地震被害者救済サイクリング
チョット古いニュースだが、木曜日の地方新聞に表題の活動を行う人が紹介されていた。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200805140235.html
だが、地震といっても今の四川大地震でなく、スマトラ沖地震が対象だったそうだ。まぁ、出発が4月に沖縄からで、ゴールの北海道が7月なんで、企画段階では四川大地震は起きていない。
内容的には、『へぇ~っ』って以上の話は無いのだが、視線が止まった理由は、このサイクリングを行う方の1人の名前が、アームストロングさんってところ。ということで、つい反応した訳だ。
それはさておき、今回発生した四川省の大地震。時間の経過と共に被害が拡大している模様。チョット前はミャンマーでのサイクロン被害も甚大。被害者、被災者数は数百万人規模。被害の拡大要因は自然災害が一番だdが、ミャンマーの場合は、軍事政権下における様々な対応の不手際があったり、中国の場合は、報道全てを信用する訳にはいかないが、公共工事における腐敗で生じた『おから工事』での学校倒壊の多発等々があり、被害の拡大要因には、何れも人災的な要因を含んでいる。
被害者救済、災害対策、災害予防・・・・とあるけれど、一番大切なのは、社会のモラルのようだ。メンツ、利権による判断の迷いがあれば、すべき事の優先順位が狂い、結果、被害が拡大する。
これは、災害対策に対する国家の姿勢に限らず、日本国内で露わになっている様々な偽装、不適切な処置等々にも言える事。
そう思うと、この被害者救済サイクリングってのも、集めた募金を救援先で、どのように活用するか?その辺をハッキリ、しっかりとしないと、結局は、募金活動を行ったり、それに募金した人の善意というのが、必要としている人に伝わらない事態になるのだろう。
| 固定リンク
コメント