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2008年5月29日 (木)

インフレ対策は?

 原油価格の高騰が止まらない。ガソリン代もリッター170円を超えるのでは?と危惧されている。
 価格の高騰は、石油製品に限らず、他の鉱物資源から食料に到る迄、あらゆる品目で見られる事態となっている。

 そんな中、経済界っていうのは、円高を異様に嫌っているし、財政政策も円高抑止に一生懸命である。

 でも、ふと思うのである。

 今のような異様な低金利政策を取るがために、諸外国との金利差による為替レートへの影響が課題に出て今のような状況を作っているのではないか?という事を、、、、

 今の1ドル103円というレートっていっても、ドルに対してのみ円高気味というだけで、他の通貨に対して弱い状態でありながら、今の状態を円高と叫ぶ考え方自体がナンセンスではないかと、、、、、

 で、素人考えだが、低金利政策なんぞ止めて、1ドル50円、あわよくば30円程度まで円高ではダメなのか?っていうことだ。仮に1ドルが30円となると、輸入品の価格は1/3以下に圧縮される訳だ。

 大前提として資源の無い日本は、資源を輸入に頼るというのが基本構造であり、資源を外国から購入しまくるには絶対的に強い通貨が必要ではないか?というのが率直な感想である。

 多くの輸出関連企業が円高を嫌っているようだが、円が高いという判断で競争力を牛な様な商品を作る事が企業存続の条件となっている事自体がナンセンスでは無いだろうか?理想論と言えなくもないが、日本でしか作れないモノ、或いは、そういう需要にマーケットを誘導する事が出来れば、価格が高くても売れるっていうのは、原油価格が高くても消費国が買っているという状態と同じ事であり、そういう産業形態に変遷させるべき時期に来ていると思うのである。

 他国で真似の出来ないモノを作れる企業のみが生き残れるというか、そういうモノを作れる企業のみが日本で存続可能というのが基本であり、日本で事業を行うための必須条件として圧倒的な競争力という認識で、企業体質(技術開発、マーケット創世)を変革する事が必要なのではないだろうか?こういう事こそが構造改革ではないだろうか?

 円安で成り立つ輸出産業という事自体が、既に競争力の無い裏返しであり、単価の高い商品を生むような、単価の高い労働を行うという個人の意識改革と併せて必要な時期に来ているように思うのである。

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