一芸、取り柄に嵌る。
どんなモノ、人でもだが、やっぱり必要なのは、そのモノに宿る『取り柄、一芸』ではないだろうか?その取り柄っていうのは、他に較べて優れているのもそうだろうし、他では無いモノっていうのもそうだろう。所謂、他のモノと違うポイントで、そのポイントが何らかの実効的な違いを表してくれるモノが在るかどうか?が重要だ。
自分の悪い癖だが、何でも、試して較べて考えて、、、、って手順を踏むせいか、いつも無駄遣いしている。
単車は勿論、自転車、デジカメ、、、、、なんでもそうだ。結果、一寸使ってみては、これダメ!って判断して、即捨てたり、売却したりっていうのは結構やっちまう。バカだなぁ!って思いながらも、自分で確かめて体感しないとグッと来ないのである。
例えば、単車、、、、、
これは今では完全に好みが決まっている。基本はガンマのような2ストが第一。4スト乗るなら、中小型ではシングルでグース、中型以上ならVツインでCXかSVである。それ以外は眼中に無い。
しかし、この結論に到るまでを振り返ると、ありとあらゆるジャンル、それも相当数の乗り換えをしての結果である。乗り換えに到っては、名変して1週間もせずに売却ってのも在った。まぁ、無駄だけど、それで得た確信っていうのは未だに生きている。そして、乗った上での判断故に、その後の迷いってのは無い。
次に、自転車、、、、
これも同じだ。中高大学生の自転車部時代は勿論だが、今も含めると、かなりのジャンルの自転車に相当な台数を乗り換えてきた。そして結論は?というと、今のサイトに紹介したような自転車達である。どの自転車も結構個性的な選択肢だと思う。今は折り畳み自転車が一番、トレーニングには固定シングルに限る。
最後にデジカメ、、、、
これもそうだ。運動会、発表会なら連写能力に長けた機種でE-100RS、日常の子供の成長記録なら何と言っても簡単操作+迅速動作のC-120、自分の携帯用なら汎用電源で小さいってWS30Slimってのが自分の考えだ。この撮影って意味から考えると、作品撮りが趣味で無いのなら、必要なのは機会を得るかどうか?その機会にカメラを使うか?って考えると、速さ、手軽さ、コンパクトさっていうのは、素人がカメラを使うかどうか3大要素である。
そんな風に自分の選んだモノっていうのは、自分の目から見て、ある一点が満足しているか否かで選択の判断をしている。こういった一芸尊重主義っていうのは、周りを見渡すと案外いない。
殆どの人が、カメラなら高機能多機能を詰め込んだコンパクトモデルを志向するし、自転車でも、ハイグレードコンポ+最新のトレンドのスポーツバイクを志向する。単車でも一番の売れ筋は、ツーリングからスポーツ走行、所有欲を高い次元で満たす、大排気量マルチエンジンモデルが人気だ。
でも、そんな考えに対して思うのは、何でも出来るっていうのは、何にも出来ないって裏返しに聞こえるのである。
そう考えると、俺ってやっぱり変わり者かもしれない。別に趣味モノに限らないけど、日常生活で目に触れるモノって言うのは、時折、ハートのツボにはまってしまう。そうすると、全部試したくなってくるのは良くない浪費性に繋がっている。
変わり者の上に、浪費家で、アホである。
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