ダビング10、振り出しに戻る。
水曜日の地方紙朝刊の記事。
表題の如く、6月スタート予定のダビング10開始が期限が定まらないままの延期となった模様。メーカー側からは対応録画機器の販売もされているけど、配信メディアが対応されないと機能しないと言う事で、この先どうなるか?全く不透明な状況。
メーカー側、著作側双方の主張があって折り合えない事が延期の理由だが、結局は補償金を乗せる際の乗せ方に双方の主張があり、結局というか、消費者置き去りの議論に終始している様子。
可搬メディアに対する補償金で済みとするメーカー側と、内蔵HDDにも補償金を乗せるとする著作側の議論の応酬だが、メディアという形態は時代と共に変遷するものであり、こういう議論自体が的はずれな感じがするのは安易な考えだろうか?
完全に等価複写が可能なデジタル複写は認めないで、複写に伴い劣化が必ず入るアナログ複写は容認するというのが、著作的にも理に適っていると思うのは自分だけだろうか?
この問題が解決するには、今の複写対象機器での議論で物別れするようだと、相当な長い年数が掛かるような気がするところだ。
| 固定リンク
コメント