ゼロブーム?
金曜日のニュースで目を惹いたのが、メタボ対策、ダイエットブーム?のせいか、『カロリーゼロ』、『カロリーオフ』を謳った商品が人気という。
確かに、テレビコマーシャルを見ると、糖質ゼロとか、ゼロカロリーでも旨いとか、、、、そんなコマーシャルフレーズを沢山見掛ける。
確かに、摂取カロリーを制限すると痩せるのかもしれないが、ふと考えたのは、メタボリックシンドロームって事。生活習慣病と呼ばれているけど、もう一方の呼び名としては、代謝異常症候群である。
代謝っていうと、エネルギーの出入りを活発化するということ。別に摂取エネルギーを極限迄減らすっていうのとは全く別の意味ではないか?ということ。
そう、代謝異常な状態を改善するには、代謝を活発化するということであり、沢山摂取、激しく消費というライフスタイルで体内からみた物質の出入りを活発化させる事では無いのだろうか?
そうすれば、カロリーオフとかゼロカロリーっていうのは、身体に代謝を行わせないということで、単純に、物質収支的に支出量を相対的に増やす事で痩せるということにしか効果が無いのでは無いだろうか?
しっかり食って、しっかり動くという形で初めて代謝改善するのが道理である。つまり、エネルギー摂取を抑えると、動く事が出来ない。そして、エネルギー摂取=食行動においての楽しみ、つまり、美味しいモノを食べるという意識よりも、空腹感を改善するということで食行動を行うのは、虚しさを感じるのは俺だけだろうか?
カロリーなんぞ気にせずに、旨いモノをしっかり食って、動き回るって方法を推奨することこそが、代謝異常症候群からの脱却の正攻法のように思う。
こってり濃厚ラーメンは旨いし、濃い味タレで食べる焼き肉も最高だ。フライドチキンも唐揚げも欠かせない。風呂上がりのコーラフロートも大好きだし、今なら苺ショートも旬でグッド。トンカツもしっかり食いたいし、ハンバーグも豆腐ハンバーグで無しに、しっかりお肉のハンバーグが一番だ。飯を抜くのもナンセンス。しっかり食って、普通の食事で満腹感を得る。そして生活の節目には家族でデザートを食って楽しむ。そういう食生活は人生を楽しくするのに絶対必要だ。
こういうのを食っても、それ以上に消費すれば無問題。ガンガンに動く事で、次にガンガンに食える。所詮ダイエット如きに人間の三大欲求の一つである食欲を犠牲にするなんて、絶対にナンセンスである。
自身、食行動の元である食欲を抑制して痩せるくらいなら、デブっている方が遙かに健全だと思う。身体の健全性以前に精神の健全性を保つことが先決なのである。
| 固定リンク
コメント