700Cは道具、小径は玩具
勝手なイメージだが表題の如く思っている。
フルサイズ700Cは道具という印象。それに対し、小径車は玩具である。道具である以前に、オモチャ的要素、趣味的要素、オタク的要素が強い。
此処で言う道具っていうのは、スポーツの道具って意味だ。勿論、実用品としての道具として捉えたならば、フルサイズが実用品とは成り得ずに、小径車は実用品として成立すると思っている。
自分の中では、小径車は基本は実用品であり、それに加えてスポーツは目的とせずに、所謂、ミニチュア玩具であったり、オモチャであったりするのである。
勿論、スポーツツールに非ずの、LOOK車と似たような玩具であっても、決して走らないとは言っていない。それなりに、走ろうと思えば、乗り手が満足できるレベルの動力性能は出ると思う。
何故に、そんな事を書くか?っていうと、自分の持っている自転車を眺めると、フルサイズの自転車にはスタンドなんぞ付ける気は毛頭無いのだが、小径車の場合は、スタンドは必須だと思うのだが、その思いの差違は、多分、使う状況を無意識に区別しているからだと思う。
でも、スポーツのための道具でなくっても、乗り手が自分という条件で、いつものコースを走って最速なのは小径のクソ重いオ・モイヨWWなのが面白いところ。
本日、距離11kmを15分20秒で走行。強烈な追い風もあるけど、似たような条件は、ラングスターや531ロードでも遭遇した事があるのだけど、今日は55km/hオーバーで走る状況が結構多く、信号も殆どスルーであり、チョットビックリである。
世間では、小径=オモチャ、オモチャ=遅い、よって、小径=遅い!って方程式があるようだけど、自分の世界では小径はオモチャであっても、状況によっては良く走るとも思う。少なくとも、自分レベルが乗る範疇では、オモチャでさえ機械の能力を発揮しているとは言い難い。
やっぱり、SORAで十分、ハイテンで十分、ジーンズで十分とも思うのである。(ブランド名、材質名、装備名を出したのは喩え話。自分のような素人如きがスペックに拘るのは無意味と言う事。)それ故に、結局、気軽な遊びで自転車趣味と付き合っているんで、フルサイズ700Cよりも肩の力が抜ける小径の方が好みでもある。所詮オモチャ、所詮玩具、そう考えると小径車の方が気持ちの中で余裕が多いのも確かである。
自転車に乗ったら、如何に速くとか、何処までも遠くへ!って気合いが抜ける小径は、日常の時間の隙間を利用して楽しむには最高である。日曜休日の時間の合間1時間を利用して遊ぶって状況を考えると、フルサイズ700Cで踏む!っていうよりも、小径車でチョットお出かけって状況の方が自転車に乗ろうという気が増えると思うのである。
| 固定リンク
コメント