプリ等々に頼らない方法によっても、ここ数年間の生活習慣の改造によって身体の状況を示す各指標値が大幅に変化している。そして得た身体を周囲の似たような目的で別の方法で行っている人と較べると、なんていうか、自然の力で行った自分で選んだ方法が一番効率が良く効果的であると思っている。

 今行っているのは、身体の持つ本来の機能を積極的に使用するという考えだが、それによって全ての指標が改善されている。

 ダイエット的な視点から見ると、体脂肪率も10%前後で完全に静定してリバウンドの兆候は一切無いし、内臓脂肪は皆無に近い状態。皮下脂肪も殆ど無い。それで居て、一日三食+間食はしっかり食べれている。
 健康管理的な視点から見ても、血液検査等々の測定データにおいて異常値どころか、測定値の殆どが健常者範囲の中央値近辺となっている。それ以外の、臓器年齢、骨年齢・・・・は実年齢より10歳以上は若くなっている。
 体力的な視点から見ても、筋力、筋持久力ともに15年以上前から強化されていても劣っている部分は全く無い状態。

 そんな状態を維持しているが、これら全てを保つのに、サプリ、薬剤、強制刺激具のような類は一切使わず、単純に、三食の御飯を良く噛んで定刻通りに食う。献立は、野菜、肉、穀物をバランス良くという注意のみであり、他には、平均すれば毎日2時間の連続運動を行っているだけである。
 たった、これだけで他の如何なる方法による身体作りに勝る結果を手に入れている。

 そこで思うのは、人体が本来持つ機能の適応能力の凄さであり、金を掛ける事無く、こういう結果が得られる機能が備わっている事への有り難さである。

 フィジカルコンディションとは各部の平衡状態であり、この平衡は何から生まれているか?は現段階では完全に解明されていないのが実情であり、結果値の修正のみを極狭い知見による技術によって修正したとしても、あくまでも対処療法に過ぎず、得られる結果というのは、健康のような雰囲気というもので、メッキのような健康に見えてしまうのである。

 今年一年では、健康、疾病に関する資料の検索を結構行ってみたが、専門的な範囲に検索エリアを拡げる程に、巷であふれる安直な手法のリスクを感じるのである。見た目の体裁を整えるのではなく、本来の機能を活用するのを目的として、その結果として健康な身体を得るという考え方を持つ方が、適切ではないか?と思うところである。

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