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2008年4月26日 (土)

コアテクノロジーの必要性

 本日土曜日は何故か普通出勤日。
 そして、午後から夜にかけては管理職会議。会議の内容は、各本部の月例報告、各支店支店長による営業月例報告があり、最後が経営者の意見発表である。

 そんな中での話題だが、勤務先の製品市場における世界が注目している製品分野だが、主力製品とは異なるモノに取り組んでいる状況の説明があった。

 この新規事業製品は、環境関連の技術であり、その機能を得るには、いくつかのコア技術が必要であり、パッケージシステムとしては、新しいコア技術+従来機械で成立するものである。
 この1システムが価格的には億単位の契約金額になるのだが、金額が高額になるのは、新しいコア技術による製品の製造費用+ロイヤリティが多くを占め、脇を固める従来機械には多くが割かれている訳ではない。

 こういうシステムの旨味は、コア技術を有しているか否か?であり、開発から市場化に到るまで主導権はコア技術の開発者次第なのである。

 そういう状態で、勤務先企業は、そのシステムの取り纏めを狙っているのが現状だが、そのシステム内において直接的に利益が計算できるのは従来機械の販売による訳だ。
 そして、従来機械は、その機械分野においてトップシェアを有しているので、そのシステムのサプライヤーグループの一つとして立ち入ろうが入るまいが、機械の販売は期待できる状況にある。

 この状況を考えれば、システムの取り纏めを行ってもコアテクノロジーが無ければ機械販売に留まる訳であり、その取り纏めによるカタログ記載が実現できても、その取り纏めのコストに見合う利益を生むとは思えないというのが正直な感想だ。

 この新規市場に参入しようとする企業グループの商品群を見ると、そのシステムを構成する要素は、何にしても単独では成立しないモノばかり。但し、コアを担うシステムを組み合わせる事で可能性があるか?という状況だ。こういう状況では、ある一つのシステムとしての販売権を得るよりも、システムを構成するコアテクノロジーを従来機械に負荷させる新しい要素機械を作るのが良いと思うのだが、、、、頭の中には、勤務先の主力製品に簡単(といっても工夫が必要だが、、、)なデバイスを加えることで、システムが要求する機能の一部(コアの一部)を達成出来るモノがあるし、基礎試験で結果も出ている。
 こういう考え方で進める方が企業として、資質、規模を考えれば得策だと思うところ。

 まぁ、最近記事にしている先行待機運転ポンプの究極のコアシステムである無注水軸受も開発したが、なによりも必要なのはコアシステムであるのは間違い無いところ。
 そして、それが売りになるのは、他者の真似でなくオリジナリティー有っての事。それが無ければ権利にも為らない。主導権も握れない。コアの無い見せかけだけの商売では、旨味は生まれない。そんなモノである。

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