マナー
最近は、マナー、モラルの低下が叫ばれている。このマナー違反の行為として注目を浴びているのが、危険な暴走自転車だが、普通の自動車運転者でも、信号の黄色進入、勝手な路上駐車は当然、交差点での左方優先規則の不認知、狭い坂道での上り優先原則の不認知、更には、窓からの吸い殻、空き缶のポイ捨て、中には、信号待ち中に車の灰皿の吸い殻をドアを開けて路上に捨てる高級車も多い。これは、マナー違反というよりも、厳密には、規則違反であり摘発の対象ともなるものである。
このような法規違反も知らないという理由、或いは、他人もやっているからという理由で、罪の認識を持たず結構皆さん勝手にされているのだ。
このような法規違反が茶飯事な訳であり、法規で規定されていない領域では、個人のモラルと良識に任される部分があるが、そういった部分で特に不愉快な思いをするのが、半ば公共的な病院やスーパーの駐車場における駐車方法である。
駐車場では、白線を引いてなるべく多くの台数が停めれるように工夫されたり、停車方向を決めて隣家への排ガスへの配慮が為されている所が多いが、そういった駐車場に駐車する際に、確実に数台は、白線を跨いだ斜め駐車、向きが反対の駐車っていうのが居る。そして、このような自動車は、外見的には極一般的なオジサン、オバサンが運転されているのだが、こういう人達を見ると、なんだかなぁ?って気持ちになってしまう。
出入りの激しい病院やスーパーの駐車場に区分を跨いで斜め駐車して違和感を感じない精神構造が破綻しているというか、良識や常識が欠損しているのでは?と思うのは、神経質すぎるのだろうか?
仮に、駐車スペースに対して車の大型化により運転者の車両間隔の喪失というのを理由とするならば、その時点で、運転者は免許証を返上しなければならないのでは?とも思う。
そんな訳で、最近は自転車利用者のマナーの悪さが叫ばれているけど、実際、注意してみると、自動車運転者のマナーの悪さも結構酷いのである。
少なくとも、学生自転車のマナーの悪さは、子供の認識であり、子は親の鏡である訳で、親の自動車運転のマナーの悪さと連動しているのであろう。
そうだなぁ、、、自転車でも結構バトル状態となるような挑発を受ける事もあるけど、そう言えば、世間一般的に、自動車でも抜いた抜かれたで喧嘩が起こったりする訳であり、これって、日本人の独善性、せっかちさ、けんか腰、マナーの悪さという性質が露呈しているだけの話かもしれない。
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