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2008年3月27日 (木)

序列?の逆転

 昨日の話だが、Mr.Bikeって単車の雑紙を読んでいて見つけた記事。
 単車乗りが見た自転車乗りに対する不満、不平の記事。或る部分には賛同し、或る部分には???と思う部分もあったのだが、原動機を搭載した最小区分に属する原付と、普通自転車の扱いの差について。

 原付は、制限速度30km/h、歩道走行は当然禁止、車線数に応じた二段階右折、、、、に対して自転車は、制限速度は60km/h、歩道走行は許可区分有り、全ての道路で二段階右折って決まり事って、雑紙には紹介されていた。
そして、パナソニックが発表した電動アシストのチタンフレームの自転車では24km/h迄は豪快にアシストするという記事も掲載されており、自転車と原付の速度差が実質6km/hにまで縮まり、下手すれば、許可速度が逆転する事態もありうる云々が記事になっている。

 そんな現況説明の記事には実態から受けた感想も記事になっており、そこには決められたルールが上述の如く、あるにも拘わらず、ユーザーは殆ど無視している事に対する不満が単車乗りの視線から書かれている。

 確かに単車に乗っていて、突然歩道から車道に現れる自転車に驚いたり、大きな交差点で普通自動車の後を追走するようなロードバイクの姿に違和感を感じたりという状況は、自分自身も目撃する事があるのも事実であり、これって、自転車が原動機付き自転車以上の存在として黙認されているようにも見える。

 しかし、この実態は、自転車という曖昧さが、取り締まりにくさに繋がり、野放しになっていたがための状況である。この野放し状況が、今春の道交法改正に伴う取り締まり強化で、どのように変化するか?が非常に関心があるところだ。

 車両として交通社会の一員として定義されるとして、心配なのは、原動機が付けば、事細かな制約、保安基準等々によって競技車両の公道使用は認められないが、下手すれば、そういうモノ、装備が公道使用の自転車から排除される可能性も無いとは言えない。

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