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2008年5月11日 (日)

プレスベンチ改造しようか?

 最近は、少々日々の運動がマンネリ化?してきたかも、、、っていうことで、昨日から初心に帰り?、各運動をじっくりと負荷を長時間掛けるような形で行ってみた。

 まぁ、初心に帰るというよりも、基本に帰るということ、原理に忠実にって言う事。具体的には、サーキットトレーニングの要素運動の動作に節度を付けて、反動を排除して、各部に負荷がしっかり乗るようにという考え方の動作を心掛けているってところ。

 例えば、スクワットにしても、フルボトムさせた状態を一気に通過するでなく、ボトム状態で0.5~1秒程度保持を入れると言う事であったり、プレスベンチにおいてもリフト状態で1~2秒程度保持を入れるという事である。

 これを行うと、翌日は筋肉が張っているのが判る。今迄は、5要素を10セットで50分程度で行っていたのを、開始当初と同じく、同じセット数で70分程度掛けて行ってみると、実質的な運動時間が20分間延びた以上に負荷が掛かっているのが判る。

 で、その中でも特に負荷を感じた運動がプレスベンチを使ったベンチプレス運動である。

 ところで、そのベンチプレスだが、当初(15年前)は、週に1~2回程、スポーツセンターに通い、そこでフリーウェイトのベンチプレスを行っていた。このベンチプレスは、スポーツセンター併設のプールで30~40分泳いだ後に行っていたのだが、子供が生まれてからは、スポーツセンター通いが週に1回となり、その1回は60~70分の水泳に充てており、ベンチプレスは、スポーツセンターに通う際に同行人が居る場合だけになっている。
 しかし、折角付けた大胸筋を保つ事も必要ということで、家庭にプレスベンチを導入したのが数年前だ。

 プレスベンチとしては、負荷方式としてはフリーウェイト式、ラバーテンション式、油圧式とあり、負荷制御方式としては、各負荷方式毎にレバリッジ式というものが存在する。
 負荷方式毎に説明すると、

 フリーウェイト式は、バーベルウェイトの重量で負荷を変える方法、ラバーテンション式は、負荷をテンションラバーの強さで調整する方法、油圧式は油圧ダンパー抵抗で負荷を与える方法である。この中で一番素直なのが、フリーウェイト式で、バー位置、バー移動速度に関係なしで一定の負荷が得られる。テンション式は、バネ定数に従った負荷でありバー位置(ストローク量)に比例した負荷であり、ラバーが自然長状態では負荷は発生しない。ダンパー式は、ダンパー内のオイル移動抵抗が負荷であり、オイルの移動速度に比例するもの。オイルの移動が無ければ負荷は発生しないために、相当な速度でバーを動かさない限りは負荷は生まれない。
 というモノであり、機能から判断するとフリーウェイト式しか有り得ないのである。

 しかし、負荷が100kg近辺になると、実質100kgのウェイトが必要であり、これを木造家屋に持ち込むのも抵抗があるのが実情であり、家庭で行うとすれば、重量的には30kg以下に抑えたいのがホンネである。レバリッジタイプを用いれば、重量をレバー比に従って減らす事が出来るけど、それでも1/2程度であり、100kgならウエイトで50kg迄が限界。となると、ベンチ台の重量も合わせれば、結局は100kgに迫る器具重量となる訳であり、やっぱり厳しいのである。

 このような状況で、当初は最も普及している油圧ダンパー式を用いたけど、保持状態で負荷を得る事が出来ないのは最大の欠点であり、運動時間の割に負荷が掛からないのが時間の無駄。ということで、油圧ダンパー式は使用後1ヶ月もしない内に、タイヤチューブバンドを用いたラバーテンション負荷を加えて使っていたのだが、それでも負荷不足。負荷を与えるために速いストロークを行っているとダンパーがヌケヌケとなり廃却に到った。
 で、次というか今は、ラバーテンション式を導入している。最近はラバーテンション式の負荷が身体を壊す?って評判から見掛ける事は無いけれど、ストローク量に比例するという構造は、リフト保持で負荷が継続できるというメリットが大きく、ダンパー式よりもはるかに効果的である。しかし、通常のテンション式に付いているテンションラバーは負荷が小さすぎるのがネックであるし、ストローク開始時点では負荷が生まれないのがネック。
 ということで、テンションラバーの変わりにホームセンターで売っている引きバネとUボルトを使い負荷を引きバネテンションに変更し、バーと本体をバネで直接繋ぐという構造を、二輪車のリンク式サスペンションのようにリンクを介してバネで繋ぐという構造に改めて使っている。
 この構造では、バーを僅かに動かした状態で規定負荷が掛かる状態にバネが伸びて、その状態のまま、バーをリフトさせる事が出来るという構造であり、テンション式であっても、ボトムからリフトまで位置、移動速度に寄らず一定の負荷が生まれる。

 この構造は結構気に入っていたのだが、リンク部分が複雑で、耐久性に難があり、更に改造を考えている。
 今度は、リンクを廃し、バネを取り付ける位置を熟慮して、バーストロークが大きくてもスプリングストロークが比較的小さいようにセットし、ストローク開始時での負荷を与えるためには、油圧ダンパーを併用する方法にしようか?と思っている。
 まだ、構造が煮詰まった訳ではないが、家庭で収納可能なコンパクトさを保ち、実質100kg程度の負荷が簡単に掛ける事が出来るプレスベンチを作りたいところだ。

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