高学歴志向!?
最近の子育て母さんは、子供の教育に熱心なんだそうだ。
何でも、90年代の学力低下を反省して、良い大学に入れるように教育熱心だという。
さて、自分もこれから成長する子供を抱えているのだが、正直、勉強はどっちでも良いかなぁと思っている。自分が子供の頃を思い返すと、勉強!勉強!って言われて良い気はしなかったし、自分が嫌だと思った事を自分の遺伝子を継いだ子供が好んでやるとは思えない。
よって、勉強は、したければすれば良い程度にしか考えていないのである。
激しく無責任かも知れないが、確実に自分より長生きだし、最後を見届ける事も不可能。親子とは言え、結局は別の個性であり、子供の人生は子供が決めて歩んでいくのが良いのかなぁ?と思っている。
同期、同級生、友人を見渡すと、やはり同世代の子供を抱える親が多いけど、皆、結構、教育熱心だが、俺的には、どうでも良いのである。
勉強したければ、すればよいし。嫌なら辞めれば良い。そんなモンである。
敢えて願うとすれば、成人した段階で、自分で一番好きなモノ、ジャンルを見つけて欲しい事くらい。そう、生涯の生き甲斐を見つけてくれれば、それで良いのである。
因みに、自分自身、塾講師経験、塾の運営経験があるけど、勉強を教えるという考えで子供達に接した事は無い。教える事はもっと別の事。科目の内容なんてクソ食らえである。何を教えるか?勉強の意味は何か?っていうのを各世代に判りやすく伝えるのがテーマであり、それで金を取っていたので、自分の子供にも、勉強とは別のモノを伝えるつもりである。
こういうのは甘過ぎかも知れないが、少なくとも、良い学校出て、良い経歴を持つモノが優秀か?というと、そうではない現実があるのも事実であり、良い学校を出れば良い人生が歩めるっていうのが幻想であり、それが幻想である事を気付かない親が多すぎるのが、表題の現象を呼んでいるように見える。
少なくとも、親自身が歩めなかった事を我が子に期待するのはナンセンスであり、自分が子供時代に望んでいた事、満足していた事を伝える事の方が重要である。
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