WC-SiCコンポジット
表題の焼結体が作成されたらしい。
http://www.akita-iri.pref.akita.jp/009000/009300/20060222WC.pdf
にネタがあるのだが、このサイトをよく見ると、通電焼結装置によって粉体に電流を流して焼結したとある。このWC系材料は二系統あって、一方は硼素系、一方は珪素系物質によるWC基複合材料のようだ。
実際に電話を掛けて研究員の方と話をしてみたところ。
目的は、同系の材料故に、今後増え続ける需要に対して生産が追い切れなくなる可能性を考えて、一部を外部調達に切り替えれないかを考えての事だが、残念ながら、今のところはφ20mmの試験片レベルということのようだ。
それにしても、似たような事を考える人もいるものだと関心したところ。実際の研究担当者の方によると、この材料を市場化する際には、どういう用途開発が必要か?ということで悩んでおられる様子。
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