もっと円高!金利高!が良いのでは?
先週末から今週月曜の昼迄の話だが、相変わらず円高傾向だ。
しかし、微妙に1ドル102円を突破しない。101円台に入るのに躊躇しているように見える。(実際は月曜の夕方には突破したけど、、、)勝手な事言って申し訳ないが、サッサと100円も切ってしまえと思うのだが、、、、。
勿論、輸出関連企業云々の業績にも悪い影響の方が大きいし、原材料費高騰による物価上昇も家計を直撃?するかもしれないし、山場を迎える春闘の賃上げ交渉にもよい影響は無い。
しかし、今の為替水準、金利水準は、素人考えだが、どうみても違和感ありである。もっと円高、そして金利は今の10倍くらいは高くないと嘘だろう。そういう状態で成立する社会構造こそが必要であり、景気を下支えするというお呪いみたいな説明で、低金利政策、特定輸出産業への一極依存構造を維持する事自体が無理があるのではないだろうか?
国内資源には技術がある!って報道ステーションでは度々言っているけど、そんな技術があるはずの中小企業への融資が裏目にでて石原銀行はヤバイ状態になりつつある。
技術とは競争力があって初めて技術であり、競争力の無いのは技術ではない訳であり、競争力がないから融資しても経営が行き詰まるのでは?というのは単純すぎるだろうか?
勿論、円高、金利高になると、勤務先の会社もヤバイかもしれないし、クビになるかもしれないけど、全然OKである。今の硬直した価値観が支配的な社会構造が変わる方が遙かに面白そう。
今の政治から経済、教育に到る様々な問題は、戦後から続いた今の社会の価値観の崩壊というか破綻から生まれたモノのように見える。
先週の教育問題を討論していたNHKの番組でも、何が悪いか?何が必要か?どうすべきか?を熱く議論していたけど、どうも表面的な議論に終始していたように思う。結局、教育の崩壊って言われているのも、戦後社会の価値観の上に成立した教育手順の破綻を意味しているだけのように思う。
今の社会の価値観は、全てを金額で評価し、手順よりも結果を重んじる即効性重視という部分も多く含んでおり、こういった考えが、様々な問題の温床となっているように見える。
| 固定リンク
コメント