跨ると、、、、
あんまり関係ないかも知れないが、単車や自転車のように跨る乗り物ってのは、乗り手の気分を攻撃的、戦闘的にするのか?或いは、運転操作を急かしたり、意味不明の闘争心を煽ったりするものなのだろうか?
勝った負けたの話を聞くのは四輪もあるけど、殆どが二輪車で単車、自転車が多い。ショップの類の常連さんの話題でも、その話の大きな柱には『速さ』に拘るネタもデフォルトである。街で見かける運転風景からネットで当サイト、ブログに検索で辿り着く方々を見ても、『速さ』に拘るフレーズで辿り着く方が多い。
負けず嫌いって言葉は良く聞くけれど、勉強での負けず嫌い、技能での負けず嫌いよりも、二輪車ネタでの負けず嫌いの方が遙かに聞く頻度が高いのは興味深いところだが、二輪車とそれ以外の大きな違いっていうのは、二輪車の跨るという姿勢が大きく効いているのだろうか?
ふと考えたくだらない事だ。
しかし、二輪車(単車、自転車)で負けず嫌い、速さに拘るって場合は、案外、他のジャンルに較べて難易度が高いもののように思う。結構複雑な機械を操作するし、その機械の設定の自由度も高く、ベストを探るのは容易ではない。更に、機械の機能を知らなければ目的に併せた操作も難しいし、操作自体も高い技能レベル(慣れ、運動神経)を要求する。
普通に受験勉強の方が遙かに簡単だし、道具を使わない操作の方がダイレクトに身体が覚えやすい。高度な機械を介在させて扱うってのは難易度は非常に高いもの。
多くの人が攻撃性、優位性を感じたいジャンルであるが、直感的には一番難易度が高いジャンルでもある。跨るという本能的行為から攻撃性を持ちやすいのか?或いは、難易度が高いが故に好奇心を煽り、優位を誇示したのか?まぁ、前者の本能的な要素による部分が多そう。しかし、その欲求を満たすバックボーンっていうのは一朝一夕では手に入らないもの。そんな気がするのである。
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