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2008年3月16日 (日)

走行速度の違いは、、、

 最近の自転車関連のニュースでは、自転車は原則車道を走るもの。で、その周知徹底を行い今年の春から取り締まり強化という話。

 一方で、一種原動機付き自転車、所謂50ccバイクの制限速度が30km/hとなっている問題で、世界標準で原付を125cc化させろという運動や、制限速度規制の緩和を求める声があり、速度差の大きな乗り物が道路左端を走るのは危険という話もある。

 自転車が車道を走ったとして、通行速度は20km/h程度のもの。原付利用者の声から言うと、自転車は車道を走るなという風にも聞こえる。個人的には、原付が30km/hってのは危険だと思うけど、原付を125ccにするというのは、不要だとも思う。

 1人乗りのコミューターで、ストップアンドゴーの多い市街地中心なら50ccでも十分であり、その状態で規制速度を緩和させるってのが一番だし、最低排気量の50ccで十分ということで、それを世界標準に提案する方が自然ではないか?
 しかし、仮に原付が50km/hとか60km/h制限になったとすれば、車道通行が強要される自転車との速度差は更に大きく危なくもなる。その危険回避のために車道内に自転車レーンって話もあるが、どこまで可能か?現状の道路整備では、自転車・原付レーンというのが存在し、原付バイクと自転車が混走する場所もあるが、その曖昧な存在の扱いがとても難しい。

 少なくとも、自転車が車道側となると、自転車と原付の混走も危険であり、原付の規制速度を緩和して原付を自動車レーンに追いやる必要もあるだろう。自転車レーンを確保して、自動車車線を減らすと、自動車と原付が混走するが、その速度差がそのままでは新たな問題も起きそう。

 この辺りの調整が結構難しそうである。原付ユーザーも結構勝手な運転が多い。多分、自転車レーンが出来たら、そこを豪快に走りそうだし、一般の単車も原付レーンを平気な顔して走ってる。自分が車道で車の後で渋滞に付き合っていると、時折、不思議そうな顔で見られる事もあるけど、普通に規則通りに運転する方が少数派ってのが実態であり、或る意味、実態と規則がかけ離れすぎた現状にも目を向ける必要があるだろう。

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