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2008年3月 9日 (日)

たばこ1000円、良いのか?

 タバコの値段を1000円にして税収アップと国民の健康回復の一石二鳥!って話が、日本財団の会長から飛び出した。
 以前から思っていたのだが、悪くないと思うところだ。でも、税収以前に値上げ以前に、いっその事、完全に禁止しても良いのでは?と思う所。

 仮に自分が今喫煙していてもだが、度重なるタバコの税アップに伴う値上げには、喫煙者の立場から見ても、うんざりしていたし、タバコの税アップに伴い喫煙者に良い事があるか?っていうと、何も実感できなかったが、恐らく、喫煙者の立場では、値上げされての納税によって喫煙者の利益になる事があるのか?という点で大きな不条理を感じるのだろう。

 今ほど、公共空間での喫煙が制限され、交通機関でも制限され、挙げ句の果てには家庭内でも制限され、禁煙者から迷惑そうな視線を投げかけられる現状では、ハッキリ言って喫煙可能な空間が存在しない訳であり、そうならば禁止する方が筋が通っているように思う。
 仮に喫煙したのであれば、飲み屋ならぬ吸い屋のような煙商売でしか喫煙不可能な形にしてしまえば良いのでは無いだろうか?一般空間で煙草を吸うと即罰金とか、、、、

 勿論、こんな偏った意見は反対が多いだろうけど、何が気に入らないか?というと、禁煙という流れの中で肩身の狭い喫煙者に対して納税者に還元しない税負担を強要するスタイル、つまりは、取れる所からガッポリ税を取れという考え方自体が気にくわないのである。

 禁止が前提で、喫煙を楽しむ場所で吸うために対価を払うというのであれば理解出来無くないが、、、、、 仮に今のたばこ税が、吸うための対価という意味ならば、少なくとも、気持ちよく喫煙できる空間くらいは公的に整備すべきでは無いだろうか?

 日本の税制で思う事。煙草税でも、ガソリン税でも、サラリーマンの給料からの天引きでもだが、取りやすい所からがっぽり取れってシステム自体を好意的に見る事が出来ない。それ故に、今の煙草を巡る論議、環境には違和感を感じるところだ。

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