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2008年4月18日 (金)

面接終わった。

 今日は面接で半日潰れてしまった。
 リクルートする側の企業は、自社開発、研究開発、独創性・・・・といった煌びやかな言葉を並べ学生を募っている。

 一方で、受験する側の学生も、何故だか知らないが、口を揃えて研究開発希望という。しかし、学生側にも、その土壌を兼ね備えた学生ばかりか?というと、必ずしもそうでないのが現実である。

 煌びやかな宣伝で人を集め、職種の印象だけで応募するという実態。
 研究という言葉について言うならば、企業側の研究という意味は、新型(発展機種、マイナーチェンジ、サイズアップ、サイズダウンを含む)機種をラインナップするという所だが、学生側の研究という意味は、もう少し原理的な論理とか方法論を見つけるという所で、認識がずれている。
 学生の望む研究体制は整っていないし、企業側は机上の研究に価値を見出さないというジレンマがあるのだが、その辺がすれ違いのままである。

 そういう状況での採用活動、新人研修が毎年続いているのだが、少なくとも、どっちが正しいというものではないが、少なくとも、企業側から応募を募る会社説明の場では、実態に即したレベルというか内容、方法論を説明する優しさが必要ではないだろうか?

 錯覚したままに就職を決断し、何年か後に後悔させるのは気の毒。企業側が、学生側の虚勢に騙されて採用する場合は、最終的には雇用者、被雇用者の関係で、企業側の受けるダメージは極小だが、学生側から見れば一生の問題。そんな事を考えながら面接官を勤めたが、学生によっては『出直して来い!』と言わざるを得ないような人も結構居る。

 まぁ、世の中、騙し、騙されの騙し合いであり、それを承知で生きるというのが自然の姿。あんまり、過度に考えすぎるのもNGだろう。

 最近思うのは、やはり、他人の人生に干渉するのは避けたいという気持ち。面接官は、もう卒業しても良いのではないかなぁ、、、、。

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