収集癖は病気です。
無駄遣いが大好きである。結構、ツボに嵌ると一気に買い物、纏めて買い物、同じモノを複数買い物、、、、、悪い癖である。特に、ツボに嵌るとバカな行動に走ってしまう。そのツボっていうのが、滅茶苦茶単純である。我ながらアホである。ツボっていうのは、例えば、売り場に残った最後の一個の商品を見ると、商品を買わなければならないという気持ちになってしまう。勿論、全く不要なモノなら衝動は治まらないが、気持ちの奥に残っていたモノなんかの場合では、もうダメである。
最後の一個というのに弱い性格は、限定販売品にも弱い。更には、製造終了品とかデッドストックという言葉にも滅茶苦茶弱いのである。ワンオフ、特注、、、、そういうのは、冷静に考えれば売り手が売るための常套手段の宣伝なのは理解しているけど、それでも戦略に軽く乗ってしまうのである。
そういうのも単車とか自転車のような趣味性の高い分野ならいざ知らず、進化のスピードが速く新しいモノ程高性能といってよいようなデジタル製品、例えば、パソコンやデジタルカメラでも、古いモノがグッと来る事が多い。こうなってくると、完全にバカである。
単車なら、80年代の2ストレプリカという括りに拘れば現行機種が無いので言い訳の一つにもなる(単車は例によって2ストの小さいのから大きいのまで、Vツインミドルクラスを二台、シングル1台等々で実働が計9台。)。自転車でもレイノルズ531パイプをラグで結んだWレバー仕様のロードが好きだったり、小径ならH型フレームを特に選り好んだりするのは、まぁ、性能重視ではなく味を重視しているから判らないではない。それで結果は、西DAHON、オ・モイヨWW、スピママGTR、ラングスターTT、531ロードと5台あるところにルイガノのMVFで計6台。
しかし、パソコンなんかは使っている時に機能の味がどうこう言う製品ではない。よって、今使うなら間違いなく現行の最新機種が安くて速くて高性能なのだが、何故だかXeonのDualにRIMMの2GB構成+LVD SCSI I/FのHDDに拘ってみたり、Coppermine 1GHz Dualに拘ってみたりする。酷い機種になると未だにPC98が存在し、意味もなくHDD容量制限の解除+K6-III400MHz化で無意味に投資したりしてる(例によってPCはPIIIのDualマシン、XeonのDualマシンを中心に4台)。
デジタルカメラにしてもそうだ。新しい機種程多機能軽量コンパクトで超高画素でトレンディ?って感じだが、何故か不自由な古い機種の方が楽しく感じてしまうのである。特に古いデジカメなんぞ世間的には商品価値ゼロなんだろう。それが悪のり購入の元凶だ。1000円以下なら買ってしまえ!というノリ。言い訳すれば、以前使っていたFinepixA202だが、非常に気に入っていたのだが、カレンダー電源不調の修理が7000~9000円コース。で、ネットでの取引相場が2000円以下、昔ならDS-30が相場3000円の時代に修理代が15000円とか、、、。となると、修理は有り得ない。なら、予備機キープが安心。でも、カレンダー電源不調はFujiの悪癖なら中古にも同じ症状か?で、廃却となるのだが、調べる限り機能的な致命的欠陥がなくて、相場が激安(1000円以下)で、性能的には大変満足(自分の好みに合う)して、加えて、流通数が非常に少なくてって条件を満たすと、最低でも4台程度は確保したくなるのである。(前例機種としてはSANYO DSC-V100、今ならOLYMPUS CAMEDIA C-120、日立MAXELL WS30Slim)
勿論、安いからといって全数複数購入ってのはしない。自分的に使用頻度の低い機種は単数保有でしかない。但し、新品で買った機種でも、中古で相場が安いとか、今売っても金にならないのなら置いておこうということで増殖しまくりで、結果、ゴミカメラが堆積し、E-100RS(10000円)、C-730UZ(新品を発売当時に購入)、C-120×4(約850円/台)、GV-20(12000円)、WS30(300円)、WS30Slim×4(約1000円/台)、DS-10×2(500円)、ix-20(200円)、Largan Chameleon(1000円)、AVMC211(1500円)、Caplio RR211(2000円)で18台
要は似たようなモノをつい、集めてしまうのである。考えてみれば大バカ野郎である。手元に無い機種も相当にあり、QV-770、QV-7000SX、DSC-V100、DSC-X200、Finepix A101/A202、i-mega iNC130、DSC-R1、DS-30、C-420L等々である。
ただし、言い訳でしかないけど、デジタルカメラについては自分の中で、性能的に求める水準が5年前のレベルで満足と決定しており、寧ろ、当時レベル以上は要らないという決まり事?があるので、こんな状態となっている。
なんていうかなぁ、工業製品が大好きだが、あまりにも激しいハイテクとか、高機能、高性能、超緻密で電子デバイス花盛りっては生理的に受け付けないのだが、そんな事を言うと、進化が激しく進んだ機械に魅力を感じないし、寧ろ不愉快な気持ちを持つ。それ故、進歩の過程で自分のレベル?と丁度イイ感じのモノが絶版となったりしていると大量捕獲行動に出てしまうのである。
ふと、考えると、我が家の娘も似たようなところがある。マズイ感じである。これは、一種の病気といってもよい状態。
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コメント
こんばんは!
コメント、有り難う御座います。
ホンマ、同じですね(笑)
自分は、固定焦点低画素機オタク状態ですが、、、
投稿: 壱源 | 2008年4月 3日 (木) 23時23分
お、俺と一緒や。。
毎週2台づつデジカメが増えて
今年から集めだしたのに
もう25台。。病気です、、
投稿: clkおやっちゃん | 2008年4月 3日 (木) 21時12分