さよならレ・マイヨW
なんと、我が愛車、オ・モイヨWWのベースモデル、レ・マイヨW(PCW-38)が廃盤なんだそうだ!流通在庫のみの販売で終了って事。
http://www.panabyc.co.jp/products/compact/pcw_a.html
にあるように、店頭在庫のみみたいである。2007/08の段階で、2006年モデルからはリムがALEXのDR13からR390に変わり、フレームもエンド構造が昔のスプリングボックと同じタイプに変更されてマイチェンされていただけに、暫く作るのか?と思っており、それだけに、残念である。
確かに、カタログ写真は格好悪いし、後継車のレ・マイヨMに力が入っている。
でも、折り畳み+ドロップハンドルって構成の国産小径車として唯一の存在だっただけに残念である。
パッと見はバイクフライデーのようなフレームワークで、デザイン的には結構良いと思うのだが、スペック上の魅力が最新の他車に較べると見劣りするのが受けなかったのだろうか?
売れない理由を挙げると、
1.重い!純正で12.5kgは重い!
2.フレームが今時ハイテン鋼、アルミでもクロモリでも無い。パナ流にはALEXフレーム。
3.パーツ構成が古い。安い。
4.改造するにもフロントWが現実的には非常に困難。
でも、良い点もある。
1.コラムが長くヘッド周りが頑丈。
2.折り畳むと結構コンパクトになる。
3.折り畳みの基本はサドルを下げて、フレームを折るだけ!超簡単!
4.折り畳みらしい最小構成のフレームワーク(←オーナーの贔屓目)
5.国産唯一のノーマルの20インチWO仕様。
というところ。確かにスペックは劣るけど、スペックのネガは無視できるか、改造で対処可能なモノばかり。一方で良い点は、折り畳み構造、フレームワーク、コラム長といった後の改造が不可能な部分で他のモデルとは一線を画す。
そういう点で、自分がロードモデルを買うつもりで選んだもの。実際、ネガティブポイントでの重量については乗って差異を感じる事が無いし、重いから遅いとは思わないので気にならない。材質は気にならない。寧ろ、ラグ構造にホッとする程。パーツは換えるんで関係ない。フロントWも不可能ではない。
なんといっても、誰も乗っていないし、誰も同じ改造をしていないというオリジナリティがお気に入りであるが、何故に人気が無いのか?改造自体は大した事無いけど、簡単に出来ないから敬遠されているのだろうか?誰でも出来る改造は、しても楽しく無いと、工作者魂が叫んでる!?
なんだかんだ言って、結構、珍しい、面白いモデルだと思うのだが、、、、、もしかしたら、パナの折り畳み、パンチ、ビーンズハウスの如く、DAHONのスポーツモデルをOEM化してレ・マイヨWの後継機をリリースするのだろうか?
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