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2008年2月11日 (月)

今度は動画!?by オモチャカメラ

 デジタルカメラ熱が一段落した所。
 そして、先日、スポーツセンターに通う最中に車中から峠のコースをCaplio RR211で撮影してみた。で、ウインドー越しの風景が、それなりに判るように撮れているのに満足しているところ。

 で、固定焦点+単焦点のカメラの総括を行っていて気付いた事が一つ。

 それは、このお手軽カメラ群の動画撮影能力についてである。殆ど全てのスナップカメラの動画撮影能力は、メモリー容量に従うのだが、基本はワンショットで10~20秒という撮影時間が限度なのだが、唯一の例外はCaplio RR211であり、これは搭載メモリー容量が満杯になるまで連続撮影可能となるもの。今、手持ちの256MBのSDカードを使えば、連続で30分程度の動画が記録できる。これって、峠のコース紹介では十分過ぎるモノ。他のCAMEDIA C-120、SANYO DSC-R1では15秒、GV-20で10秒、Finepixでも20秒なんで、スタート前にシャッターを押しても最初の直線で終わってしまう。そういう中でRR211の30分撮影可能ってのは、低解像度でも雰囲気が判れば良い訳であり、十分である。
 更に、興味深いのはCaplio RR211の焦点距離だが、49mmという結構望遠気味のレンズで、スナップ撮影というよりも十数メートル先を撮影するのに適当な画角。更には、パンフォーカスのくせにレンズは明るめでF2.8という仕様、、、、、全てが他のスナップカメラとは懸け離れている。他のカメラは、若干暗め、焦点も広角気味と、毛色が違うのである。

 そう、このCaplio RR211ってカメラはデジタルカメラの体裁をしているが、機能、機構的には、トイムービーカメラであるIO-DataのMotionPix AVMC211と殆ど同じスペックであり、今は亡きNHJのChe-ez!のMovix3なんかと極めて近い仕様となっている。恐らく、撮影部分については共用仕様ではないか?とも思える程に似通っている。具体的には、レンズの絞り値F2.8、焦点も49mmという望遠気味の画角、1/2インチのCMOS、単三電池二本仕様、極めつけは発売時期が殆ど同じというのが物語る。

 MotionPix等ムービーカメラとの唯一の違いは静止画撮影でストロボ搭載で、オマケのマクロ機能がある反面、動画音声が記録出来ない事。本体サイズはコンパクトであり、この軽さと相まって、可動部分の無さは、単車等への車載にピッタリである。
 動画として撮影したいのは、動いている被写体を止まって撮影するのではなく、運動した状態で風景を撮影するというもので、リスク等を考えると高価なデジタルビデオを使いたくないし、画像品質も、判れば良いというレベルの話で考えると、ビデオ撮影というよりも動画クリップとして考えると、最適か?とも思える仕様だ。

 そういう訳で、これからトップブリッジか左ハンドルバー近辺にマウンタを製作して実際に峠を走る風景を撮影してみたいなぁと思い始めたところ。

 今更ながらのトイムービーだけど、それはそれで楽しそうなんで、これからは、そういう路線でも遊んでみようと思う。なお、想像上の姉妹機?であるAVMC211ってムービーカメラは音声が撮れるという事だが、S4ガンマなんかで排気音も撮れたら楽しそう。既に新品は流通していないけど、中古で2000円程度であれば調達してみるかもしれない。
 調べた限りでは、他にも動画撮影機はあるけど、PanasonicのD-snapは高い。SANYOのXactiも高い。MotionPixの新しめの機種でさえ生産中止+専用電池で割高になる。
 そんな訳で、もし手に入れるならば、AVMC211、AVMC132って単三電池二本仕様のカメラが狙い目である。

 実は、このAVMC211って機種は、現役で新品流通段階で少し関心があった機種である。現役時は19800円と機能の割に高価だった訳で買うには到らず、動画撮影としてはDVDカムを当時は購入していたのである。

 それにしても、馬鹿者である。止せばよいのに、つい、無駄遣い+遊びに走ってしまう。

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