平均寿命と元気な高齢者
日本人の平均寿命は、男性で79歳、女性で85歳を越えているそうだ。
この数字自体を聞くと長生きだなぁ!って思うのだが、周りに居る高齢者というか、そういう人達の年齢を聞いた時の数字と、発表されている平均寿命っていうのはギャップがあるように思う。
実際、身の回りにいる元気な高齢者っていうと、70歳代は極当然、80歳以上でも普通。敢えて言うなら90歳以上になると、『長生き!』って思う感じ。少なくとも70歳代というと殆ど現役世代のように感じるのは気のせいだろうか?
因みに、勤務先の前社長(昨年8月迄社長、今会長職)は今年89歳になられるが、未だ現役バリバリで、背骨も全く曲がっていないし、歩くのも速いし、エライ元気。まぁ、これは特殊な例だろうけど、それでも80歳代で元気な人っていうのは普通の感じである。
となると、発表されている平均寿命は結構若い?ような気もする。
更に考えると、周りで疾病で亡くなる人っていうのは40歳代~50歳代っていう人が実に多いのも事実である。っていうことは、案外、長寿の人と早死にの人の両極端なのだろうか?と、ふと思ってしまう。
そういえば、現代病である生活習慣病が重症化して亡くなるのも結構若い年齢だが、この平均寿命っていうのは、これからどうなっていくのだろうか?
戦後から現代迄の間に、確実に平均寿命は長くなってきているが、これが果てしなく長くなるか?というと、長寿の限界は生物学的な限界であり伸びようがないのが事実。しかし、生活習慣の現代化?によって生活習慣病を抱える人の割合は確実に増えていく。
そうすると、ある時点から平均寿命は緩やかに短くなっていくような気もする。
果たして、これから平均寿命はどのように変化していくのだろうか?
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