何故、そこまで?
って質問を、先日の飲み会で自転車趣味の人から受けた。
って言うのも、今更レースに出る訳でも無いのに、何故に、そこまで運動するのか?という質問だ。
まぁ、運動しているのではなく、自分の運動能力が衰えていない事を確認しているだけといった方が良いかも知れない。
年老いて体力を失うのは生物の掟だが、それに可能な限り抵抗しているだけで、アンチエイジングの実践をしているようなもの。
自分の場合、水泳ならば3kmの距離を50~60分で無休憩で泳げるかどうか?自転車ならばコンディションにもよるけど、白島~可部間を20分前後(追い風参考で15分台、強烈な向かい風でも25分以内)で走りきれるかどうか?を見る事で、自分の心肺機能と体力が維持できているか?を確認しているだけ。
体力確認の尺度でチェックしているのが日常で、納得できる状況を維持するために日々の運動を行っているというのが答えだ。
別に、目標タイムを短縮したいとか、人より速く走りたいとか、泳ぎたいとかは眼中になく、自分の現状(今の現状=15年前の現状)を末永く保ちたいというのが願いで、これが結局、アンチエイジングという事。
答えは、老いたくないから!これが答えである。
というのも、最近の番組では国民病と呼ばれる糖尿病の恐さ、前段階の生活習慣病患者の多さ、その疾患による働き盛り世代の闘病生活を見ると、悲しくなるし、怖くなる。
一方で、長寿国家ということで老人の生活風景を見る事もあるけど、歳を取る程に衰えて身体の自由を失い、眠るように永眠するという風景も見るが、幸せかもしれないが、自分の年齢では、やはり恐いという感情の方が大きい。
老衰によっても、病によっても寿命を迎える直前の姿というのは、やはり生ある者として、受け入れにくいモノ。死にたくないし、老いたくないのである。死ぬのは生物の定めだが、死する瞬間迄パワフルさを保ちたいというのが無理とは判っていても、自分の願いなのだ。それ故に、自分の頭で考えた範囲で、納得できるライフスタイルを維持して、元気を保っていきたいのである。
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