ビリーズ・ブーム
ビリーズブートキャンプっていうと昨年の秋頃から大ブレークした短期集中ダイエットプログラムである。テレビ通販で毎日のように放送されていたし、ワイドショーでも相当数取り上げられていた。
しかし、今はめっきり聞かない。
更に、最初はテレビ通販で良い値段で販売されていたが、年末の頃には10000円を切った値段で大手スーパーのワゴンセールで扱われ出して、先々週の新年会前に街を徘徊した時は、オモシロ商品を扱う怪しい店で4980円で扱われ、今週に入って街中で見掛けたのは2980円迄下がっている。
それでも、人の注目は集めることが出来ず、大量に山となっている模様。
ブームというか、一過性の流行だったみたい。二年前にはステッパーが大流行してたし、、、、
ステッパーでもブートキャンプでも、続けてやれば間違いなく効果あるのだが、一過性の流行で終わるってことは、多くの消費者が効果が無いと判断したため。つまり、続ける事が出来なかったという訳だ。
ブームの発生は、ムーブメントが在る訳だが、そのムーブメントはマスコミ、宣伝が作り出すモノ。如何に消費者が振り向くか?が勝負だが、そのムーブメントがブームで終わるっていうことは何か?というと、これって、ムーブメントの火付け役というと言葉は良いけど、結局、殆どの消費者にとってはダメだったわけであり、それは詐欺みたいなものである。
そう言えば、振り込め詐欺、先物取引、羽毛布団・・・いろいろあるけど、旨い話に乗る人が多いのが社会の犯罪になるほどに、日本人っていうのはムーブメントに乗りやすい傾向がある。そして騙されたり、ブームが一過性っていうのは、結局、何も考えない人が多いってことを示している。
日本人の弱いフレーズは、
・短期間で楽に効果が得られる。
・取り敢えずスペックが良い
・儲かる!得する!
という3点。しかし、そんな話が転がっている筈無いのだが、それが転がっていると勘違いするのは、如何にも欲深い。そんな気がするのである。
| 固定リンク
コメント