好景気?
景気が良い状態が長く持続しているらしい。
しかし、身近なところでは生活必需品の価格上昇(食品、燃料代・・・)が生活を圧迫して庶民の生活は決して楽ではない状況。確かに、製造業内では旺盛な需要に支えられて仕事量を数年先迄抱えているのも現実で、目先の仕事を消化するのに精一杯という状況もある。
庶民の感じ方は別として、兎に角、社会としての生産活動が旺盛なのは間違い無く、それ故に、モノや金が循環しているのも事実である。
しかし、そのような活発な状況でも、世界規模で見れば商品価格の上昇は凄まじい状況。更に、不思議に思うのは、原料、材料価格の高騰は防ぎようがないのだが、これを加工して得た工業製品等の価格は原料価格の高騰に比較すると圧縮されている様子が否めない。
結果として、資源も持つモノ、持たざるモノの力関係を見ると、持つモノの方が強いという状況に見える訳であり、持たざるモノが一定の力を維持し続けるには、付加価値を如何に高めるか?が重要となってくる。
果たして、今の状況の結末はどうなるのであろうか?このまま、輸入品の高騰が続き、円安が継続していった場合の暮らしはどうなるんだろう?
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