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2008年6月30日 (月)

CRでは重い自転車が実は高性能?

 メインサイトの日記にも書いたのだが、我がロードバイクメイン機であるオ・モイヨWW号だが、このバイク、実は凄く高性能なのだろうか?

 人に言わせれば、玩具バイクだの、スプリングボックの紛い物だとか、あんまり良い評判は聞かないし、ノーマルでは7速しかないのに12.5kgもある重量級モデルである。更に更に、カーボンは勿論、クロモリは愚か、アルミでもない普通のド鉄横折れ折り畳みという剛性も何もない構成であり、まぁ、スペック的には、これより劣るロードバイクを探す事自体がマニアの常識では困難かもしれないのだが、このバイク、案外、高性能かなぁ?と思う事しばしばである。

 っていうのも、今、自分のホームコースでは超軽量のラングスターTTと殆ど交互に乗っているのだけど、ホームコースを走行する時間を見ると、固定シングルのラングスターに劣る事は先ず無いし、どちらかというと、ラングスターよりも短時間に等距離を走る事が出来る。色んなバイクの挑発を受けても、殆ど問題にしない走りも可能だし、色んな走行負荷によっても速度の落ちが少なく、重戦車の如く突き進むのである。
 事実、日曜午後もよく見掛ける高そうなKLEINのフルサイズが路面の荒れ、起伏、風の変化で失速気味だったのとは対照的にオ・モイヨWW号は猪の如く走る事が楽な様子に乗ってる本人が一番驚いたところ。

 他にも、中央森林公園でのラップも5周連続走行でも22分程度なら楽勝だし、1周オンリーならば21分も切れそう。中央森林公園の山岳ワインディング区間もコーナリング性能的になんら不満は無い。以前、西DAHONでしまなみ海道サイクリングで通った峠でのオーバーラン危機一髪って状況には為らない程に旋回性は優れているように感じる。

 重くて強度、剛性も不足しているとマニア的には相手にされない自転車だし、実際の改造ポイントにしても、フロントこそW化していたとしてもアウターリングは所詮48Tでリアトップも11Tという穏やか仕様なんだが、これでも55km/h以上は可能だし、中央森林公園の下り区間では60km/hオーバーも可能な程に引っ張れる。

 案外、このオ・モイヨWW号は、この重さとディメンジョンが思いも寄らぬ高性能を提供してくれているのだろうか?なんで、オ・モイヨWW号は自分の予想以上に走るのか?それがとても不思議に感じる所である。人よりどうのこうの以前に、自分がラングスターTTとか、ルイガノMVF改とか、531ロード、西DAHONに乗って走った時の入力に対する走行感覚と較べると、オ・モイヨWW号から得られる走行感覚は入力以上の出力が得られている感じなのである。
 不思議なモンである。

 案外、ロードバイクっていうのはアベレージを高く保つ乗り物であり、ホイール等回転系は勿論、車体も相応の重量があるオ・モイヨWWは大きな慣性を持っているのが効いているのだろうか?少なくとも、不惑のオッサンが乗って走って速い!って満足が得られるのは或る意味、自転車が凄い訳だ。
 軽さを追求するって事は、入力に対して大きな加速度を得るところであり、加減速の大きな状況で有利であるが、案外、フラットロードを高いアベレージで走るのは苦手なのかもしれない。

 ロードバイクで軽さに拘るっていうのは、長い上り坂や、加減速の大きな状況でこそ有効であり、淡々と高いアベレージを保つという部分ではデメリットの方が大きくなっているのかもしれない。

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団塊ジジイの節句か?ハーレーは

 全てのHD乗りに対してでないが、ここ最近のハーレーブーム、チョイワルオヤジブーム、大型二輪免許解禁で、大人系?単車雑誌、例えばゴーグルなんかでも、大人のための免許取得はエグゼクティブ?とか、大人のファッション?とか、いろんな文言を見る事が多いのだが、こういう奴らは、単車というオモチャを手にしたオヤジのガキンチョでは無いか?と思うことがある。

 まぁ、趣味なんで勝手にすれば良いけど、迷惑の掛からない範囲で勝手にすれば良いと思う。

 っていうのも、日曜に娘とサイクリングに出掛けるのに、自転車通行可歩道をルイガノと娘で走っていたら、カーコンビニ倶楽部の店員と客と思しきオッサンが歩道を豪快に塞ぐようにピカピカのハーレーを止めて、にこやかに煙草を吹かしている。ハーレーにはまっさらのレザーバック類が飾り立ててあり、正にショールームから出てきたような仕様。オーナーっぽいオッサンは、どう見ても単車乗りという風貌でなく、装備も雑誌の通りに決めた!?七五三のようなオヤジである。
 娘の自転車を担いでガードレールを跨いで移動していると、ヘラヘラしながら『何か?』って、、、、で、口を付いて出た言葉が、『オマエ、邪魔!』っていうと、『邪魔ですか?』って返答。娘が居るんでそれ以上は相手にしなかったけど、白髪でメタボ腹のショールームファッションの七五三オヤジ、、、、見た目の格好の前に、頭の格好を整えないと、、、、って思った次第。

 敢えて記事にしたのは、そのオーナーの立ち姿だけなら、七五三の腐れ素人と言うには想像だけの話になるけど、自転車散歩の帰り道に、その目立つハーレーが祇園新道をヨタヨタしながら肩の力が抜けてない素人乗りしている姿を目撃したから、、、、やっぱ、その単車、一台目だろ!?って思いが確信に変わったからである。

 真新しすぎる、カッコイイ単車に乗っても、社会のルールというか、モラルというか、それに気付かずヘラヘラしてるようじゃ、格好悪いぞ!っていうのが言いたい事である。

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2008年6月29日 (日)

自転車は体育会系?文化系?

 金曜日の水泳、今は地元SCである広島ビッグウェーブに出掛けている。何たって50mプールであり快適さ抜群だからだ。
 ところで、自転車屋さんも三週間前から一緒に泳いでる。泳いでいる最中は黙々と泳いでいるけど、泳いだ後にロビーでアイスクリームを食いながら談笑して帰宅というパターン。

 そんな中での話、興味深い話を二つ。

 一つはタイトルとは無関係の話。とあるお客さんが高級ロードを購入されたそうだ。で、そのロード購入前に他の自転車で使っていたビンディングペダルを街乗り車両に移植して使っていたところ、バランスを崩して転倒、足の開放が上手くいかなかったのだろうか?結果、手を地面について何と手を骨折したそうだ。
 ビンディングペダルを街乗りで使う事に対する警笛を以前からしていた当ブログが危惧していた事態が実際に起こっている。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/02/post_90f4.html

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/05/post_f388.html

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/05/post_71b2.html

に書いたように、ビンディングは安全装備では無い。ショップによっては素人に迄も薦めるようだがナンセンス。ビンディングが高ケイデンスのために必須という考え方自体が誤りだと思うし、フラットペダルで回せる人がビンディングを使って初めて有効であり、ビンディングが無いと回せない人は基本的に間違っているのでは?
更に、安全第一の公道においては、転倒リスクを抱える装備を正当化する事自体ナンセンスであり、薦めるショップがあるとすればモラル違反だ。

 もう一つの話が、本題。とあるお客さんで実業団の他のスポーツ選手で筋肉団子?のようなイイからだをされている方が廉価なロードバイクを購入されたそうだ。ふと思ったのは、こういう人が手強いのである。
 思い起こせば、自転車が(小学校、中学校)昔から好きという奴にしろ、最近好きになった奴にしろ、結構多いのが、他のスポーツの運動経験が無い奴が多いって事。特に、幼少期から自転車が好きな奴ってのは、自転車だけが好きって奴が多く、殆どの場合で、他の運動は驚く程苦手で運動音痴な奴が多いってこと。
 運動が苦手だけど、漠然と速さに憧れており、結果、機材に関心がいってオタク度、マニア度が高まるってパターン。これは、中年期以降に嵌る人と同じ精神構造。
 運動が苦手、鍛えていない、運動趣味な人に較べると体力は著しく劣るってパターンが自転車乗りの大多数を占めている。
 確かに、自転車競技という括りで中学、高校生活を過ごしてきた連中は別格だと思うけど、そういう存在は極めて稀。殆どが、メカ的魅力やアトラクション的動作に魅力を感じていた文化系的な人ばかり。行ってみれば、スポーツマンに憧れるオタク君の文系趣味ということ。

 だから、紹介したような実業団クラスの運動選手が自転車に乗ると、いとも簡単に圧倒的なパフォーマンスを発揮するのでは?と思うところ。変な個理屈、講釈、拘りを超越する体力の持ち主である。雑誌やカタログレベルの知識を収集した程度のマニアの個理屈や拘りや偏見で理解出来る程、自転車って機械と機能は単純で無いのが事実であり、そんな戯れ言なんぞ無意味であり、そういう意味では種目を問わず鍛えた肉体の持ち主の方が絶対的に優れているのは明白なのである。

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2008年6月28日 (土)

チャレンジ!最高ケイデンス

 全く意味無い事だけど、表題の如く、高ケイデンスにチャレンジしてみたくなって、昨日から自転車日記を付けることにした。

 ケイデンスっていうと、クランクの一分間の回転数の事。最近は90rpm崇拝が為されているけど、その根拠に行き着く事は難しい。

 まぁ、そんな理由はさておき、クランクシャフトを回して仕事するんで、何処まで回るか?を試したくなったのが思い付きである。速度を出すではない。兎に角、回してみるということ。

 因みに、コレまでケイデンスに対する意識はあんまり無い。ただし、常用回転域っていうのは決まっている様子。

 ラングスターTTでCR走行する場合は、基本110~120rpm程度、最高ケイデンスで170rpm弱ってところ。オ・モイヨWWでコースアタックする場合は、48T×11Tで150rpmオーバーというところ。スピママで昼ポタする時が95rpm程度、531ロードでも基本は100~110rpmってところ。まぁ、自然に無意識に楽に漕いでいる状態っていうのは115rpmくらいかなぁ?って思うのだが、そんな常用回転域とは別に、最高回転数で幾らまで尻が跳ねずに追随できるか?に関心を持ったのである。

 で、初日の木曜日は60分弱のローラー台で10分間隔でケイデンスアタックを行ったけど、最高が198rpmってところ。先日のケイデンスアタックでは193rpmだったんで5rpm程増えたくらい。昔々の自転車部の頃でローラー無負荷で最高が210rpmオーバー、しかし実走では幾ら頑張っても190rpmには届かなかったのだが、この辺が限界かもしれない。でも、二年前に20年ぶりのスポーツサイクル復帰で、その時の最高ケイデンスが無負荷ローラー上で160rpmくらいだったことを考えれば、二年で40rpm程戻した事にもなる。
 取り敢えず、自転車日記に距離、最高ケイデンスを記録して行くつもりなんで変化が楽しみ。

 最高回転数を高める事に全く意味は無いけど、敢えて言えば、そういう高回転が可能ならペダリングなら中低回転域でもスムーズに回っているか?って事。回っているというよりも、必要な駆動力を掛けつつも駆動しない時に変な抵抗を生んでいないという事かもしれない。

 と書いたのが金曜午前1時頃、で金曜夜にケイデンスアタックして本日は199rpmが最高値、あと1rpmで大台だけど、現状では厳しそう、、、、。心が折れる。

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2008年6月27日 (金)

自転車日記

 筋力強化日記、今日の血圧とヘルスレコーディングというカテゴリーにコメントを加えてきたのだけど、筋力強化日記は食生活とフィットネスを中心にして、その中の自転車は別に記録する事にした。

 今現在、サイコンに記録された走行距離を纏めると、、、

・スピママGTR・・・・・・・・・・7865km
・西DAHON・・・・・・・・・・・・1254km
・オ・モイヨWW・・・・・・・・・・2667km
・ラングスターTT・・・・・・・・3178km
・ルイガノMVF・・・・・・・・・・・163km
・531ロード・・・・・・・・・・・・・9857km

 で、合計が24984kmである。折り畳み自転車であるボードウォークで復活して二年。平均で1000km/月。でも、最初の一年は500km/月程度であり、最近はもっと激しく距離を稼いでいる訳だ。今現在、積算すると1400~1500km/月というところ。

 ということで、本日からコメントで何乗ったか?どう使ったか?を記録で残してみよう!

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セラミックスの価格は?

 当方勤務先の研究所では、様々な補助金制度を利用して導入した設備がある。この設備は、無機材料を製造するパイロットプラントであり、一言で言えばセラミックスを製造する設備である。

 この設備では、反応焼結と呼ばれる方法とホットプレスという方法の二種類の製造方法でセラミックスを製造する事ができる。
 ホットプレス法については、以前も記事にしたけど、粉体に3軸方向から自由に通電して加熱する特殊な通電焼結炉があるけど、主に使うのは、より大型の焼結体を得るための連続炉である。
 常圧反応焼結法については、粉体の混合、造粒、分級用の粉体機械、粉末成型用のプレス装置、成型粉末の圧粉体を脱脂、仮焼成する炉も設備として有している。なお、本焼成炉については、上記のホットプレス装置の内部チャンバーを交換してホットプレス装置の熱源を利用した本焼成を行っている。

 ここの設備は、以上のような一連の設備を一通りが備わっており、総額で3億円程度の設備となっている。

 こんな怪しい実験設備があるのだが、今年になって、この設備で製造した素材を外部に販売しているのだ。会社自体は普通の金属機械関連でありセラミックスを製造するモノでは無いのだが、今年は半年で素材だけの売り上げ金額が1000万円を超えてきた。通年ではもう少し増えるかもしれない。何と言っても、商品とは少々異なる試作品的要素の強いモノであり、利益は考えていないモノ。

 この素材、社内製品の定期交換部品用素材にも用いられており、それを金額に換算すると、半年で1000万円程。つまり、半年で2000万円程になっている。

 この計上金額は、セラミックス業界の素材費用の相場から見ると、現時点で半値以下の激安出荷であるが、素材の特殊性から市場価格に迎合させるように価格見直しを進める予定。
 同じ組成のセラミックスでも常圧反応焼結法によって製作したものと、ホットプレス装置で製作したものでは価格的に圧倒的に違うのだが、価格体系は、

1.常圧反応焼結品
2.ホットプレス成形品で焼きっぱなし品
3.ホットプレス成型品で手仕上げ加工品

に分ける予定。ここで、1.の商品は変動幅は抑えられるが、2.3.のホットプレス成型品は相応の価格となる見込み。
特に、ホットプレス成型品の特殊オーダー品は機械能力の限界に近く、歩留まりが宜しくないので、その分を見込んだ価格にする予定だ。客先との調整が必要だが、20~40%は上昇するかも、、、。やはり、ホットプレス装置の限界を超えたサイズを無理矢理製作すると、プレス時の平行度を保つのも難しいし、モールドの均熱域から外れた範囲で物を作ると品質的に厳しい。結果、モールドから取れる数量が半減するし、離型材の巻き込みも起こりやすい。予想以上に歩留まりが悪いので、申し訳ないが価格調整が必要だ。

前回は加工費を何故か無料で出荷したけど、今回は加工費、次回は歩留まり考慮の上での工数アップも入れないと合わない。

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人気爆発!?ロードバイク!

 木曜日のニュースで目を惹いたのがコレ↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000112-mailo-l06

 である。なんでも、中高年のメタボリック対策に昨今のガソリン高騰が火を付けて、ロードバイクが爆発的な人気?なんだそうだ。これは、別に目新しい事実でもなんでも無いのだが、この中の記事での注目部分は、

『・・・高価格の物が売れ、10年前に約3万5000円だった平均単価は、10倍の約35万円跳ね上がった。・・・』

ってところ。それに加え、『・・・今年に入り売上高は去年の3割増し・・・』ってところ。ここで台数的には去年、今年の比較で、平均単価的には10年比較で一概には言えないが、台数が増えて、単価が上がっているというのは、機材への趣味性、拘り的な要素が増えている事であり、高価格品に見合った技量の持ち主に売れているというよりも、高価格品が欲しいと思う客層が増えているということ。

 それまでに、自転車に関心の無い人が二桁万円の自転車を買うという決意の裏には、ショップの甘い囁きもあるだろう。普通、中国製自転車が一万円以下で買える世の中で、高価格車両が格好良いという価値観を持つには、それなりの環境が無いと、そうはならない訳であり、ショップが甘い誘惑言葉で高級車の世界に引き込んでいるように感じる。

 見え隠れするのは、既にダイエット効果を狙うと言うよりも、ダイエット効果も目的の一つだけど、十数万円以上のモノを購入対象にするという時点で、半分以上は趣味的な要素としても見ているということ。
 自転車の場合、価格=性能だけど、性能を引き出せるか否かは、機材に見合った乗り手であるか否かに掛かっている。そうなると、実際の拘りの年齢層(状況、購買力)が見合った乗り手か否か?という部分でかなり怪しいのも事実。

 初っ端に高級車を買うって時点で、相応の期待が込められていると思われるが、その期待通りの満足感が得られるかどうか?っていうと、自転車が持つダイエット効果が如何ほどで、どれだけの負荷が必要か?という現実を目の当たりにして判断を下す訳であり、案外、このブームが一過性に終わるのでは?と思うところ。

 自転車に関して言えば、持論だが、特化された高級なロードバイク程、見合った乗り手が選ばれるということ。乗り手が見合わないと、ロードバイクの価格の1割にも満たない機能しか使えない。極論すれば、整備されてサイズと調整が本人に適していれば、自転車の差なんぞ殆ど無いといっても差し支えない。寧ろ、低価格車両の方が、素人乗りで疲れない、無理のない構成の方が多い訳であり、まずは自転車の楽しさからというスタイルで商売されていたら、前述のような高価格帯から売れるような状況には為らないとも言える。特化されたハイスペックモデルの能力を発揮する前に、故障、飽きという事態で遠ざからねばと心配だ。

 まぁ、それでも機材に見合った性能が発揮出来るようになっていたら、それは相応の体力強化とメタボ改善が図れているだろうし、そうなれば、相当の負荷運動を継続して行った事となるはずだが、相当の負荷運動が継続できなければ、メタボ改善も不可能だし、ならば、機材に見合った性能も発揮できず、みっともない姿を晒し嘲笑を誘うに留まるのも事実。今のムーブメントがどのように変化するか?っていうのが、とても興味深いところだ。

 ところで、最近は、専用装備品のカタログで、お腹周りにゆとりを持たせた?レーパン、レーシャツっていうのもリリースされているけど、あんなのは猥褻物というか汚物陳列みたいなもので、環境汚染であると言ったら言い過ぎか?見せるに見合った身体を晒すなら判るけど、そうでないのは出すな!と思う今日この頃。反論もあるだろうけど、男どもの勝手な目線で、モデル体型の女性の露出が高まると喜び、極度のポッチャリ系の場合は、嘲笑の視線を投げ掛ける奴が多いけど、この逆に相当するもの。見苦しいのは、見苦しいし、暑苦しいし、そういうのが溢れると環境に悪い!?と思う訳である。
 しかし、現実にはメタボ腹をムッチリさせたレーパンレーシャツオジサンがピザネロに乗って悶えるって風景を身近で見る事もある訳で、そういうのは、暑苦しいし、汗くさいし、見苦しいのである。しかし、そういうオヤジ類の繁殖は、先に挙げた現象を裏付けた実態ということなのだろう。

 言っちゃ悪いけど、体重90kg級、ウエスト90cm級のピザが、9kg以下のロードに乗ってる様見ると、機材の100gの前に、余肉、贅肉、脂肪の10kg減の方が大事では?と要らぬ心配をしてしまうし、そういうムッチリお肉は見たくないとも思うのである。やっぱり、痩せるために乗るのは間違いで、痩せた身体で楽しむために乗るってのが正解のように思うところ。

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2008年6月26日 (木)

趣味一位、入れ替わりそう

 基本は趣味の第一位は単車、特に2ストレプリカ、次いでVツイン、シングル、第2位が最近急上昇中の昔取った杵柄仕様の自転車、以下、PC、デジカメ、RC・・・・とあるのだが、最近、自転車と単車のポジションが実質的に入れ替わっているか?と思う事が多い。

 心はライダーなんだけど、生活自体がサイクリストベースになっている感じ。サイクリストというよりも、健康オタク状態に近い感じである。

 勿論、レプリカバイクで峠を走る快感は最高なのだが、それと固定シングルで40km/hオーバーで走り続ける快感がどちらが上か?どちらが満足感が高いか?というと微妙な感じである。
 勿論、レプリカバイクを意のままに操っているという実感を得ている気持ちも最高なんだが、このバイクを操る感覚というのは、乗る間隔に2週間程度のブランクがあっても感覚が錆びる事は無く、少し乗れば、その感覚に直ぐ戻れる気がするのだが、自転車の場合、2週間も離れると、元に戻すのは相当にしんどい気がする。最近は2週間もペダルを漕がないという事自体が有り得ない。去年の虫垂炎でさえブランクは7日しか無い。但し、水泳については基本が週に一回であり、所要、急用で一週間跳ぶと丸2週間空くのだが、その2週間後の3km連続水泳っていうのは結構きつく、何度も止めようか?という怠け心が出る訳で、実際、3kmを60分で泳ぐところが70分程度迄遅くなる。

 そういう訳で、固定シングルで40km/hオーバーを40分間キープという高負荷運動は、2週間のブランクが空いたら出来なくなりそうという気がする訳で、それ自体悲しいということで、毎日乗っているというのが正直なところ。

 つまり、単車も自転車も大好きだが、何れも乗ってナンボの世界であり、乗って得られる感覚の維持の難しさという点、単車なら峠走り、自転車なら高強度運動が趣味だが、自分の趣味の満足を保つ上での難しさは自転車の方が難しいように感じるところ。
 そんな訳で、結果的に自転車に接する時間が延びており、それが、趣味の逆転現象に繋がっているようにも思えるのである。

 自転車で思い通りに走れる状態を保つっていうのは、年齢的、ライフスタイル的に相当無理があるように思うところだが、今のコンディションを如何に長く保つか?が今の課題というか悩みでもある。
 極端な話、或る程度のデブでも単車は乗れるけど、自転車はムリである。純粋に体力は自転車の方が必要。単車の場合は、体力というか感覚が占める割合が多い感じだ。

 ただ、体力は失ってもトレーニングで戻す事が可能だが、仮に感覚を失って恐さという感情に支配されたら一生戻す事は出来ないかも知れない。此までの人生で得た趣味に必要な感覚と体力の両立を計る。これを定年退職迄維持するというのが、これからの人生の最大の目標でもある。

 まぁ、こんな事を考えるようになったって言うのは、歳をとって、老いた事の証明みたいなもの。昔は、自転車、これは単車に乗れなかったから。単車に乗ってから自転車には殆ど見向きもしなくなった。これは、体力は永遠と思っていたというか、老い、衰えを考えていなかったから。今、自転車に拘るっていうのは、老いや衰えを意識しているから。結局、確実に衰えているからである。20代と同じ調子で過ごしていたら、多分、一気にリバウンドしそう。

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昼寝願望?疲労蓄積?

 最近は、なんだか誰も居ないところでグッスリ?昼寝がしたいような気持ちになる。
 1日24時間を振り返ると、、、、
06:30・・・・起床
07:00・・・・朝食
07:30・・・・出勤
08;00
 ↓・・・・・午前定時勤務(3500歩歩行)
12:00・・・・昼食
12:20・・・・昼ポタ(260kcal)
12:55
 ↓・・・・・午後定時勤務(2500歩歩行)
16:45
 ↓・・・・・残業時間勤務(1500歩歩行)
18:45
19:00・・・・帰宅
19:30・・・・夕食
20:00・・・・子供風呂入れ
21:00・・・・子供の寝かし付け
21:20・・・・筋トレ開始(240kcal)
22:20・・・・ローラー台開始(400kcal)
23:30・・・・入浴
24:00・・・・新聞、ニュース等々チェック
24:45・・・・睡眠
 って感じ。休日は、午前中にCR走行を1往復+買い物、買い物が無ければCR走行2~3往復、午後にもCR走行1往復、娘とサイクリング等の子守りが2時間、金曜日は平日の残業勤務時間帯を利用して水泳を3km程ってパターン。振り返れば、殆ど分刻みで活動しているような状態。CR走行は一往復で550kcal程度、水泳が3kmで900kcal程度の消費。

 そんな訳で、チョット午後の一時にボーッと過ごしたい気がする今日この頃である。

 しかし、休日の場合は、家には1歳児、5歳児が居て、平日だったとしても1歳児が居る。となると休めないのである。誰も居ないところでグッスリと誰にも邪魔されることなくスヤスヤと昼寝がしたいと思う今日この頃である。

 今の希望?というと、RVFよりも、クロモリロードフレームよりも、最新デジカメ、クワッドコアの最新PC、新車、金・・・・よりも、誰の邪魔も受けないグッスリすやすやウダウダタイムが欲しいってところ。

 まぁ、冷静に考えて、運動しなかったら上の時間割?の21:20~23:30の2時間以上が余るのだけども、辞める気が全く無いし、同じ2時間を絞り出すならば、残業勤務をパスして2時間ずつ前送りするのが良いけど、子供の寝かし付け自体は早めても1時間程度。となると、実際、連続ウダウダ怠け時間が取れても1時間である。
 そう考えると、毎日が半ドンで昼フリーって生活に憧れたりもするけど、多分、そうしたら、毎日、単車や自転車に乗って走り回るんだろう。

 まぁ、こういう生活で愚痴をこぼしていたら世間様からみると贅沢とも叱られかねない。世の中、毎晩遅く迄身を粉にして働いている人も居るだろうし、逆に、働きたくても職にありつけない人も居る。平日であっても一日で900kcalに相当する運動が行える環境っていうのは幸せなことなのだろうけど、人間、どんな環境であっても慣れれば変化を期待する生き物なのだ。

 昨日も会社で同世代の従業員さんと話をしていたのだが、干支でもう一回りしたら、昔でいうところの定年退職年齢になる訳である。そして、人に比べると随分と長い学生生活を過ごして、社会に出たのが遅い自分であっても入社後既に18年経過しており、所謂サラリーマン生活の18/30で60%が終了している訳だ。55歳で定年退職するとして、残すところ僅かといえば僅か。仮に60歳という高齢者状態迄働いたとしても残り半分の勤め人生活である。そうやって過ごした退職後にどう過ごすか?って考えると、好きな事を好きなようにして過ごすっていうのが理想であり、好きな事を好きなだけ、存分にするには、好きなモノを維持し、好きな事が出来る体力や技術も維持しておかないとダメであり、そのためには、前述のライフスタイルは保ちたいのである。
 そういう前提で、気分的に休まる瞬間も確保したいっていうのは自然な感情では無いだろうか?

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2008年6月25日 (水)

受注快調!?どうでもイイや!

 さて、以前、無潤滑摺動を可能とする低摩擦係数、耐摩耗性、絶対割れない破壊耐性、耐食性、セラミックスの1/10以下の線膨張係数を維持する特殊材料を開発して、完全ドライ、気中運転を実現する素材と摺動システムの開発が出来たって話をしたけれど、このブログのタイトルを『健究所』として以来、関連業種のドメインからのアクセスも結構増えて、それに併せて問い合わせ等も増えてきた。

 そんな状況と前後して、勤務先でも、このシステムへの関心が高まってきたようで、私の指定する代理店には結構な数量の発注が入りだしたところ。受注数量が多くなるにつれて納期的な催促も増えてきたところ。

 更には、この特殊複合材料を公的研究機関に公開したところ、新しい研究会で講師は如何?って打診も頂いている。

 情報を取り敢えずリークしてオープンにすると色んな所で反響が生まれるのが興味深い。

 そんな新開発材料であるが、この開発材料を用いる事で、機械部品を超低コスト高性能なモノに革新できる新しい仕組みが出来そう。そのプロトがいよいよ今週入荷予定である。形、機能の公開は暫く後だけど、新しいモノが生まれると、付随して別の発想も生まれる。因みに、このプロト、上手い具合に機能すると既存の物と置き換え可能であり、既存のモノを製作している担当者の不満を開放してやる事ができる。プロトが完成すれば、全システムを外注製作で賄えるってのが超魅力的であるのだ。

 そんな話を公的機関の人と話をしていると、儲かってイイですね!権利を抑えるのが大変ですね!って話をされたのだが、回答としては、儲けは考えていないし、権利を抑えるといっても、自分の発想が自分で将来も使える程度にしか権利は捉えていない話をしたところ。使用権利を抑えて、権利を金に換算する気持ちが無いし、真似をしようと思えば真似するのは自由だし、訴える気持ちも無いのがホンネであり、仮に真似されるなら、それ程に認められるということで逆に喜ばしいことだと思うという回答をすると、『達観してますね、、、、』という話。多分、『何故?』って方が大きいのだろうけど、何かやる毎に金に換算して物事を考えていては、何も思い付かなくなるのでは?っていうのがホンネ。

 金のために動くのでなく、自分で知りたいから、発想したいからって創造力、好奇心のために動くのが本当の姿のように思う今日この頃である。

 世の中、不景気になっても、勤務先が倒産しても、ハッキリ言ってどうでも良いっていうのがホンネ。暮らしにくい世の中になれば、その時考えればOKなのである。

 それにしても、何かに付けて、カネカネカネと言う人が多いのにはビックリ。確かに、金が無ければ生活出来ないのは事実だが、それに執着しすぎると、楽しく無さそう。金は目的でなく、好きな事、出来る事をやって得た結果が金という形で還元されていると考えれば気分は楽な筈。
 新しい事考えて、考えたアイデアが世間に出回って、その結果として気持ちばかりの利益というか、需要や要求に応えるために自分が動く事で必要な余力が金額という形で戻ってくればOKであり、それ以上は求めないというのが一番自然なスタイルだろう。

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何でも金絡み

 月曜日の夜、たけしのTVタックルとか、NHKスペシャルを見ながら思った事。
 TVタックルでは印象的だった話が、世界の食糧不足、日本の農政の実情といった話から身近なコンビニ弁当の話の中で、一番身近なコンビニ弁当の話。
 以前、コンビニ廃止、食料品類の販売禁止が効果的って話を記事にした事があるけど、その思い付きが効果的って思えるデータが紹介されていた。なんでも、世界の食糧不足を訴える国々への世界の食糧援助が年間800万tonに対して、日本のコンビニで賞味期限切れで廃棄される食料が年間2200万tonということ。そんな日本の食料自給率は39%って話。分母が共通でないから一概には言えないのだろうけど、仮に、廃棄食料が存在しなければ自給率がどれ程改善されるのか?が知りたいところ。実際に数値で概算するならば、

http://seminar.econ.keio.ac.jp/onuma/sotsurondata2005/yasuda.pdf

のサイト資料がオススメだけど、輸入食材が5800万tonで、これが自給率39%以外で輸入率は61%だから概ね60%で6000万tonが輸入されている訳で、2200万tonと言えば20%に相当する訳だ。つまりは、輸入食材の20/60で33%を廃棄しているとも言える訳。

 これって、異常な姿ではないか?それを認める価値観は、消費者に対して食材商品を陳列した時の消費者の購入心を煽る上で陳列棚に商品が溢れているという状態が必要で、そうすることで、必要量に対して売り上げが伸びて、結果的に利益が出るという経済性優先の原則があるからだ。
 昨今の企業のエコへの取り組みにしても、消費者が選ぶという事で売れることが第一であり、結果、不要なモノも陳列するという経済性優先の原則が底辺に有る訳で、そんな現実で、企業がエコ、エコといっても殆ど、エゴ、エゴとしか聞こえないのは言い過ぎだろうか?
 結局は、根底に経済優先の原則があり、儲け至上主義があるからだ。

 NHKスペシャルでは、ITバブルの崩壊による不景気をサブプライムローンという商品を投機商品に組み込んで低リスク商品として世界にばらまいた挙げ句に、前提として不動産価値が上昇するという仮説が崩壊した途端に、低リスク商品のメッキが剥がれ投資マネーが逆流し問題となったという話をして、その余った金が食料品、原油に向かって今の物価高を招いているという話をしていたが、これも、結局利益優先の考え方によってもたらされたモノ。余った金が投資に集中するという根元は、自然な意味での景気後退を強引な政策で浮揚させるために国が取った政策にあり、市場に金を投入しすぎた結果の話であり、各国で行われた低金利政策による資金投入(による過剰な資金)が諸悪の根元にあるように見える訳。それもこれも、景気を良くするという儲け優先の原則が見え隠れするところ。

 どんな自然現象であっても、適当な周期的な波で平衡を保つのは、摂理的な現象であり、これを制御でいるつもりで打つ政策が抱える実態との誤差の蓄積が対処不能な状況を生むだけの話であり、今の不景気、投機の問題も元はといえば、政策的な無知が引き起こした結果のように見えるわけだ。
 その根底は、無理にでも儲けたい、景気を良く保ちたいという金志向故であり、そういう価値観が有る限りは、現代の問題は解決できないようにも思うところだ。

 金稼ぎをするという価値観でなく、必要なモノをオーダーして、オーダーされたモノのみを生産し消費するという昔ながらのライフスタイルを確立することが、現代の抱える問題の多くを解消するのでは無いだろうか?
 極端な話、金貸しというシステム(ローン制度を含め)も不要だし、コンビニエンスという存在も不要だ、外食産業も、ファーストフードも不要ではないか?と思うのである。儲けたい!儲けるためには便利さを売りにする!という果てが大量浪費に繋がっているのである。儲かるかどうか?以前に、無駄が無いか?を追求すべきだと思うところだ。

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2008年6月24日 (火)

ローラー台エット?

 さて、この週末迄で感じた事は、時間あたりの発生出力比較というか消費カロリー比較で、水泳が圧倒的なスポーツって事を実感したのだが、それに自転車で迫るには?ということで、週末に無謀なカロリー消費TTを開催したのである。結果、相当頑張って、心拍数を上げて、運動強度で90%近くで運動しても35分で650kcalというのが限界だった。

 その実走では殆ど走行時維持速度は45km/h近辺という無茶で、心拍数も170bpm近辺キープという身体に悪い運動、ケイデンスも130rpm弱とういう状態だった訳で、これと違う運動状態を作ろうと思えば、仮想走行であるローラー台が良いか?って思った訳。

 で、行ったのがローラー台アタックだ。使用機材は531ロード、因みにペダルはプロムナードペダルの両面踏みだ。トップのギアは前が46T、後ろが14Tという緩め仕様。

 で、いつもなら、46T×16T×95rpmで流すだけだが、本日は、トップホールドで110rpm以上で高ケイデンス、比較的高負荷走行。心拍数は145bpmキープ、、、、、この疲労感は実走を遙かに越える怠い感じ。で、60分走行で消費したカロリーは760kcalとなった次第。
 そう、ローラー台でも疲労に耐えると結構な消費カロリーとなる様子。でも、二度とやろうとは思わないのが素直なところ。

 さて、そういう訳でローラー台でもダイエットは出来そうなのだが、これを記事にした本当の所は別にある。

 今回の目的は、フラットペダルで何回転迄回せるか?の高ケイデンスアタックが目的だったのだ。

 で、結果は、、、、、

『193rpm、タイヤ回転からの速度は、ジャスト80km/h』

 勿論、実走でこんな域には到達しないが、言えるのは、フラットペダルのプロムナードペダルでも190rpm以上が回るということ。それを確認したかったのである。
 週末のラングスターTT、オ・モイヨWWでは実走で最高ケイデンスが170rpm程度だったのだが、回転を上げる事だけに着目して負荷を併せると結構回るみたい。

 スポーツサイクルに戻ってきて2年、それまでの20年のブランクを経て、取り敢えず、自転車部時代と同じくらいは回せるように戻ってきたのが嬉しいところである。

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全身運動のススメ

 ダイエット効率が高いとは?即ち、高い出力を長時間連続して発揮させる事が出来るか否か?に掛かっている。

 そう、高い出力=沢山の筋肉を動かすって事。しかし、沢山の筋肉を身体の局所で動かそうとすれば、その部位が超マッチョになる訳だ。でも、同時に色んな部位の筋肉を動員して動かすってなると、局所自体はムキムキマッチョにはならなくて済む。

 ということで、ダイエット効率が高い=高い出力×長時間、高い出力=沢山の筋肉、沢山の筋肉を動かすなら、全身運動>>局所運動ということ。

 最終的には、ダイエット効率が高いっていうのは、全身運動っていうのが一番である。どんなにムキムキマッチョであっても、そのマッチョ筋肉の一部と、普通体型の人の全身運動で使う筋肉を比較すると、絶対的に後者の方が使う筋肉量が多い訳であり、当然と言えば当然である。

 全身の筋肉を緩く使う事で長続き運動が出来る訳で、それを繰り返すと、全身の筋肉へ酸素、糖分を送る機能、即ち、心肺機能が鍛えられるって訳だ。

 そんな全身運動の最右翼が水泳である。水泳の場合、下手くそで、フォームもグダグダであっても、水に入れば全身が水圧から刺激を受けるし、水の中に入って普通に動く(歩く)だけで全身に負荷が掛かるし、ウエイトオーバーな人でも関節に負担が掛かる事もないので超オススメである。勿論、熟練者となれば同じ時間でも相当な長距離を楽々泳ぐ事もできるだろう。

 この水泳に次ぐのが自転車かもしれない。何と言ってもサドルに腰掛ける運動であり、ウエイトオーバーな人にとっては長時間運動で膝に掛かる負担が少なくて済むのが何よりである。但し、水泳のように万遍なく全身の筋肉というよりも、身体の各部の筋肉を使っているという感じで、全身の筋肉の使用率からいうとかなり劣るのだろうと思う。そんな低い使用率に加え、自転車漕ぎって行為の中で、ポジション、機材の調整って部分が大きなウエイトを占めるのも大きな違いである。

 今更ながら、こんな事を書くのは、水泳で1時間で900kcal以上の消費運動を行って感じる疲労感といえば、全身が多少怠いくらいで、限界には程遠い感じだが、自転車で1時間900kcal(ホームコース全力走行二本)の場合は、水泳の比でないくらいに疲れを感じるのだが、これは、やはり全身の筋肉の使用率の違いによる使用筋肉の疲労蓄積度の差によるものと言える。水泳の場合は、局部負荷が低いために乳酸自体も局部に溜まっていないけど、自転車の場合は、局部負荷が高い箇所があり、その部位に乳酸が溜まった結果、疲労を感じるのだろうと思う。逆に、自転車で楽々ペダリングをすると消費カロリーは一気に落ちるのだが、この場合は、同じ時間で比較すると、自分の場合は水泳の1/2程度になる。という事は、使っている筋肉が1/2程度って事なのかも知れない。

 やはりダイエットを効果的に望むならば、水泳が一番である。これ程の全身運動は無い訳である。自転車の場合は、下手くそ、ビギナーが載ると、機材の調整、姿勢の調整が当然グダグダであり、そうなると、更に全身の筋肉の使用率が低下し、結果、全身運動から懸け離れていくのだろう。それが所謂、ガチャ踏みであったり、重すぎるギアを踏む事による膝故障であったりする。その反対の高ケイデンス崇拝も実は回しすぎる事自体が、全身運動とは異なる運動となるのが案外忘れられている。

 毎週の水泳でプールで見るスイマーっていうのは、何れも上手いなぁ!って感心する事が多い反面、定番自転車コースで見るサイクリストは、何れも今一だなぁ!機材が泣いているなぁ!って思う事が多かったりする。っていうよりも、全身運動の極致であるスイマーの方が全身に渡る筋肉量が遙かに豊富であり、本来ならば他の陸上競技よりは全身の筋肉を使うとは言え、水泳に比較すると使用筋肉部位が偏る自転車の場合は、使用部位の筋肉が或る程度発達しているのが普通だと思うんだけど、最近の身体の線をモロ露出しているサイクリストの身体の線の細さは、結構印象的。どちらかと言えば、文化系、美術系の方に近い方とかが多い感じである。
 ただ、自転車にしても付き合い方が色々であり、淡々とスローペースで長距離志向(ランドナー、スポルティーフでの旅行車)の場合は、他の競技で言えばマラソンランナーみたいな傾向になるんだろうし、ハイペースで中距離系(ロードレース競技)の場合はスイマーみたいになるんだろうし、超ハイペースの短距離系(トラック競技)の場合は、100m短距離ランナーみたいになるんだろう。

 話は逸れるけど、もうじき北京オリンピックである。その中の注目のアスリートである北島選手なんかが、自転車に乗ると相当に強烈そうである。

PS そうそう、水泳の場合、水の中の運動ということで、水中に居るだけで体温を保つのに脂肪も燃えてそう、、、、今日の打ち合わせで、来客の方との余談の中で出た話。追記追記!

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2008年6月23日 (月)

ダイエット効率上げるなら筋力アップ!

 昨日の記事ではないけど、ダイエットを効果的に行うには筋力アップが必須である。

 脂肪減量=脂肪燃焼=ダイエット総量=消費カロリー総量=運動量

 であり、実質的な減量体重であるキログラム数を減らすには、運動量に比例する訳だ。つまり、運動を沢山するのは誰でも出来る訳であり、7000kcalの運動で1kgの減量が可能な訳だ。7000kcal分の運動をすれば1kg程脂肪が落とせるのだが、この減量を3日で行うか?1週間で行うか?1ヶ月掛かるか?っていうのは、体力的に、時間的に、7000kcal分の運動が短時間で行えるかどうか?って事。

 運動っていうのは、身体の筋肉を動いて脂肪を燃焼してエネルギーを消費する事。で、仮に移動を伴うようなスポーツ、水泳とか自転車とかならば、そのエネルギー消費量とは即ち移動距離ということになる訳だ。質量の或る物体を抵抗を受けながら運ぶという仕事の結果がエネルギー消費になる訳。

 となると、1日あたり、1時間あたりに消費出来るカロリー量が多い程、短時間に大量の脂肪を燃焼する事が出来る。
 当たり前だが、時間あたりの仕事量、即ち仕事率(=出力)が高い程、ダイエット効率が高いということ。但し、ここでいう出力っていうのは維持可能な運動状態下での出力であり、連続運動、即ち、有酸素運動状態(=運動強度が完全無酸素領域に入ってない状態)で、どれだけ高い出力が出せるか?が、結果的にダイエット効率が高いかを左右する。

 高い出力を長時間維持するっていうのは、身体全体の筋肉の内、為るべく多くの筋肉を導入することができるスポーツで、為るべく多くの筋肉を動かす技と力が必要で、その多くの筋肉に十分な酸素を連続的に供給する事が出来る心肺が必要ってこと。

 となると、全身運動が基本のスポーツを選び、そのスポーツにおけるセオリーに従って全身運動ができるような身体を作り上げ、全身運動というとおりに身体全体の筋肉を強化することが、ダイエット効率を高め、最終的に短時間にダイエットが可能となる身体が手に入れれるって事となる。

 当たり前だが、水泳でも自転車でもだけど、長い距離はハイペースで移動できる人程、出力が高く、単位時間で消費できるエネルギー量も多く、脂肪も短時間で減量できるということ。

 そんな、極当然の事を改めて実感した所。

 昨日の不思議ポイントといえば、自分の年齢的には計算上の最高心拍数は176bpm程度だけど、この程度の心拍数は15分程度なら維持可能な心拍数である。気合い一発で190bpmオーバーが可能なのは、チョット疑問。計算式が間違いなのか?
 でも、考えてみれば27歳から今迄休むことなく水泳を続けており、結構高負荷を与えるようなトレーニングを続けてきたからか?と考えたりもする。最高心拍数が高いから、運動時心拍数が高くても運動強度が思った程上がらないから出力が維持できるのか?と思ったりする。結果、ダイエット効率が高いのか?と振り返ったりしてるところ。
 思い起こせば、ダイエット開始時は二ヶ月未満で20kg以上を減量した訳であり、一ヶ月で10kg以上の減量だ。1週間で2kgの減量=2×7000=14000kcalの消費を行った訳だが、その時は2時間水泳を週5回、4時間水泳を週1回であり、それだけで2000kcal×5+4000kcal×1=14000kcalという事。これで殆どピッタリであり、その運動量が減量に繋がったんだと改めて思う所。

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2008年6月22日 (日)

時間帯違いでの走った感想。

 昨日、今日と天気は今一。
 そんな中、昨日は昼前にラングスターTTで、今日はオ・モイヨWWで夕方前にホームコースを一往復してみた。

 気温は高く、湿度も高く、相当に走り辛いコンディション。昨日も今日も自分的には相当踏んで走ってみたところ。片道の移動平均速度は昨日も今日も42~43km/h程度でまずまず。自転車による差はあんまり感じないところ。7万円のピストモドキも、12kgの鉄製折り畳みも差は無い感じ。

 但し、今日の風が相当に強く、向かい風も度が過ぎるとDHバーよりも多段変速の方が楽珍。追い風も然り、固定シングルで高回転よりもハイギヤードを選ぶ方が速度維持が楽珍。

 そんな感じだが、走る時間帯が違うと、走っている人もメンツが随分違う。何時もが午前8時台だけど、6時台に走った先週は、皆さん正統派でキャリアも長く結構上手い感じ、8時台後半で9時台では、チョット嫌な感じで、格好だけ系の見かけ倒しさんでも本人はその気系の人が多い感じ、そして、昼下がりとか昼前後とか走って見掛けたのは、本人さん自体はその気ではないお散歩系って感じ。時間帯で随分空気が変わるんだと関心するばかり。

 走りながら思うのは、形やギア比、構成部品は兎も角、自分が選んだような自転車を未だかつて、このホームコースで見た事が無い事。いわば、特異機種だ。このコースで良く見る自転車っていうと、トレックが一番多いか?次いで、コルナゴ、キャノンデール、ビアンキ、デローサ、クラインって処。そして、アンカー、ピナレロ、オペラ、ジオス、メルクス、スペシャライズドって感じ。他の自転車は?っていうと、先ず居ない。稀に10万円クラスのコンフォート系ロードに乗った最近デビュー系の人を見る程度。

 やっぱり自転車ブームなんだろうなぁ、、

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ダイエット効率は、水泳>>>>自転車

 梅雨本番である。
 御陰で、平日の昼ポタも週末のホームコース走行も中止ばかりで、殆どローラー台である。そんな週末が今日も続くか?と思いつつ、朝起きると午前7時過ぎには雨が止み、、、、路面を見ると未だウエット。しかし、今日は貴重な休日土曜日、、、、路面を見ると、、、、午前10時を過ぎてアスファルトはドライに!

 っていうことで、雨が降るか?って心配を抱えながらホームコースに出掛けました。今日は午後から娘を音楽教室に連れて行く予定があるので、1往復オンリー、、、、ということで、心拍モニターをセットして、前回のように18~19分ペースでなく比較的全開走行に近い状態、16分台狙いで走ってみました。

 気候条件は、湿度が相当に高く、気温も高いものの、風は殆ど無しのコンディション。

 結果は、
・往路を16分44秒
・瞬間最高速度:54.4km/h
・最高心拍数:194bpm
・平均心拍数:174bpm
・平均ケイデンス:127rpm
・最高ケイデンス:168rpm
・復路を17分26秒
・瞬間最高速度:53.2km/h
・最高心拍数:192bpm
・平均心拍数:168bpm
・平均ケイデンス:129rpm
・最高ケイデンス:164rpm

・往復合計消費カロリー:645kcal

本日はタイムアタック的な走行で、運動強度もオーバー85%レベル。こういうのは結構キツイもの。

さて、そういう実走結果を把握した上で、帰宅してローラー台で今度は531ロードで60分間走行してみた。因みに、ラングスターも531ロードも使用ギア比は殆ど同じで、展開的には5.4m程度のギアである。

 結果は、
・瞬間最高速度:57.6km/h
・最高心拍数:164bpm
・平均心拍数:136bpm

・合計消費カロリー:440kcal

ってところ。回した感じはローラーの方が怠く、実走の方が疲れを感じない。しかし、実走の方が運動強度的に高くなるのが興味深い。数値は素直であり、実走の方が効果的とも捉えることが出来るし、実走の方が楽しい。

 更に興味深いのは、60分程度の水泳での心拍数からの消費カロリーは900kcalを超えるのだが、水泳の方が更に疲れを感じない。水泳ならば60分で3kmってペースならば連続で最低でも4時間以上は泳げるのだが、そう考えると、スポーツも形態によって随分とダイエット効果が異なるようである。

 ダイエットするならば時間効率を考えたら水泳に勝るものは無い訳であり、単位時間あたりの消費密度を言えば水泳は最強クラスのダイエット法。逆に言えば、筋力、持久力的には水泳競技者が自転車に乗れば驚くべき結果が得られるんだろう。
自分レベルのスイマーにして、自転車で今のレベル。更に言えば、今の自分以下の自転車レベルというのであれば、仮に水泳したらヘロヘロって事。

 身の回りのサイクリスト、スイマーを見ると、プールで見掛ける他のスイマーを見て、関心する事は多いけど、サイクリストに対してはそういう印象を抱く事は稀。競技系スイマーが自転車に乗ると、相当に凄そうだが、これが、トライアスロンにスイマーで挑戦しようって人が多い理由にも通じるのかもしれない。

 これから夏に向けてのダイエット、時間が勝負である。時間あたりのカロリー消費量から考えると、余脂肪が多い人程、水泳するのが良い。オススメである。

 判り切っていた事だが、改めて心拍モニター走行して判ったところ。因みに、今日は相当の本気モードでの走行。家に帰れコールの期限が午前11時半、家でたのが朝10時半。コース迄の往復が片道10分弱掛かる訳で、気合いの走行だ。因みに、このレベルのモチベーションに加えて、強烈な追い風という状況が加われば、所謂、ベストラップが記録できるような負荷である。
 白島~可部っていうのは実際走って20分を切るのは相当にしんどいと思う。特に、自分のような、12kg級のハイテンスチール製の折り畳み自転車とか、7万円クラスのアルミフレームのナンチャッテピストのようなショボショボの機材では、自分的には相当頑張ったタイムでもある。

 このコース、超カッコイイウェアに高級な外国製ブランドのロードバイクで競技場から飛び出してきたような人が多いけど、アレ系の数十万コースの人は、多分、滅茶苦茶速いんだろうなぁ、、、、。

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2008年6月21日 (土)

疲労と睡眠

 前の記事で、適当な運動量は?って振りをしたけれど、そう言えば、最近思うのは、プールで3km程泳いで、通常のサーキットトレーニングを60分、ローラー台を60分ってメニューをこなすと、翌日目覚めの段階で疲労感が残っているような感じである。
 この疲労感は、二日後には無くなっているのだが、考えてみると、この運動量は睡眠による回復可能疲労量を超えている状態なのかもしれない。

 昨日、大雑把に自分の場合で日々行うに適当な運動量とは614kcal程度で上限が921kcal程度か?って記事を作成したけれど、心拍モニター等を併用して運動消費したカロリーが如何ほどか?を求めると、

・水泳60分間(3km連続)で平均心拍数から計算すると950kcal
・ローラー台60分間で心拍モニターで表示された数値が400kcal
・サーキット筋トレ60分間で心拍モニターで表示された数値が240kcal
・昼ポタ20分間、心拍モニターで表示された数値が260kcal

で、合計が950+400+240+260=1850kcal/day

ということで、昨日の予想を大幅に超えておりビックリである。
因みに、

・ホームコースを1往復すると心拍モニターで表示された数値が550kcal
であり、週末の2往復コースでは900kcalとなる。

つまり、週末の運動量は900+400+240=1540kcal/day

ってこと。平日が400+240+260=900kcal/day

であり、これは当初の予想?の適当って量からすると多めのようにも感じる。但し、慣れとは恐ろしいもので、平日の900kcal/day運動では翌日に疲労が残る事はない。水泳した日の翌日は疲労感残るし、その後週末が進む?につれて怠さ爆発であり、週初めは身体を動かすこともイヤな感じとなるのも確か。

となると、金土日で1850+1540+1540の4930kcaの運動で発生する疲労物質が日々の睡眠では処理仕切れないのだろう。但し、この疲労感は水曜日には無くなっているのも事実であり、水曜、木曜は快調そのものという状態。

一週間の運動総量を合算すると、月~木で900×4=3600kcal、週末が4930kcalで併せて8530kcal/week、つまり1220kcal/dayで一週間単位で見れば収支が取れているということなのだろう。
推測するに、一日の運動量的に1300kcalっていうのが自分の睡眠による疲労回復能力と収支が成り立つ運動量と言える。但し、日々の1850kcal/dayっていうのは翌日の疲労感を考えるとオーバーワークとも言えるようだ。

勿論、日々の運動による平均消費カロリーが1300kcal/dayであり、日常生活での基礎代謝×生活運動強度での1536×1.5=2304kcal/dayって消費は基準にあるのは言うまでもない。今の生活では消費カロリーが概ね2600kcal/dayってようである。

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2008年6月20日 (金)

適切な運動って?

 ダイエットというと、身体に付いた余分な脂肪を燃焼消費して無くす事である。

 ダイエット=脂肪燃焼

 であり、ダイエット効果が大きいってことは、燃焼した脂肪の量が大きいという事。で、脂肪除去っていうのは、筋肉運動における燃料である脂肪の消費ということで、脂肪の量はエネルギー量そのものである。エネルギーとは仕事を行う潜在能力のことであり、脂肪の量=エネルギー消費量に比例するものである。

 エネルギー消費量=仕事であり、仕事を運動という言葉に置き換えると、即ち運動量である。運動量とは単位時間の運動×時間であり、ダイエット的な言葉でいうと、運動強度×運動時間と考えても差し支えない訳である。

 そう、ダイエットとは、

 ダイエット=運動によって消費した脂肪量=運動量=運動負荷×運動時間

 ということになる。ここで、運動負荷は大きければ大きい程良いか?というと、そうではなく、個人によって脂肪燃焼に最適となる運動負荷がありますよ!っていうのを表す指標が運動強度になる訳だ。

 そして、運動強度によって運動モード=エネルギー調達モードが変化するというのが

心拍レベル(HRR)

期待できる効果

使われる過程

50~75%

持久性 酸素摂取量 毛細血管

有酸素

75~85%

拍出量増加 筋肉量増加

無酸素、有酸素

85~95%

筋力増加 耐乳酸性

乳酸性無酸素

95~100%

最大酸素負債量

非乳酸性無酸素

 って表で表されるもの。無酸素運動とは血中ブドウ糖を消費する運動で、有酸素運動とは脂肪を消費する運動で、HRRで50~75%の運動が脂肪燃焼に効果的な運動モードということ。

 過酷な運動って言葉があるけれど、運動量=運動強度×運動時間ということなんで、強度、時間(総量)のそれぞれに限界があるのが道理であり、

・体内組織を守るという観点では、運動強度で高い状態を続けすぎない。
・脂肪燃焼という観点なら運動強度レベルはⅠの状態が望ましい。
・疲労回復して毎日継続して行う点では、慢性疲労にならない程度の総量に抑える。

 という事になるのだろう。強度的な適正な運動強度っていうのは、各自が心拍数を見る事で見付ける事が出来る。
 総量的には、一般に運動量を賄う摂取カロリーとしての適切な値っていうのは、基礎代謝を基準に身体活動強度を乗じて求めた値となる。

一日のエネルギー必要量=一日の基礎代謝量×身体活動強度

ハリス・ベネディクト式によると、一日の基礎代謝量は
(男性)=66.5+体重×13.75+身長×5.003-年齢×6.775 [kcal]
(女性)=655.1+体重×9.563+身長×1.850-年齢×4.676 [kcal]

身体活動強度は
Ⅰ低い=1.3(歩行1時間+移動の少ない生活)
Ⅱやや低い=1.5(歩行2時間+移動の少ない生活)
Ⅲ適度=1.7(強めの運動1時間)
Ⅳ多い=1.9(激しい運動1時間)
ってところ。サラリーマン事務系はⅠ~Ⅱ、外回り営業、現業部門、1時間サイクリング生活でⅢ、1時間以上筋トレ、土木作業でⅣ

で求まるのだが、適量な運動っていうのは、Ⅲの状態とⅠの状態の差って言う事か?とも捉える事が出来そう。(デスクワークの多い人が動くべき量を求めるという意味で)
つまり、(1.7-1.3)×基礎代謝量=適正運動量とも考える事が出来そうだ。
限界としては、(1.9-1.3)×基礎代謝量=限界運動量といっても良さそう。

 運動強度では心拍数を測り把握して、運動総量としては上記の基礎代謝量の0.4(=1.7-1.3)倍程度の運動量を目安に運動して翌日に疲労が残るか否かを各自が体感する事で明らかになりそうだ。

 例えば自分の場合で計算すると、
 66.5+65.5×13.75+172×5.003-43×6.775=1536kcal(基礎代謝)
 1536×(1.7-1.3)=614kcal/day以上
 1536×(1.9-1.3)=921kcal/day以下

 ってなると、614kcalに相当する日々の運動が適切を探るベースって事なんだろう。これを越える運動量は過激な運動とされて疲労が翌日にも蓄積する可能性があるかもしれない。

 今回の記事では、適当な運動量っていうのを身体活動強度から推定したけど、そこに根拠は無く、あくまでも推定である。適当な運動量っていうのは、睡眠という身体の回復プロセスで疲労物質が除去される程度しか疲労物質を作らない運動量という意味と考えるのが自然であり、睡眠というプロセスで疲労回復能力がどれだけあるか?というのを考える事を次の記事ネタにしてみようと思う。
 しかし、サッと調べた範囲では定性的な文言が並んだ安眠グッズや安眠法推奨のサイトしか見つからないのが不思議なモノ。睡眠を行うと、疲労物質がどういう割合で拡散し処理されるか?って情報には届きそうにない。未だ見つける事が出来ないけれど、多分、睡眠単位毎に疲労を処理する量が決まっているんだろうなぁ、、、、。言えるのは、目覚めの段階で、よく寝た!気持ちイイ!って感覚を受ける状態がベストな睡眠を行えたってシグナルなんだろう。起きれない!ってのは疲労が残っている状態だろうと言うのは間違い無いところだ。

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こむら返り

 体重を落として以来、2年が経過した。
 この二年間は体調やコンディション的には悪い事よりも良い事の方が多かったのだが、数少ない悪い事が、午前中の睡魔との闘いと、起床時に『こむら返り』に襲われる回数が年に3~4回程度と増加してきた。

 で、このこむら返りが何故起こる?って疑問だ。

 原因を纏めると
①.水分不足、ミネラル不足という摂取物の不足によるもの
②.脚の筋肉疲労という筋肉酷使によるもの
③.運動不足による筋肉の動き不良によるもの

 らしい。で、思い当たるのが②の項目。確かに寝る前に250kWで60分間、距離にして35km相当でローラー台を回しているのが気になるところ。
 この運動は運動強度的には55~60%で特にキツイ訳でもないし、結構楽々であるのだが、実際問題、ケイデンス100前後で60分間回す訳であり、脚の回転は6000回転させるのは、やはり脚にとっては過酷なんだろうか?心肺的には心拍数も125±5bpmであり、運動強度的にも、マフェトン理論の180-年齢って心拍数を目安って話に照らし合わせても激しい運動ではないのだが、運動の激しさを以て過酷というのか、継続する日々の運動量を以て過酷というのかが判らない訳であり、少なくとも、この数少ない不具合は運動を取り入れる以前の生活時には現れていないことから、一応は、運動過剰で疲労が残り気味って事になるのだろう。
 因みに、この運動の開始前にはサーキットトレーニングを10セット行っているので準備運動も兼ねているのだが、終了段階ではストレッチ、揉みほぐし、マッサージ等何も行っていない。ということで、ローラー台自体がハードな運動ではないけれど、取り敢えず、終了後にストレッチ&マッサージを行ってみることにしようと思う。

 この文章を書きながら思った新たな疑問。過酷な運動とは?運動強度で判定するのか?或いは、運動量で判定するのか?というところ。チョット調べて、判れば記事にしよう。

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血圧、心拍数の変動要因

 ここ二三日の血圧測定で思った事。
 それは、毎朝の測定時の条件を少し変えてみて判った事だが、血圧計の設置場所が地上三階の休憩室に一角に設置してあり、そこでの計測は、毎朝のラジオ体操~職場巡回~階段を上ってという行動に引き続き、深呼吸を二度三度行って血圧測定していたのだが、ここ二日程は、階段を上って、水、茶、清涼飲料水を飲んで5分程休憩した後に血圧測定を行ってみた。

 結果、従来の測定に今回の測定で、最高血圧、最低血圧共に10ずつ低く出る事が判明し、心拍数も3bpm程度低く出る事が判った。

 この僅かなインターバルの違いで血圧、心拍数共に変化する訳だ。

 毎日の血圧測定をしてきて、これまでにも、季節の違いによる気温の差で血圧、脈拍が変化する等を実体験から把握していたし、仕事上でカッとするだけでも測定値が大きく変動する事も判っていたけど、ほんの僅かな違いで血圧値は派手に上下するようだ。

 最近の心配?は、収縮期血圧、拡張期血圧の内、拡張期血圧の方。一般に正常高値と呼ばれる数値は、上が140以下、下が90以下で、正常が上が130以下、下が85以下、至適が上が120以下、下が80以下というもの。
 その数値配分に対して、自分の血圧を測定すると拡張期血圧である下の数値が、階段を上がった直後でも70以下、一休みした後となると60以下の事が多いってこと。上の数値も若干低めではあるものの、それは至適な数値から見ると5~10%低いだけだが、下の数値っていうのは至適とされる数値からみて12~25%も低い状態である。

 下の数値が低すぎる事による弊害っていうのは何があるのだろうか?昔流の解釈で言えば、血圧の下の数値が100を越えるような高値ではフラフラするとかの感想を周りの高齢者から聞いた事があるけど、下の数値が異様に低い場合の話っていうのは聞いた事があまりないのである。

 因みに、今回(と言っても既に2年前)の体質改善プログラム(ダイエット)の発端は、勤務先での定期健康診断における結果が原因。当時の結果では、中性脂肪、コレステロール、尿酸値が異常高値だったことよりも、当時の血圧で上が138程度、下が88程度という値で、この数値が自分のイメージより高いというのが発端。
 その後の生活習慣における運動量増量を経て検査数値の正常化を果たしたけど、血圧が当時数値に比較して上下とも20~30程下がったのが今。で、冷静に見ると当時の血圧数値も少々高めではあるけど正常高値の範囲。今は至適な状態だが下の数値が低すぎる状態。

 で、当時と今を比べて何が違うか?っていうと、今は朝起きて午前中の間は、なんか身体が怠い感じが強い、脳が寝たがっている様子。そう言えば、朝の起床時にもこむら返りが年に3~4回程度出るようにもなった(昔のデブ時代は皆無)のがデメリット的な症状。勿論、腰痛、持久力は格段に向上しているのは実感できるけど、朝の弱さが顕著となったデメリットも実感中、、、、。

 この原因は血圧が低すぎるのか?或いは、相変わらず行っている運動量の多さによる疲労蓄積による過労状態なのか?微妙な所。確かに帰宅、夕食、家事終了が午後9時半、そこからみっちり2時間の運動で午後11時半、それから入浴+ごそごそで寝るのが午後12時半で起床が午前6時半っていうのがスタンダードだが、毎日の2時間運動っていうのは案外ハードかもしれない。

 ホンネを言えば、夕刻~起床迄はそのままで、明朝の起床、朝食後は身体のエンジン始動迄2~3時間のゴロゴロタイムが欲しいところ。ボーッと横になって過ごせれば随分楽になりそうだ。

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2008年6月19日 (木)

摂理?

 別に宗教団体ネタではない。
 これは、身体の機能の成長(加齢)による変化の話だ。

 先の記事で、抗酸化物質であるSODなる酵素が盛んに分泌されるのが20代迄で40代以降は分泌されないって話から、SODを外部から強制的に摂取させることで老化を防ぐという飛躍論法に疑問を投げかけたりしたけど、似たような話は結構あるのである。

 一寸前に流行したLカルニチンって奴もそう。新陳代謝を活発にするカルニチンがあれば食べても肥らない。しかし、加齢とともに生産量が落ちるので、そのままでは新陳代謝が低下するから肥る。よって、カルニチンを錠剤で摂取すれば新陳代謝が保てるって話もそうだ。

 後は疲れ具合に影響するってコエンザイムって物質もそう。加齢と共に生産量が落ちる。よって、サプリで補給、、、、、

 これらの話で思うのは、色んな酵素が加齢と共に分泌生産量が減る事は悪い事か?って事。生物の進化の歴史、生物の寿命から考えてみる。

 例えば、人間は二十歳迄で成長が終わる。しかし、寿命は?というと、普通に70歳程度は生きる訳だ。健康なら100歳も夢ではない。となると、成長期以降の方が時間は長い訳であり、成長期と成長期以降は身体の機能維持システムが時期に合わせて変化しているはずであり、30歳代、40歳代如きで機能低下と考えるのは時期尚早と思うのである。
 この中年世代での機能維持システムと成長期のそれが違うだけの話のように思うのは考えすぎだろうか?
 そして、このような生体システムっていうのは、人間って生物が長い進化の歴史で育まれたシステムというのでは無いだろうか?

 そう考えると、世代に応じて機能を使えば普通に機能を保てるというのが普通の考えであり、分泌が減るのは衰えたのではなく、新しい生体システムに移行した結果ではないか?とも思えるのだ。
 そうすると、成長期の酵素をサプリ等で強制摂取するということは、生体システムの変化に決して良い影響を与えるとは思えないのである。そう、それは生体システムの摂理的な変化への妨害工作のように思えるのである。

 仮に分泌低下が死や老化へのカウントダウンとすると、そんなモノに頼らずに元気で若さを保つ人が居ない筈だが、実際、元気な人はサプリや薬と無縁な場合の方が多い。つまり、分泌低下は機能低下でなく、新しいシステムへ移行した結果と考える方が自然なのだ。新しいシステムを上手く獲得出来る人が健康で若いということだ。

 と言う訳で、私は、化学物質を人為的に強引に摂取するというスタイルは好まないのである。サプリ、薬・・・ってのは、どうも受け付けないのである。

 デブがダイエットするにしても、運動が主体だし、スポーツで身体を作るにしてもサプリで作る筋肉は信用出来ないのである。自然体が一番っていうのは、生物の進化の歴史で得たシステムこそが最高の機能だと信じているからである。
 所詮人間の浅知恵が、人間の進化の歴史を上回る筈がないのである。浅知恵崇拝志向が、思いも寄らぬ副作用とか弊害に悩むのでは無いだろうか?

 そんな自分だが、今現在、仮に外傷を負っても出血は数分の内に止まり、翌日は瘡蓋、翌々日には瘡蓋が取れ始める。人に言わせればトカゲの様との表現。昨年の虫垂炎の手術創の回復も担当医から驚かれたり、振り返れば、大昔の大腿骨骨折も術後1週間で再生骨がレントゲンで確認出来たりもした。自然の治癒力に勝るものは無いし、自然のシステムを最大限発揮させるような生活習慣、即ち、規則正しい食生活、睡眠時間、運動を心掛けることこそが、体内システムを健全に保つ唯一の方法だと思うのである。

 俺に言わせれば、サプリ類は麻薬みたいなもの。一度摂取すると、摂取なしでは生体機能が維持出来なくなる。金払って依存症になるようなモノ。そう思うのである。生命の機能保持の摂理に従う、機能を磨くのが何よりも大切だろう。

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テレビも買い換え時期か?

 先週の土曜日、入力4、入力5から入れて視聴していた映像が思いっ切り乱れていた。
 因みに、我が家のテレビは日立のプログレッシブスキャンのW32-GF20という約10年前の機種で、フラットワイドテレビでコンポーネント入力端子を備えたハイビジョンブラウン管テレビである。当時のシリーズの中で廉価版でチューナー周りがシンプルながらもブラウン管自体は結構高性能って奴だ。

http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9807/0709.html

 このテレビは、家を買う際に新調したモノで、たしか定価で280,000円を購入価格118,000円で買ったような記憶があるのだ。
 そんなテレビも10年使うと不具合が出てくるもので、遂にというか映像に乱れが出てきたのである。先の車の買い換え欲望も7年目にして涌いてきたものであり、こういう年数とチョットずつ現れる不具合が購買意欲を掻き立てるのである。

 取り敢えず、軽くエアブローして映像端子の清掃を行うと復元したんで今のところはOKだけど、そろそろ換え時のような気もする。

 さて、今の時点でテレビを新調するというと、サイズ的には36型以上のワイドテレビっていうのは必須であり、チューナーは地上デジタル対応って機種になる。此処まではデフォルトで迷いは無いのだが、果たして、モニターは何にするか?が問題である。

 普通なら液晶、プラズマ、有機ELという最新の薄型テレビって事になるんだろうけど、心の中では次もブラウン管にしたいなぁって思うのである。

 液晶テレビ、プラズマテレビとブラウン管の決定的な違いは、薄型テレビの場合は表現して綺麗に映し出せる解像度は一つというのがネックなのだ。ブラウン管の場合は、SDもHDも綺麗に映せるってのが最大のメリット。旧世代のSDメディアに保存された画像は薄型モニターでは最悪な画像になるのがネック。

 ということで、ハイビジョンブラウン管テレビを探すと、ここ二三年の内に軒並み生産中止で、なんとネットオークションでは異様な高騰を見せている模様。
 実家も一昨年テレビも買い換えたが、それが地デジ対応のハイビジョンブラウン管で実に羨ましい限りだが、既にそういう機種は絶版なのだ。
 一応、今週末はテレビを探しに地元の家電量販店をハシゴする予定だが、今の機種を修理して使うか?っていうのも選択肢。さて、どうしようか?考え中である。

 普通なら液晶、プラズマってなるんだろうけど、最新の液晶、プラズマテレビを新築と同時に購入した人の家に行ってテレビ見ると、確かにハイビジョン映像は許せる画像だけど、SD画像を映させると輪郭のボケ具合、残像の激しさ、、、、、コントラストの緩い絵柄での動き(淡色背景で淡色着衣の人物の動き、球技でのボールの動き)は目視確認不可能と言ってもよい状態。(液晶モニターでパソコン使ってる人なら、今のモニターで画面のプロパティを640×480解像度で見れば判りやすい。とても見れたものではないから、、、、)
 我が家では地デジ+BSデジタル+BSアナログ+CATVを視聴している訳で、特にCATV画像はSD解像度の映像配信が多く、そう考えると単純にハイビジョンの薄型テレビに行くっていうのも抵抗があるところ。

 他にも、DVDカメラで記録する映像も勿論SD解像度、HDデジタル放送の録画もアナログ変換してSD解像度で録画しており、今後もHD録画するつもりが無いので、SD解像度映像が綺麗に見れるモニターが必須なのである。
 まぁ、金が溢れる程にあれば、オールHD仕様で記録もBDを使ったHD録画ってなるんだろうけど、コピーワンスとかダビング10とかで揉めた中に入るのも今一であり、時期尚早って感じがするのである。

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SX4、MCはどうなる?スズ菌患者の独り言

 今月、エスクードがマイチェンする。馴染みの営業がチョット教えてくれた。
 エスクードもMTの仕様があるレアなモデルだが、如何せん幅広すぎである。自分も過去にTD51W、TD31Wと二台のノマド、V6の2LのMT車、DEの2L-TurboのAT車と乗ってきたのだが、オフ車特有の巨大なタイヤの交換での出費、案外悪い燃費で今のエリオに換えたのだが、、、

 そんなエスクードのMC情報で気になるのは、現行のH27A型2.7LのV6がN32A型3.2LのV6に、J20A型2Lの直四がJ24B型2.4Lの直四に換装されるという。この中でJ24Bだが、クランク共通、エンジンブロック新規、エンジン外形サイズは維持、エンジン重量軽減という情報。
 スズキの場合、エンジンが新しくなると古い世代のエンジンは一気にラインナップから消える。過去のG型もそう。手広くエンジンを揃えるのはコスト的に厳しいし、コスト管理には厳しい体質を考えると、J20Aの主力であるエスクードがJ24Bに変わるとなると、SX4でJ20Aの必要性はあるか?っていうと、無いかな?って思ってしまうところ。

 そんなSX4はマイナーチェンジが来月である。来月はJ24Bでも載らないだろうか?併せて、スポーツMTでNA2.4L+4WDでWRCフィーリングなモデルが出ると嬉しいのだが、、、、

 一般には、『ありえね~っ!』ってなるんだろうけど、前身のエリオの輸出車であるリアーナはデフォルトが2.3Lである。で、リアーナは既に世界的に生産中止となっており、その後継って考えると2.4Lもアリかなぁ?って思うのは下手な期待だろうか?
 少なくとも、SX4セダンはサイズ(全長が4.5m級)から考えても2.4Lが載っても不思議でないし、、、、スポーツイメージのHBもターボは兎も角、2.4LのNAなら簡単に出せそうにも思うところ。なお、北米SX4のテスト車両では、なんとSX4のターボ車もある。XaCarって雑誌にも試乗記が掲載されていたし、インプレによると結構好評の様子。雑誌によると『当面は市販予定無し』、、、、でも、その気があるから作ってみたというのが真実だろうし、そこに存在するということは、存在意義があるのも真なり。ターボは辛くても、2.4Lで軽快+トルクフルならOKだと思う訳。

 と言う事で、出たら、買っちゃうよ!

 丁度、乗り換え意欲が高まっている時期。スイスポの1.6Lも良いのだが、如何せん小さすぎ。期待してます。有り得ないだろうけど、SX4のセダンにMTが出ても、、、、。

 しかし、こういうスズキから選ぶと言う考え方、単車の趣味もSV、グース、ガンマ、、、、という状態は脳内がスズ菌に冒されているようでもある。

 MOTOGPのDVDの字幕でスズキはウイルスに冒されているってフレーズが在るけど、そんな感じだ。

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おいしいダイエット商法

 今朝の地方新聞での話。

 ダイエット、美肌をターゲットとした未承認薬販売で荒稼ぎをしていた会社(美容機器・化粧品販売会社「Dr.エイジレス倶楽部」)の経営者が逮捕されていたという話し。

 罪状は、未承認薬販売という薬事法違反の罪だそうだ。対象商品?は、新陳代謝の促進をうたった「ヒトプラセンタ」で国の製造販売承認を受けていない無承認薬、新聞記事によると、針のない注射器を腹にあてて薬液を注入して使用する。しかし、その効果はなく、あざや内出血が残った購入者もいたとのこと。更に医薬品販売に必要な東京都の許可を得ておらず、昨年11月、同容疑で県警の捜索を受けており、現在は稼働実態がない。

 この業界では、情報の発信がネットのホームページ等が多く、営業実態がどうか?っていうのが見えにくい上に、似たような販売店が異様の沢山ある訳だが、この内、如何ほどがマトモなのだろうか?ダイエット、フィットネス商法っていうと、ブーム的な盛り上がりが多く、学会等で一つ目新しいネタや器具が紹介されると、同じモノ、類似品を扱う販売店が異常繁殖状態で増殖し、数ヶ月の内に価格が1/5程度迄落ち込んで消えて無くなるというパターンが多く、繁殖増殖した販売店も同様に増えては減ってを繰り返しているようである。

 まるで、一つの餌に食らいつくウイルスの如くである。そのように急激に増殖する販売店には、マトモな所から、一度限りの儲け狙いって所迄様々だけど、ネット上のホームページの立派さだけからは、それが企業実態を反映しているとは言い難い。

 特に、ダイエット、美肌、フィットネス関連の顧客っていうと、若い女性、高齢者、メタボを少し気にする中年男ってパターンが多く、彼らが、氾濫する情報の中で本当にマトモな商品を扱う、マトモな経営実態を持つショップから買い物が出来ているか?っていうと、被害者が居るという実態から見ると、かなり厳しい現状が浮かび上がってくる。

 一般に、一目見て怪しい商売があるけど、そういう怪しい商売が堂々とネット上で宣伝されていたり、車関係雑誌、女性週刊誌の広告欄にも掲載されている。誰がどう見ても胡散臭いと思うのだが、少なくとも、公衆の面前に出すことを規制すれば、胡散臭さが感じ取れない被害者も減らす事が出来そう。
 宣伝を打つって事は、公に情報を発信する訳で、発信情報に虚偽記載、誇大広告があれば厳しい刑罰を与えるとか、掲載するメディア、出版側にも罰則を与える等の浄化策を打つべきのように思う。
 このダイエット・美肌業界の隆盛と、携帯出会い系サイト、一攫千金系グッズ販売っていうのは、どれも似たような感じを受けるのだが、規制されることなく伝統的?に存在しているのは間違っているように思うところだ。

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2008年6月18日 (水)

運動弊害論

 運動の弊害論を唱える話もあるが、その話の代表的な話が『活性酸素による老化、疾病発症』って奴だ。活性酸素が癌、老化、生活習慣病の原因という説を唱えるサイトは異様に多い。活性酸素っていうのは、ネット情報によると摂取酸素の内2%程が活性酸素となって、これが細胞に対して様々な害を与える。よって、運動をすれば必然的に活性酸素発生量が増加するんで、運動=活性酸素という事で、運動は良くないという説だ。
 更に見ると、活性酸素を抑制する物質がSODって酵素(スーパー・オキサイド・ディムスターゼの略で、酵素の一種で、有酸素運動領域では体内で生成されるらしいが、40歳を過ぎると生成量が減る?)で、これに似た物質をサプリとして販売している所もある。
 ということで、活性酸素、SOD系は通販系サイトに沢山掲載されているようだ。

 ということだが、この活性酸素、SODって話も分からないではないが、あくまでも利益誘導サイトでの説明であり、その先にはサプリ等の購買意欲に結びつくような論法っていうのが怪しいと思う。

 この活性酸素+SODって論法には、本質的運動不足によって体内環境が健全でない状態の人の運動による弊害を棚に上げたストーリーに感じられるのは気のせいだろうか?引き合いに出されるスポーツ選手の故障や寿命の短さを紹介しているが、その対象っていうのが、これまたブロイラー?的にサプリ系物質、化学物質を利用したり、通常の生活リズムからは破綻したと言わざるを得ないアスリート、或いは、体力強化に高度な超回復を繰り返させる事によって発達させたアスリートをターゲットにしているが、それは一般的に健康という状態とは違うモノでは無いか?というのが素直な感想である。こういう特化した環境のアスリートの健康状態を引き合いに出して運動は健康に悪いという説に展開するには無理があるように思う。競技系アスリートの身体能力アップには今や化学的(科学を敢えて使っていない)手法は欠かせない訳であり、その手法の方が健康に対する異状に繋がるっていうのは、ドーピングによるリスクと等価なモノであり、一般人が日常できる運動を普通に行う程度で、筋肉隆々なアスリートになる筈ない。

 競技に勝つために、過激に求める形を求めるのに、人工的な化学物質を投与する事自体が健康の阻害因子だと思うのである。同様に、不健康からの脱却に人工的な化学物質を併用して行ったりするのもNGと思う訳だ。
 重要なのは、自然な日常生活で動ける範囲で動くというスタイルでの運動が必須であり、少なくとも、ライフスタイルの中で毎日続ける事が出来る程度の運動が身体に悪い筈もないと思うのである。ここで言うライフスタイルとは、人間の生活の歴史でスタンダードとされている習慣の事で、三食定刻にバランス良く食う。そして早寝早起きのリズムを確立した上で成り立つ生活習慣のこと。

 上記SODって抗酸化酵素も20代迄は作られるけど、40代になると作られないって説を唱えるサイトは多いけど、仮にそれが事実としても、その原因が加齢による能力低下に依るモノなのか?或いは、加齢による生活環境の変化(40代なら高栄養食+酒、煙草+運動不足)によって衰えるものなのか?或いは、分泌される量が成長という細胞分裂の回数に連動している生体現象のためなのか?っていう風に原因を特定する情報は皆無であり、ネット情報では40代では急激に分泌されなくなるので、人為的に補給すべしという論理は飛躍の度を過ぎていると思う訳だ。

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購入検討中

 エリオ号の車検は今年の9月である。9月で丸7年である。

 思えば、このエリオ号は、購入翌年は台風で飛来看板でルーフとウインドーを損傷、同年年末には弁当配送トラックが荷台カーゴ扉を施錠せずに走ってきて離合時にカーゴ側面扉が目の前に出てきて避けた時にエアロバンパーを損傷。その翌年は積雪の中を通勤中で信号待ちをしていた時に、横をすり抜け中に雪で滑って転んできたババァのスクーターにドアのえくぼを付けられて、更に翌年は交差点で停止中に側面から携帯操作中の高校生の自転車が突っ込んできて、更に更に、最近は山間部の抜け道走行中に雑草に隠れたガードレールを考慮して走行中にガードレールに括り付けてあった違法看板の針金で側面損傷という状態で、過去の所有車両の中では、相当にアンラッキーな車でもある。(前のエスクード、シエラ、ジムニーターボ、セルボ、TE71、KP61は無事故、無災害で故障知らずだったから余計に感じる)

 但し、7年も経つと少々の傷も気にならない状態で、正しく下駄には最適な状態とも為っている。実際、使い方も少々荒っぽくなっているのも事実であり、ラゲッジからスピママ号を出し入れではバンパーに引っ掻いた傷が結構付いていたり、ガレージ駐車中に娘のMTBの擦った傷も付いたりしている。

 下駄という範疇で考えれば、これ程無頓着に乗れるっていうのも、或る意味、魅力?ではある。この車、4WD+MT+スポーツマフラー+エアロという出で立ちで、排気量は1500ccの5HB車であるが、最近の燃費はリッター14km程度と財布にも優しいのは非常に有り難い。特に、来月はガソリンがリッター180円になるという話もある訳で、そういう意味でも良い車なのは確かである。

 特に不満がある訳でもないのだが、最近は家族が4人であり、レジャーに出掛けるとラゲッジルームが不足気味に感じる事が多いのが次期愛車候補を物色する動機になっている。必要なのは4人乗り+荷物沢山って仕様だ。(三列シートは買わない。使わない三列目が無意味な荷物になるため。仮に外せても置く場所が無い。)

 そんな中、買う場合の選択基準を整理して優先順位別にならべると、

1.今より一回り大きなラゲッジスペースが必要。
 →全長で4300~4500mmクラスが良いか?セダンよりワゴン、HBでは積載不足。
2.営業マンとの付き合い上スズキ車が望ましい。
 →エスクード、SX4、スイフトとなると選択肢が厳しい。オプトラワゴンならOKか?
3.1500ccクラスで5ナンバーが理想、全幅1750mm、全長4600mm以上は不可。
 →限定するとプロボックス、サクシード、エアウェイブ、ウイングロード
4.チャイルドシート用ISO-FIXアンカーバーが欲しい。
 →今のチャイルドシートを序でに使い回したい。
5.出来ればMTが望ましい。
 →やはりメンテナンス性が良い。

 というところ。そうなると、実はイイ候補っていうのが無いのが現状。スイフト、SX4は小さすぎ。エスクードはデカ過ぎ。で、現在候補はレガシーとプロボックスというところ。次点でエアウェイブ。レガシーはボクサーエンジンがネック、プロボックスは嫁受け(商用っぽ過ぎ)が悪すぎ、エアウェイブはAT(CVT)が微妙にネック。
 でも、そんな事ばっかり言ってたら選べなくなるので、なんとか候補を探したいところ。

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突然死

 最近はメタボ対策ブームということで、色んな器具が紹介されたり、スポーツが奨励されているけど、その一方で、スポーツ中の突然死っていうのも結構報告されている。
 そんなスポーツ突然死も二種類ある。

 一つは、「タバコ・高血圧・コレステロールが高い人、それから、糖尿病・肥満・仕事のストレスが多い方」に起こる突然死である。これは、日常運動不足気味で体内環境が結構厳しい状態になっている人の事で、こういう人が運動することで、運動状態に身体が移行した際に死に至るという場合。

 もう一つは、肥大型心筋症による突然死。これは通常は極僅かの確率らしいけど、スポーツ選手の突然死の1/3を占める原因なんだそうだ。殆どが何らかの心疾患を抱えているという。しかし、スポーツ選手の突然死原因となる心疾患の原因が何か?っていうと、ネットの検索では『これだっ!』っていうのに巡り会えないのも事実。

 そして、このような『突然死』って状況が結構認識されるようになったためか、公的機関、企業等には最近は『AED』なる『自動体外式除細動機』をあちらこちらで見かけるようになっている。

 さて、上記は、基本的に運動不足で体内環境が不健全となった人、或いは疾病が原因で運動負荷によって各部の器官が耐えられなくなったりして生じるものだけど、前提としては、運動は身体の健康維持に効果的という前提というか延長の話。

 しかし、先の記事ではないが、運動強度的に続ける事で身体に負担を掛けて却って害になるっていう話もある。
これには、矛盾があって、運動強度(相対指標なんで≦100%)という能力内仕事であり、強度指標の数値によって鍛えられる箇所が色々ありますよ!っていうのが、前記事だけど、高い強度の運動は寿命を縮めたり等々の弊害があるって話もしばしば聞く。
 ただ、運動をする程に、心拍数、血圧、血流が増大し、体内の循環器系がフル稼働する訳であり、稼働状態が高まると物理限界に近づくのは道理である。そして、物理限界を下げる因子(コレステロール、ドロドロ血、血栓、心筋症・・・)があると、簡単に限界を超える事が突然死に結びつくのだろうとも言える。
 言ってみれば、整備不良の中古エンジンに全開をくれてやるようなモノであり、それ故に壊れるとい感じだ。運動強度という相対指標である限りには100%を越える事は有り得ない訳であり、それが害になるとは信じがたいが、少なくとも100%の能力で身体を運動させる事は、その負荷に耐えられるような各システムをメンテナンスする必要があるってこと。
 弊害論については、結局、運動強度を高い状態で動かすには、見合ったメンテナンスが必要って事が忘れ去られた論議のように感じるところ。

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2008年6月17日 (火)

大型ミニバン=高級?

 今月から道交法が改正された。改正の目玉である自転車関連とは別に、実は一番身近な問題が、乗用車の後部座席のシートベルト義務化である。

 まぁ、自分は運転オンリーなんで関係ないといえば関係ないのだが、後部座席でもシートベルトがデフォルトという時代の流れと、デビューする車を見て一言。

 最近は相変わらずミニバン、高級車ブームである。そんな中、よく聞く言葉に『電動オットマンシート』って装備。これは、ミニバンの後部座席がソファーのようなシートで、シートバックを寝かせて脚を投げ出すような椅子のようだ。
 そして、このシートがカタログで示される時は、モデルのネーチャンが横になってくつろぐ絵柄を良く見るのだが、、、、、

 後部座席にシートベルトというのと、このオットマンシートっていうのが、頭の中では繋がらないのである。寝転がってシートベルトで急停止=絞首刑?のような連想になるのは変だろうか?
 仮に、このくつろぎスタイルっていうのは旅先で駐車中の話なのだろうか?旅先では基本はホテルにチェックインだと思うのだが、車で過ごすのだろうか?っていうところが、どうも変な感じである。

 もしかしたら、大型ミニバンっていうのは、車の中でくつろいで、目的地で宿を利用しないってライフスタイルの提案なのだろうか?
 そう考えると、ミニバンっていうのは、どうにも貧乏性のように感じるのである。

 やはり車は運転席と同じタイプのシートを4つ装備した独立4シータービークルっていうのが一番しっくり来る。シートはフルフラット機能も、シートバックテーブルも不要、からくりシートなんぞ以ての外、当然ウォークスルーにもなる必要も無い(移動中に席替えってのはベルトしてたら不可能。停車中にわざわざ車内で移動は変だ)し、リクライニングや脚の投げだしも不要だ。適切な乗車姿勢で乗員を守る。そういうシートこそが必要である。独立4座+十分なラゲッジのセダンかワゴンっていうのが一番合理的な存在のように思うのである。

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理屈より感覚

 先週は、運動に際しての心拍数、運動強度について関心があったけど、まぁ、競技者でも無ければ、そんな数値に敏感になる必要も無さそうっていうのが結論である。
 何と言っても、これらの数値の鍵が心拍数っていうのはOKだけど、心拍数の絶対値が殆ど無意味であり、要するに、個人にとっての運動時の心拍数が、個人の運動能力に対してどの様な負荷になっているか?というのが問題であり、運動時の心拍数以上に、基本的な個人のスペックである安静時心拍数、最高心拍数っていうのが重要とういこと。

 結構、数値に敏感な人ほど、心拍数がナンボで、運動強度が幾ら?って気にしているけど、その大元の根拠(強度=割合で、分母が重要)となる最高心拍数値自体がいい加減な人が多い。
 実際、最高心拍数の計算式も様々であり、どれを採用するか?にもよるし、その基礎式のサンプルモデルと個人の能力の違いも在る。最高心拍数の求め方も下記のように最低でも4種類はあるし、

1.[最大心拍数]=220-[年齢](運動習慣のある人は210-[年齢])
2.[最大心拍数]=204-0.69×[年齢]
3.[最大心拍数]=男性で214-0.8×[年齢]、女性で209-0.7×[年齢]
4.[最大心拍数]=1.1×[安静心拍数]+115

 この辺が怪しいモノ。選び方によっては最大心拍数も最大で30くらいは変わる訳であり、この30の差が運動強度から適切とされる目標心拍数に与える影響も極めて大きいのが実際である。

 心拍数関連で運動強度と目的、効果を見ると、

心拍レベル(HRR)

期待できる効果

使われる過程

50~75%

持久性 酸素摂取量 毛細血管

有酸素

75~85%

拍出量増加 筋肉量増加

無酸素、有酸素

85~95%

筋力増加 耐乳酸性

乳酸性無酸素

95~100%

最大酸素負債量

非乳酸性無酸素

って感じ。だから最大心拍数で実測から公式の何を使うか?によって30も変われば、上表でいう心拍レベルからいうと1の項目から2の項目、或いは、2の項目と3の項目という風に運動強度が変わり、得られる結果が変わって来るということにもなる訳だ。

 ということで、書いてある数値、他人の数値を目標に、最大心拍数や安静時心拍数を近付けるには、どうしたらよいか?っていうと、これまた、微妙。ここで、良く聞くのは、例えば、自転車で速さに憧れる人が安静時心拍数を下げる事を目標にしたり、最大心拍数を上げるのを目標にしたりって話だが、大事なのは、満足行くように自転車に乗るには?っていうのが一意の筈であり、その結果を得た身体状態で、これら心拍数値がどうなったというのが本筋のような、、、、。
 大体、最大心拍数ってのはトレーニングで変わるものか?と言うと否定的な論が多いのも事実だし、安静時心拍数を下げるには?っていうのも実に難しい問題。まぁ、その辺の数値が運動に適した状態に変化するっていうのは、運動に適したように身体が変化するということで、そういう運動を行うような生活をすれば自然となる筈だが、数値に囚われすぎて過酷に奔りすぎると、身体の適応化の前に身体が壊れてしまう。

 ということで、あんまり気にせずに乗るのが一番のような気もする。そして、運動するならハァハァゼェゼェで乗るんではなく、自分の感覚で長く続ける事が出来る範囲の最大の負荷を続けるっていうのが重要なのかもしれない。

 人間の身体、運動意欲と疲労感リミッターだけど、上手い具合に出来ているように思うのが素直な感想。長距離水泳、自転車走行、、、、いろんな継続運動が行って思うのは、運動する際に増やせる負荷っていうのは、行う時間に併せて反射的に自らの意志で定めている訳であり、このような感覚的な機能っていうか、本能っていうのは、昨日迄に並べた屁理屈?(運動強度、マフェトン理論・・・)は知らなくても、それなりに順応しているようでもある。

 何でもだが、理屈先行で屁理屈野郎になるよりも、理屈や理論は知っていても、それに捕らわれすぎるでなく、自分の感性や感覚、意志で続けた結果を見て、理論や理屈で今の結果を説明を付ける程度の付き合いが大事だと思うところ。

 結果を納得するのが理屈。結果がどうなるか?は人次第である。定める目標が無謀過ぎる場合(ライバルが他人、或いは文献等々にした場合等)、その結果を得るために無理矢理組み立てた理論に併せた練習の果てが故障を招くように思うところだ。数字に拘るのではなく、現状の状態をスケールに乗せた結果が数字であるとい捉え方が大事である。最近は最初にスペックありき、数字ありきの人が多いけど、その数字が何をもたらすか?何を意味するか?っていうと答えられない人が多いのも事実であり、感覚的に数字に拘ったり、一喜一憂したりするのは本末転倒な気もする。

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2008年6月16日 (月)

心拍モニタリング走行

 心拍モニターは使わずに運動していたのだが、先日以来、マフェトン理論とか、運動強度云々についての関心が高まったので、週末は久々に心拍計を用いて運動してみた。勿論、心拍計は装着自体が鬱陶しいのだが、、、、

 取り敢えず、ローラー台と実走で、試してみた。
 心拍計には安静時脈拍数と最高心拍を入力する事で、消費カロリーも概算で求められるモノであり、久々の使用という事もあり、安静時脈拍は起床時に測定、最高心拍数はローラー台で追い込んで測定した。

 結果、安静時脈拍数は38~40bpmということで、一応40bpmにセット。そして、最高心拍数は土曜の夜に追い込んで回してみて196bpmというところ。最高心拍数では180rpm以上の回転数で速度表示は73km/hという表示。負荷は実走でないので不明だが、其処まで引っ張らないと心拍数は上がらない。実走で過去の最高心拍数はオ・モイヨWWでの測定だけど、追い風ながらも145rpmで60km/hオーバーで184bpmが最高。

 で、先ずはローラー台でのトレーニングは、サーキットトレーニング終了時で110bpm程度、その状態からアップに15分程度掛けてケイデンスを上げていくのだが、巡航モードでは125bpm程度、時折、ダッシュを掛けても最高で135bpm程度迄上がても基本は125bpm近辺で続け、クールダウンでは徐々に落として110bpmで終了。

 その次、いよいよ実走だが、計測したのは日曜の早朝、午前6時出発からである。
 この日、起床時が40bpm弱、自宅からホームコース入口迄が4km程。この間はアップ区間であり、走行時は80bpm程度、ラングスターTTで固定シングルな状態でケイデンスは70rpm程度で町内走行。
 その後、コースインしてからは90+αrpmで漕いで速度で30km/hからスタート、心拍は110bpm、この状態で500m程走行してからは徐々にケイデンスをアップして110rpm近辺、35km/h程度で維持走行。心拍数は130bpmって状態。この状態から1km走行迄にケイデンスを上げて走行し120~130rpm、40~43km/h迄昇速。その状態で140~145bpmでこのまま太田川橋迄走行。

 帰路は、身体が出来上がっている。で、太田川橋から高瀬堰迄は110rpm×35km/h×130bpmで走行し、高瀬堰から安佐大橋迄は120rpm×39km/h×138bpm、安佐大橋から安芸大橋が125rpm×40km/h×145bpm、安芸大橋から祇園水門迄が140rpm×45km/h×158bpmというところ。
 その後、祇園水門からクールダウンに入り大芝水門から大芝側ラインニングコースでは110rpm×35km/h程度で心拍を落としながら走行し北大橋で終了。

 運動強度的には概ね60~80%での運動である。しかし、やっぱりこの脂肪燃焼に効果的って言う運動強度はハッキリ言って結構ハードで汗大量に出る。確かに、歌も歌えるし、脇見も出来る。風景も楽しめるけど、一般にダイエットに自転車は効果的だよ!って言える程に安直で楽な運動ではないとも思うところ。
 自分の感想では60%運動強度の130bpm近辺で35km/h走行だけど、これは確かに楽珍であるが、80%運動強度の158bpmでは単独45km/h以上(最高で50km/h迄時折引っ張る)走行では頑張っても3分維持が出来れば限界か?ってところ。追い風とか車の後ろならいざ知らず、無風に近いコンディションでは結構な負荷だし80%運動強度は維持するのは結構ハードだと思う。

 本当に自転車で口笛吹きながらダイエット!っていうのは、真実か?っていうと、極めて怪しいと言わざるを得ないのである。お気楽サイクリングというと、自分的には110bpm以下くらいの話。(110-40)/(196-40)×100=45%というのが楽々サイクリングだろうが、これでは脂肪は燃えそうにない。
 考えてみればローラー回す時も125bpmっていうのは運動強度は55%でダイエット目的?っていうと厳しいなぁって感じだ。

 話は全く逸れるけど、日曜日は当日の天気予報では雨模様。で、朝から幼稚園の父親参観日。昼は家族で買い物ってスケジュールで、無理矢理?朝早く起きてラングスターで心拍モニタリング走行を行った訳だが、何はともあれ走行出来たのが何よりである。
 或る意味ラッキーだ。そして、今日は朝早かったのにソローディを沢山見た。そして、早朝のソローディはみんなマナー良いし気持ち良い人が多い。午前9時以降の群れに較べると印象が全く違うのにはビックリだ。

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2008年6月15日 (日)

50mプール、使用開始!

 この金曜日(6/13)から表題の如く50mプールで水泳を行う事とした。
 先週までは安芸区のスポーツセンターで25mプールを使っていたのだが、今週から東区のビッグウエーブって50mプールである。勤務先からの移動は安芸区の方が近いのだけど、自宅が東区にあるので実質的な移動距離(運動後帰宅)はビッグウエーブの方が便利なのである。
 何故に安芸区SC?っていうと、ここはプールとトレーニングルームのWヘッダーを組む際には、トレーニングルームの機材が充実して人が少ないのがメリットなのだ。東区の場合、プールはOKだが、トレーニングルームの機材が今一で人数が多いのがNGなのだ。

 ところが、今はトレーニングは自宅がジム化しているので、プールオンリーを考えるのだが、東区の50mプールが5/30から使用可能となった。そして、気温も大分高くなってきたので、6/13からビッグウエーブに変更したのである。

 このビッグウエーブは色んな大会が開催されるので、利用できない曜日もあるけれど、利用可能な時はなるべく利用するつもり。

 で、一年ぶりに泳いだ感想は、、、、、やはり、片道50mで深いプールは実に快適に泳げる。25mプールよりも確実に速度のノリが良い。エエ感じである。

 来週の金曜日は息子の誕生日なんでプール曜日は別の曜日にするけれど、極力暇見付けて泳ぎまくる予定。

 初日の今日は予定の3kmでなく2.8kmとなったけど、これはニシダサイクルのお兄さんと一緒に泳ぎに行ったため。待たせるのも気兼ねだったから。距離的には若干短かったけど、いつもの25mプールで泳いだ後の疲労感に較べると全然疲れていないのは、やはり泳ぎやすさのためだろうか?

 この夏は、50mプールをしっかり利用してエアロビックシステムを更に強化するつもり。水泳して自転車力を高め、自転車でホームコースを走って水泳力を高める。更にはサーキットトレーニングで乳酸の分散能力も高める。そうやって、パワフルさを維持したいところ。
 泳ぎながら思うのは、3km以上の距離をペースを乱さず、フォームも乱さず泳ぐ余裕が自分の中ではカッコイイと思うし、自転車でも20km以上の距離を心拍数140~150を保ちながら35~40km/hで走り続けれるのがカッコイイと思う。
 自分の中での話だけど、泳いでいると隣接レーンを一瞬爆泳して抜いていきながら失速してプールサイドで停止していたり、或いは、自転車で僅か一瞬のみ速度を出すものの、簡単に失速するようなのは、一番カッコワリーし、見た目から期待外れだったり、口だけ兄さんだったりもカッコワリーのである。
 最近は、単車に限らず、水泳、自転車でもフォームを見ただけで上手い下手が何となく判るように思うし、色んな講釈論を聞いただけで、それが真実か錯覚か、或いは、論理か屁理屈かも何となく判るような気がするような感じ。

 そんな感覚の中で、自分で自分をカッコイイと思える(ナルシストか?)状態を、今年も維持しておきたいと思うところである。まぁ、人から見たら変なフォーム?変な乗り方?有り得ない理屈?って思われているかもしれないが、それはそれ。何たって趣味だからイイのである。いろんな理屈や感想よりも、何よりも老化との闘いだ。

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2008年6月14日 (土)

マフェトン理論って?

マフェトン理論はフィリップ・マフェトン博士が考案したもので『心拍数』に特に留意を払っている理論みたいだ。
先の記事ではないが、競技者など激しい運動をしている人にとっては、かえって運動は健康を損なう。

そこで競技スポーツと健康を両立させるために考案されたのがマフェトン理論ということらしい。

マフェトン博士の証明というのは、一言でいうと、心拍数の比較的低い有酸素運動(エアロビック運動)を続けることによって循環器系、関節、筋肉等が健康な状態に出来て、そのような身体は、心拍当たりの能力アップと、大きな負荷を与える無酸素運動(アネロビック運動)時のダメージも最小限に抑える事ができるということらしい。

マフェトン理論を実践するためには自分に最も適した運動強度で運動を行うことが肝ということで、心拍数を指標とした『180公式』に従うらしい。

これは最大エアロビック心拍数を求める公式で、トレーニングでは必ずこの数値以下の心拍数で行うこと

公式とは、180-[年齢]で求められる心拍数を基本にして、トレーニングによって体力が向上している人は求めた心拍数に対して+5、体力が維持できて故障の無い人でそのまま、トレーニングで故障経験がある場合が-5、病み上がり等体調回復前の場合で-10の修正を加えた心拍数を上限とすること。

この目標心拍数に対して15分程度の時間をかけて到達させて、その後キープ運動を行い、運動終了にも15分程度の時間で心拍数を平常に戻すという方法らしい。

マフェトン理論では心拍数を指標として低い運動強度で脂肪を燃焼するという理屈で、この理論で運動すると心拍数が同じでもパフォーマンスが向上するらしい。
このような運動を長期に渡り続けることで、体内にエアロビックシステムを作り上げることが出来るということなんだそうだ。

読むとなるほどと思える反面、これって経験的な現象か?とも思えるし、経験獲得のサンプルの平均から『180公式』なんて言葉が生まれているだけのようにも思える。

因みに180公式に従うと、自分の場合は136が上限心拍数ということで、目標上限心拍数に対して15分のウォーミングアップと15分のクールダウンを入れて運動継続をしろということ?といえば、大げさに理論という程の事でも無いような気もする。

何故なら、先の記事でも書いたけど結果的に心拍数は上限130で行っているけど、何も考えず、自分で1時間という時間で持続可能な最大負荷が偶然そういう値になっていただけであり、理論に従ってという前に、誰でも1時間の持続運動を行おうと思えば、必然的に、或る意味本能的に、そういう運動状態になるのが普通という気もするところ。

因みに、180公式で上限心拍数を136としたら、最大心拍数を220-44=176、安静時心拍数を40として(136-40)÷(176-40)×100=70%で、運動強度は70%ということでもある。

結局、用語を知っているかどうか?でなく、結果的に長時間持続可能な負荷運動を続けるということが、色んなタイトルの話に関係なく、結果として脂肪燃焼に効果的ということで、そのような身体を得るためのメニューというのは、知ろうが知るまいが、結果的には同じメニューに帰結しているようである。

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ダイエットに効果的な100円グッズ

 ダイエットって言葉だけで大きな市場が形成されている。
 ダイエット商品の多くは通信販売で販売されているようだけど、これが結構高価な品が多いのである。
 例えば、ブートキャンプ、コアリズム等々といったDVDによるダイエットプログラムなんかは、出だしで15000円程、ブームが過ぎても3000円程度。金魚運動ユラユラでも、ステッパーにしても大体そんな感じ。価格帯を見れば、ブームで登場すると15000円程度からスタートし、ブームの沈静化にともなう在庫処分?時には、大体3000円くらいになって最終的に忘れ去れるパターン。

 他に見ると、乗馬運動のようなモノも出た当初は相当に高価だけど、類似品なんかは最終的には10000円以下で売られたり、EMSマシンなんかもそんな感じ。

 このようなダイエットグッズ、、、、冷静に見ると、モノの為りから見ると高価過ぎである。

 そんな中、廉価性を売りにしたのがワンコインエクササイズというジムの機器レンタルシステム。確かに、ワンコイン500円っていうと安価だけど、1台を使って500円は実はぼったくりである。普通にスポーツセンターに行けば500円で無制限に自由に使える実態を見れば無謀とも言える値付け。ましてや、ワンコインで高価を得ようとすると、1回3000円くらいは掛かるし、週に3回行けば1週間で1万円弱、一月で4万円というとバカである。
 体験するだけなら500円で一回キリで終わりならわかるけど、機器レンタル量が500円はどう考えても高すぎる。

 そんな中、ワンコインで超オススメなアイテムがある。ワンコインといっても500円でなく100円である。
 100円アイテムで最高にオススメなダイエット商品は、ダイソー等の100均で売ってる何の機能も無い歩数カウントオンリーな万歩計である。これはオススメである。

 腰につけているだけで、時々見るのだけど、数値を見て自分が十分歩いているか?歩いていないか?が自覚出来る。自覚すると自然に歩こうって気が起こるモノ。イイ具合である。この万歩計、当然自転車に乗ってペダリングしてもカウントされることは無いのだが、毎日目にする事で、自分の生活が自覚されるので大変重宝している。

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円安でも株下落傾向

 最近の傾向は円安でも株価下落傾向である。
 チョイ前は、円安=輸出製品の価格競争力アップ=輸出産業が好調=株価上昇ってパターンだったけど、最近は傾向が変化してきた様子。

 最近は円安、株安、輸入資材高騰、倒産件数増加、、、、と景気は深刻さを増してきているように見えるのは気のせいか?

 新聞記事ではガソリン価格高騰、原油相場高騰が毎日のように論じられているが、今回の原油価格のアップは、生産量が低く抑えられているというのもあるけれど、実際には、世界各国の発展による需要増大という構造的な側面が支配的であり、それ故に、投機対象となっているというのが実際であり、投機を規制するような方法でも講じなければ価格高騰は避けられない情勢。
 しかし、投機は見込みの上での行為であり、その見込みが構造的要因による旺盛な需要というのも事実である。

 発展する国が増えたから、原油生産量を増やすっていうのは、結果的には温暖化ガスを大量に撒き散らす事になる。だから発展する国の需要が増えても生産量自体を低く保てば、経済発展に対して温暖化ガスの発生が抑制されるというメリットも在る訳だ。
 そう考えると、産油国の生産調整も強ち間違いとも言い切れないのも事実。更に言えば、原油と使いやすいエネルギー資源は、技術的に成熟していない後進国こそ優先的に使うっていうのも正論であり、発展した先進国こそ、今度は原油エネルギーの消費を抑制する立場にあるっていうのも正論。

 そう考えると、現在の価格高騰によってダメージを受ける原油に浮かんだ経済大国っていうのも世界視野で見ると間違いではない。イランのような産油国でガソリン価格がリッター12円であっても一人が一月で使えるガソリン総量が100リットルに制限しているっていうのは、或る意味凄い事。そういう規制を輸入に依存する消費国こそが取り組むべき姿勢では無いだろうか?

 このような状況には経済的なショックでも受けなければならなそうである。そう考えると、今の円安、株安、倒産、輸出企業不調による第三次(大惨事)オイルショックでも起きて社会構造が従来のままでは立ち行かない程のダメージを受けた方が良いようにも思うところ。

 そんな不景気の兆候は、経済指標にも結構現れているし、長期金利の急上昇という形で、庶民の生活も圧迫し始めている。
 そう言えば、ここ十数年の超低金利時代において変動金利、短期固定金利の低金利の元で金を借りて住宅購入した人が凄く多いのだが、これは今からが勝負どころであったりする。'05年では1.2%、現在は1.8%と確実に上昇傾向。直近でも一月二月で0.4%程上昇してる。身近なところでは、変動金利で返済している人も結構危惧を感じていたりする様子。

 様々なところに、度を過ぎた長期に渡る低金利政策の歪みも出始める所。現在の物価上昇と景気後退というスタグフレーション的な不景気も、元はといえば、そんな経済政策から誘導された企業政策の結果であり、単純に歪んだ価格競争力のみで利益を上げてきた結末にも見える。

 やはり、本格的な不景気がやってくるのかなぁ?という気がするのは自分だけだろうか?

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枯葉族出現!?

 昨日、所要で車に乗って移動中での出来事。
 交差点で停止していたら、目の前を銀色の旧型カムリが急な進路変更を繰り返しながら通り過ぎた。そして、その視線の先の信号が赤になっても突っ切って、その先の信号でタイヤを鳴らしながら停止。直感的に、嫌だなぁ、、、、と思いながら見ていた。

 そうすると、自分が停まっていた信号が青に変わったんで左折して直進、すると前方の信号が青に変わる前だったんで停止しようとしていたら、前方に先程の旧カムリが停まっている。
 で、チョット嫌な感じがしたんで、別車線に進路変更して先程の車に並ぶように信号で停止したところ。で、直ぐに信号が青になったので加速して行くと、後からパッシング&クラクションで車体を揺らしながら迫るカムリの姿が左のフェンダーミラーで確認できる。後方側に距離25m程、、、、その後、自分の後にピタヅケするんで何か気に掛かる事でも?と思いながらバックミラーを見ると、高齢者標識の付いた車ではないか!

 その後、右折待ちしていると横を爺さんがこっちを見ながら次なる獲物に飛びかかるように車ですっ飛んで行かれた、、、、、。

 高齢者標識は暴走免罪符なんだろうか?それとも、その標識で危ない、トロクサイと思われているって被害妄想なんだろうか?確かに、枯葉マークついてたら後を走るのを避けるのは確かだけど、この枯葉マークつけた車が結構な頻度で町をすっ飛んでいる。

 このオッサンの顔は実は激写したんだけど、見た目、意地悪爺さんって感じの人。因みに、この枯葉マークを付けた銀色の旧型カムリは記憶を辿ると何度か見た覚えがあるのである。

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適度な運動の程度って?

 一般に、運動は健康に良いとされている。
 特に、生活習慣病、肥満症って症状が現れている方にとっては、運動を行うことによって余肉を除去するのは身体の平衡性維持、代謝向上に有効であり悪い事は殆ど無いと思われる。

 仮に、普通に肥満で悩んでいる方にとって、弊害というのは極稀であり、極度な肥満状態で足腰に大きな負担が掛かっている人が、足腰への負担が増大するような陸上運動を行うと自重で関節等々の故障を引き起こしそうであるが、それ以外の場合は、過度な脂肪や贅肉が適度なリミッターとなって運動の弊害に悩まされる事はないだろう。

 しかし、その一方で運動でも競技スポーツ或いはそれに近い運動強度のスポーツでは、身体には相当に過酷な負荷が掛かっているのも事実である。特に、競技スポーツでは、健康のためという目的外で、勝つための競技という色合いが強く、そういう競技を続けられた方が早死にしたというニュースも結構な頻度で耳にする。

 このようなニュースでは運動をしすぎると、酸素を取り込む燃焼運動が活発に行われ、結果、活性酸素が増大して、、、、なんて話も聞くし、、、、でも、この適度な運動と過度な運動の境界がどの程度?って情報は案外見掛けないのである。

 『過ぎたるは及ばざるが如し』なんだろうけど、その境目がどういうモノかっていうのは、案外不明であったりする。

 一般に適度な運動っていうと運動強度という指標を用いて表す事が多い。運動強度っていうと、過去にも記事で紹介したことがあるけれど、

運動強度(%)=(運動時心拍数-安静時心拍数)÷(最大心拍数-安静時心拍数)×100

で求める。
で、安静時心拍数を測定するには、

起床直後に1分間の脈拍を5日間測定して平均値から求める。日中であれば30分以上横になってから、寝た状態でそのまま測定するとより正確に求まる。安静時心拍数は去年の入院時に病院で測定したけど、数値で38が平均。最低35で最高40。日常生活下における平常心拍数は冬場で38~45、夏場で48~55というところ。(Ⅰ度心房ブロックと診断されている、、、、)以下の計算では、取り敢えず40という数値を用いる。因みに最近の血圧数値は上/下で冬季が120/65、春秋が110/60、夏季が95/55くらいか?

次に、最大心拍数の場合は、

1.[最大心拍数]=220-[年齢](運動習慣のある人は210-[年齢])
2.[最大心拍数]=204-0.69×[年齢]
3.[最大心拍数]=男性で214-0.8×[年齢]、女性で209-0.7×[年齢]
4.[最大心拍数]=1.1×[安静心拍数]+115

この式はよく見掛ける式だし、安静時心拍数は計測は不可能でないけど、最大心拍数っていうのが微妙とも言える。

例えば、自分の場合は、この式に従うと、

1.220-44=176/210-44=166
2.204-0.69*44=174
3.214-0.8*44=179
4.1.1×40+115=159

となるのだが、心拍数を140迄高めた後に1分ずつ心拍数を高めて追い込むと最大で190以上迄上がる(最近測定した最高値は194)。そこで、運動強度60%/80%の運動を行うとすると、

1.実測最大心拍数として190を用いたら
(190-40)×0.60+40=130★
(190-40)×0.80+40=160
2.計算最大心拍数を用いたら
・160の場合(上記4.のラウンドナンバー)
(160-40)×0.60+40=112
(160-40)×0.80+40=136★
・180の場合(上記3.のラウンドナンバー)
(180-40)×0.60+40=124
(180-40)×0.80+40=152

となる。この心拍数の差っていうのが60%強度で112~130で18程あるのだが、これが大きいのか小さいのかが微妙に判りづらいのである。これ見ると、最大心拍数が160の場合の運動強度が80%が最大心拍数190の時の運動強度で60%に相当する(★の比較)訳で、最大心拍数が正確に分からないと運動が適当を越えて過激な運動という領域に入りかねないということ。

 因みに、この運動強度で85%を越えると過激な運動、70~85%が体力増強、60~70%が脂肪燃焼という強度らしい。適度っていうのは、脂肪燃焼領域の事か?

 振り返るに、毎日乗ってるローラー台では負荷ユニットで負荷を250Wで60分、ケイデンスで110キープで走るけど、その際の心拍数は120~130だが、汗は掻くけどハードとは感じない状態。

 しかし、この運動状態が過剰なのか?適度なのか?っていうと、今一つ自信が持てないのも事実だったりする。
 ところで、このような理論というか数字っていうのは、それなりの理屈に基づいているんだろうけど、公式値か測定値かによって数値が大きく変動する時点で、数値を鵜呑みに頑張りすぎるのも良い効果を得るとも限らないモノ。
 大雑把過ぎるのも活けないのだろうけど、有酸素運動という範疇で考えれば、汗を激しく掻きながらも一時間以上のような長時間続けれる運動っていうのが、その人にとっての適当な運動強度とも思えたりする。

 今の運動は元気で健康にあるのが目的で、その範囲で水泳なり、自転車なりを楽しむっていうのが目的。間違っても競技志向で性能を求めたり、極限迄鍛えるってつもりは無い訳で、本当の意味で自分にとって健康に効果的な運動メニューを完成させたいところではある。運動しすぎて早死になんて状況だけは避けなければならない。

 この次の記事は、この適度な運動メニューの定義する方法として一般的なマフェトン理論ってのを考えてみることにする。

PS 追記です。

金曜日、ローラー台を心拍モニタリングしながら調べました。アップ15分かけて140bpm迄上げて、その後、最大心拍数迄追い込んでMaxが194bpmです。その後、基本を150bpmとした後に、15分かけてクールダウン、終了時には100bpmとなりました。追い込む時は負荷ユニットを300Wで140rpm回す状態です。いつもより負荷を多めにしてケイデンスを上げないと運動強度70%程度にはなりません。もしかして、250Wの110rpmで130bpmってのは、運動強度60%程度の軟弱モードなのかも知れません。

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2008年6月13日 (金)

導入する筋肉

 ホームコースに持ち出す愛車は、オ・モイヨWW、ラングスターTT、時折531ロード、ルイガノMVF改である。まぁ、車輪サイズはまちまちだけど、ポジション的には全車ロードバイクである。

 そんなロードバイクで走って思う事。どの自転車の場合も家からコース往復、そして帰宅という経路を走ると距離で30km、時間で1時間弱って時間を要する。勿論、コース区間では実走時間は40分に満たない範囲だ。(2連続、3連続で走るとそうでもないけど、、、)

 そんな時間でも脚の回転が停まる事無いし、回転数も高め(≧110rpm)、速度も高め(≒40km/h)、心拍数は130~150という状況で走っているんだが、こんな状況での運動状態で導入している身体機能は?っていうと、殆ど全身の筋肉を使っている。脚だけでなく、腹筋、背筋、更には上腕三頭筋も導入している。
 高速?走行中に腹筋、背筋、上腕三頭筋に注意すると筋肉が動いているのが実際判る訳だ。

 特にロードバイクの場合、ポジションが殆ど固定化されて乗っているので、乗車時における効率(疲労少なく、高速で、長距離で、、、)というと、如何に全身の筋肉が導入できるか?或いは、全身の筋肉の内多くの筋肉が導入できるポジションを作れているか?が鍵である。ロード系バイクの場合、高度なエアロビックシステムを作り上げている人程上級者である。高度なエアロビックシステムというと、長時間の有酸素運動が持続できるシステムの事である。その上でロードバイクなりの効率論をいうと、如何にエアロビック筋を駆動力に使えるか?ということで、導入できる筋肉が多い人程上級者ということになるんだろう。

 身体各部のエアロビック筋を駆動力に変える事と、エアロビック筋を鍛えエアロビックシステムを高めるというのがロードバイクのパフォーマンスを高める事である。そして、機材としては、本当の意味で良いポジションを得るというのが最も重要という事。良いポジションというのは、なるべく楽に持てる筋力を効果的に駆動力に変える事が出来るポジションという事になるんだろう。

 そのポジションを出すっていうのは、プロショップでは有料のところもあるようだが、実際問題、それ程に重要なもの。ホントの意味でベストポジションっていうのは、個人の癖も考慮した上で見つかるものであり、冷静に物事が考えれないと、そこには達しないのかもしれない。ロード系バイクのベストポジションってのは、他のタイプの自転車とは全く別物のようであり、相当に乗り込んで各部の筋肉を最低限の疲労で最大限導入できるには?ってのを常日頃考えていなければ見つからないのかもしれない。
 勿論、自分の自転車の自分のポジションが自分に最適か?っていうと、全く自信は無いし、微妙に変化させているのも事実。変化の理由は、筋力の変化であったり色々だろうけど、ある時点の最も快適な位置っていうのが、未来永劫ベストポジションという訳でも無いようだ。

 こういう無形で固有のモノを突き詰めて考えていくっていうのは、結構楽しいもの。なんたって、○×で単純に言えないのがイイ感じである。

 余談だけど、自分自身、自転車のカテゴリーの中で最も好きなのはロードバイクである。だけど、乗り手のマナー的には競技車両に近いロードバイクサイクリストのマナーが最も醜いとも思うところがある。機械としては純粋にロードバイクが一番面白そうと思う。まぁ、その理由は、自分自身が元々、持久系の運動が好きなため。自転車に限らず、水泳なんかが好きなのもそう。苦手なのは、瞬発系の運動であったり、そういうカテゴリーの自転車。今、固定シングルのラングスターTTって乗ってるけど、これはトラックレーサーというよりも、固定シングルのシンプルロードというだけで、延々と乗り続けるためのモノ。だからエアロビックトレーニング用マシンなのだ。

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アクセス変化中!

 春以降、ダイエット、自転車、単車ネタに加えて、材料ネタ(超硬合金、セラミックス、サーメット、炭素繊維複合材料等)、機械ネタ(焼結装置、摺動装置、ポンプ、磁気、殺菌装置)を加えるとアクセスしてくるドメインに大きな変化が見られるようになった。

 当初は一般ユーザーのドメインが多かったのだが、今は、企業、官庁、政府機関からのアクセス、それも日中時間帯から遅くても午後9時前のアクセスが増大している模様。興味深いのは、陸上ポンプメーカーの大手さん数社、自治体、自治体の技術センター、省庁所轄の研究機関、都市圏の国立大学からのアクセスがかなり多いのである。

 多くのお客さんの移動パターンは、GOOGLEで検索→技術記事→関連技術記事→ブログプロフィールページ→メインサイトプロフィールページ→戻って技術記事ってパターンで、翌日以降はブックマークで定期的にいらっしゃる模様。

 中には、所属を明かしてメールアドレスに直接送信されてくる方もいらっしゃる。クイズではないけど、特許や論文検索等々で私の経歴や氏名を当てる人もいらっしゃるようでビックリだ。中には転職の誘い迄あったりして笑ってしまう。今より好条件で住環境が整っていればOKだけど、そんなに美味い話は無いものだ。

 仮に企業で、同業或いは同類の企業、または、同系の研究を為されている研究機関の方で情報交換を希望なされる方がいらっしゃれば、メインサイトにアドレスは記載しているのでお気楽に連絡を下さればと思う。

 今開発中というか研究会に属して行おうとしているのは、試作中の鋳造の凝固過程における鋳型雰囲気制御によって金属材料と超硬合金の傾斜機能型複合材料を作り、それをスケールアップしようとしているモノで、これが例の無潤滑摺動をパーフェクトに可能とする材料としようとしているのだが、この新型複合材料を用いたパーツを更に用途に合わせたモノに特化させて進化させる補完材料として炭素繊維複合材料を用いるという考えなんだが、この発想は誰もやっていないようだし、どこにも存在しないもの。一部は特許申請しているし、残りもデータ収集して効果がある事を確認したら申請する予定という感じ。

 このようなデザインっていうのは、儲けるためにやっているのではなく、自己満足というか趣味の延長であり、これを機会に交流が生まれればと思うところ。

 十年前では、ネットでの交流は稀だったけど、今や、下手な営業ルートとか宣伝よりも、ネットで情報発信し続けるほうが遙かに発展性がある。いわば宣伝ツールみたいなもの。今保有している特許をベースに企業何社かを使って営業も行っているけど、進み具合(市場からの反応)がモチベーションの維持(やる気の持続)に繋がらないので、敢えて、ネット上にリークして関心の度合いを調査するっていうのが元々の経緯。
 結果、掛かり具合が興味深い傾向を示していたので、今では、意識として個人で保有する特許ネタ、技術ネタをもう少し踏み込んでリークして、将来の宣伝のためという色合いが強くなっている。プレコマーシャルみたいなものである。
 勿論、紹介している技術的な考え方等々は、個人の知識、個人の特許。よって何の制約もないものばかりである。

 そんな状況で、リアル世界で営業?をしていたかどうか知らないが、その企業さんも少しは尻に火がついた状況で動き出した様子。

 そんな様を見て、勤務先の技術部門も私個人の技術に関心を持ち始めて代理店から購入して下さる様子。

 ということで、こんなネットみたいなもんでもアクションを起こせば、周りが動き出すっていうのは興味深い現象だ。

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父の日商戦=メタボグッズ?

 今週は父の日参観日である。父の日参観といっても幼稚園の参観日。親子で遊技、競技があるけれど、幼稚園の企画側としてはお父さんは体力がある?という前提でメニューを考えている様子。
 しかし、実態はお父さんにとっては相当に過酷とも思える競技も用意されていたりする。

 去年の運動会、父の日参観でのお父さん競技では、相当に厳しそうなお父さんも多数、、、

 そんな実態にシンクロしてか知らないが、最近のスーパーでの父の日のプレゼント商戦では、多くがお父さんのメタボ対策に有効そうな商品ラインナップを展開している。
 先週の買い物で目に付いたのが、身体の引き締め効果のある下着が父の日プレゼントコーナーに陳列されていたのには、少々笑った。

 ニッポンのお父さん=ニッポンのサラリーマン=メタボリックサラリーマンって方程式が成り立っている。

 メタボリックからの脱却は、前の記事でも書いたけど、サラリーマンからの脱却が一番近道だったりして、、、、、でも、既にメタボっていると、手遅れだったりして、、、、。

 そんな実態を家族で思いやる?っていう父の日商品群は、なんとも言えない感じを受けるところ。

 仮に、自分が父の日プレゼントを貰えるんなら、新しいフルフェイスとか新しいライディングブーツ、或いは、自転車に乗る時に愛用しているノースリーブのTシャツとか、、、そんなのが欲しいところだが、そういうのは父の日商品群には選ばれていないみたい、、、、。

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目的意識

 ふと思うこと。

 ダイエットにしても、なんかの技術開発にしても、或いは、単車や自転車の改造や扱い方の工夫にしてもの話。

 何故に多くの人は、回り道をするのかが理解出来ない。

 例えば、ダイエットによる代謝不良の改善ならば、消費カロリー>摂取カロリーを保ち、運動量を上げて代謝を活発にする以外方法は無い筈。技術開発でも具体的な話は言えないが、身の回りの問題解決にしても意図的に遠回りしているようにしか見えない。

 目的が決まれば、方法論は決まる筈。方法論は効果が最も顕著に現れる方法を選ぶのが当然で、そこでの弊害は敢えて目を瞑る事が大事というのが普通だが、多くの人や組織は、遠慮、利害に配慮しすぎて、実効性の薄い事しか行っていないような気もする。

 あくまでも感想だが、そう思うことが多い。

 日本の問題もそうだろう。政治が進まないのも背景にそんな国民性があるからかもしれない。

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ガソリン価格高騰

 木曜朝の『めざましテレビ』のココ調での話。

 本日、ガソリン単価が全国平均で172円/リットルを突破したという話。原油価格高騰は暫く続き、ガソリンもリッター200円となるのでは?という話も聞こえるところ。

 さて、リッター100円とリッター200円で、どのような影響が出るか?って考えると、ファミリーカーを所有し、毎月1~2回の給油で1回あたり50リットルの給油を行うとすると、最大で月100リッターの消費であり、燃料代としては単価100円で10,000円、単価200円で20,000円である。月の負担は10,000円の増加。この10,000円の負担は大きいのか?そうでもないのか?っていうと結構微妙な気もする。因みに、リッター8km走る車として、月走行距離は800kmということは、一日の走行距離は25km程度であり、こういう人はレアケースであり、殆どの人は、リッター200円となったとしても負担増分は10,000円/月未満である。

 そんな事考えると、反論が多いのは承知で、リッター単価で500円を突破するレベルでないと深刻なダメージにはならないのか?と思ったりするところ。

 さて、そんな事は兎も角、今日の番組では世界のガソリン価格はどうか?って調査レポートの話。価格的には110円~230円って範囲が多く、日本のガソリン価格が特に高いという訳ではないのが印象的だったのだが、そんな中、産油国であるイランのガソリン単価がリッター12円っていうのがインパクトあったところ。

 しかし、その単価よりも免許保有者に政府発行のICカードを持たせ、そのICカードで月に買うことのできるガソリン総量が100リットルに制限されているっていうのが、以前から、このブログで記事にしている持論が展開されているという事実に驚きを感じたところ。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2007/10/post_edce.html

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/05/post_7f78.html

 やはり、ガソリン消費=炭酸ガス排出=環境負担という考え方に従えば、コスト云々の前に個人が与える負荷負担の絶対量を制限するっていうのは正しい考え方であり、そういう思想で100リットル制限っていうのは合理的である。
 ここは一発、日本でも免許一枚で月100リットルのガソリンしか買えない!ってシステムが合理的ではないだろうか?月100リットルまでは炭素税を幾ら、それ以上は幾らという形で、消費量=環境負担度合に応じて課税率を変えるっていうのが実に合理的かつスマートな方法だと思うところ。

 実際のところ、ガソリン代、少々高くした方が良いし、極論で案を示せば、例えば3ナンバー車には炭素税を多くかけるとか、車検毎に車検標章に排気量表示を行い、その排気量に応じてガソリン税を上乗せするのも面白い。
 考えてみれば、昔のクラウンは2000cc、20年前で3000ccというのが車の排気量だけど、最近は4000cc、5000cc当たり前の世の中。車体サイズに対して、車全体に言えるけどエンジンが大きすぎるようにも思う訳で、余裕がある分、課税を増やすのも一案とも言えるところ。

 何はともあれ、実質的に燃料消費量を絶対的に削減できる方法こそが求められているのでは無いだろうか?

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2008年6月12日 (木)

研究会活動開始!

 表題の如く、産官学共同研究の枠組みである地元企業と地元大学、官庁技術センターで行う新しい研究会に参加することにした。

 因みに、経営者には了解は取っていないけど、事後報告で済ませる予定。

 この研究会は、先の技術カテゴリーの中にも掲載した新しい技術として『マグネシウムエネルギーリサイクル』、『磁気パルス』、『炭素繊維複合材料』・・・って興味があるって書いた分野の内、『炭素繊維複合材料』の利用促進の研究会である。

 この研究会は、世界の70%以上のシェアを誇る炭素繊維複合材料の利用促進を自動車関連の業種が集まって図ろうという枠組みであり、

http://www.pref.hiroshima.lg.jp/www/contents/1201589124895/files/shuisho.pdf

である。この研究会、既に締め切られているのだが、この度運良く加入する事が出来て、ここでは現在手がけている新しい技術開発の情報収集と、関連商品の製造コスト削減の方法を探るのを目的としている。

 現在、炭素繊維複合材料を既存の用途と全く異なる分野で使う事を念頭に、全く新しい機械システムのプロトタイプを作成したところであるが、このプロトタイプは、新しい発想の機械システムであるが、制約事項として従来実験室レベルでしか実現できなかった。その制約はサイズ的な制約だったのだが、これを数百倍サイズでも製作可能とする技術であり、そこで、この研究会でも情報収集しようというものである。

 取り敢えず、今月から徐々に活動を初めて、ノンビリ、確実に、焦らず、急いで?構想に在るモノを具現化して実証試験迄漕ぎ着けたいと思っているところ。

 先を見えない事を自分の立案スケジュールで進めるっていうのが一番好き。暫くは、誰にも邪魔されたくないし、何をやっているかは、何がどうなったか?は本日以降は誰にも何も話さずに進める予定。隠し事っていうのは結構楽しいものだ。

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未来予想図

 未だ日本社会においては年功序列制度っていうのがしっかり根ざしており、その制度の象徴であるサラリーマン社会というのは、学校を卒業して入社して退職に到るまでの自分の過去や未来が、前後世代を見る事で予想出来る。

 特に事務系では、入社~新人時代~中堅世代~中間管理職~・・・・・定年という経路で序列の階段を上がっていく(下がっていく?)。その序列というのは世代が連続しており、自分の数年後っていうのは、数年上の先輩を見れば判るというモノ。仕事の質も、仕事に取り組む際の気持ちの変化もどうなるか?っていうのは、回りを見れば概ね想像付くものである。

 そんな社会で最も顕著な傾向っていうのは、35歳を過ぎると99%の人が肥満体型に陥り、その内、管理職に登用される人が45歳を過ぎるとストレスが一要因となる疾病を抱えている。更に更に、上級管理職になって部門責任者となる人で50歳を過ぎると30%程度の確率で癌、潰瘍という疾病を患っている。
 このような傾向はここ十数年毎年のように見える状況であり、もしかしたら現代人の現代病、メタボリックシンドローム、或いは、その前段の肥満症っていうのは、社会構造で常識化した会社組織制度という中に身を置けば、大多数の人がそうなるような必然的な相関性を保っているのかもしれない。

 更に、社外の自営業関連で好きな事?をしている友人を見渡すと、殆どが、年齢相応に見えないというよりも、年齢を感じさせないアグレッシブさと健康を保っている場合が多かったりする。

 現代の生活習慣病、肥満っていうのは、一般常識では現代病、生活文化の西洋化によってもたらされたモノってされているが、実は、日本を支えるサラリーマンの企業内生活によってもたらされる労働災害のようなモノでは無いだろうか?と考えたりするのである。

 そう考えると、組織に染まる度合いの速い人程、組織に長くいる人程、発症が早く現れ、重症化するのでは無いだろうか?そんな症状を来す人の多くは、個人的に見て、自分の楽しみを犠牲にし、時間を犠牲にし、会社或いは残業手当に人生を捧げ、財をトレードオフで稼ぐ事に腐心しているように見える。就業行為を犠牲心で行っていたとすれば、そこにはストレスが生じるもの。それが健康を蝕むのではないだろうか?自己犠牲による精神崩壊の支えに愚痴を魚とした飲酒行為を繰り返す事で、肥満症、肝硬変、肝炎、高血圧という疾病に染まっていくのであれば、勤め人に多く見られる疾病症候群っていうのは、労災の対象と思えるものだ。

 そんな悪しき未来予想図が見えるのが会社組織であるが、これを逆手にとって、普通の勤め人の価値観とは正反対の価値観を保つ事が、職業病である生活習慣病からの脱却であり、長寿健康の秘訣とも思えるところである。このような意識を持つ事が、ダイエットとは無縁な身体を作り、疾病とも無縁な健康を保ち、楽しみを酒以外の趣味に見出す事に繋がるのではないだろうか?

 最後にふと思った事だが、肥満=職業病と思えば、メタボで罰金って制度は思想的に破綻しているように思うところ。メタボとなったら残業規制を掛ける、就業制限を掛けるっていうのが労働者を強制的に守るのに有効な策とも思えるところ。

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自転車ホームコースで白骨遺体

 地方新聞のニュースだが、ホームコースとして何時も走行している場所。(IDはreplica、パスワードは2stで!)祇園新橋をくぐる歩道での事件

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806110080.html

というように、なんと歩道と橋の隙間の空間で路上生活者の白骨死体が見つかったんだそうだ、、、、。

 世間では景気が良いと言う事になっているんだろうけど、不景気の象徴である路上生活者は結構多いし、その末路がこういう事態になるのだろうか?

 最近は原油高を始めとして輸入資材の高騰が止まらない。最近は為替も円安気味に推移。21世紀の新たなる価値観である環境問題、低炭素社会実現の取り組みも国際的に見て日本の現実は厳しく、新しい価値観の中での相対的地位の低下は避けられない状況も円安要因の一つかも知れないが、色んな要因により結果的に通貨が安くなり、輸入資材高騰による物価上昇も歯止めが掛からない。更には、社会構造も人口の高齢化が進み、財政負担も増加する一方で増税圧力も掛かるばかり、、、

 景気が悪いのに物価上昇、、、ってなると、対処が難しい長期不況の兆候であり、所謂スタグフレーションって事。そうなると、社会的弱者から抹殺されていく訳で、そのターゲットが高齢者であったり、路上生活者であったりする訳だ。
 一人暮らしの高齢者の孤独死、路上生活者の白骨遺体とかは、そんな終末的社会の序章の象徴のようにも見える。

 この先、貨幣価値が一気に下がるような事態が陥るのだろうか?ここ最近特に思うのは、収拾不能な不景気がやってくるような感じを受けるのは気にしすぎだろうか?確かに、勤務先の業績は驚く程快調で、これから数年は安泰とも言える受注を抱えているのは事実だが、そんな会社も社会在っての存在であり、社外で聞こえてくるニュースとか事件は、暗いニュースの方が多いし、そういう方向に変化しつつあるように感じるところ。

 なんとか、敗者と呼ばれる人を生まず、高齢者に手厚い介護が施せるだけの余力を兼ね備えた社会構造を実現して貰いたいところ。従来の常識というか、国家の国力が、調達資材相場と製品相場の良好な収支の上に成り立っており、製品が世界に受け入れられたのは、その収支に対して為替相場が価格競争力を生むという環境故に成立していたもの。
 新しい時代では、調達資材相場の高騰という状況で、健全な収支を成立させる産業の発達が必要で、その産業で社会を牽引するという構造が必須な訳で、そういうシステムを作る事こそが競争力の確保と安定的に高い地位を保ち、生活を安定させることに繋がるのだろう。

 今の状況では、誰しもが白骨遺体になったり、孤独死する高齢者になったりしかねない未来に進んでいるのでは無いだろうか?

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壊さないと壊れない

 何でもだが、壊さないと壊れないのである。セオリー通りに用いれば壊れる事は無いのである。
 よく結果報告で、自然と(勝手に)壊れたという話を聞くけれど、可動部分の摩耗に起因したりの経時的な状況でなければ、普通は壊れないのである。壊さないと?っていう意味は、意図的な破壊行為を行う人は殆ど居ないだろうけど、無知による配慮不足の場合も、結果的に壊すという事に繋がるのである。

 現在、そういう所を教育中だったりするのだが、これを身に付けるのには相当な年数が必要だが、誰しもにとって学ぶべきことである。

 でも、こういう事、勝手に壊れるって話は普通に良く聞く話でもある。一般に車や単車のユーザーで異様に早く程度が悪くなる場合があるけど、それも殆どが、機械に対する配慮不足によるメンテナンス不足に起因することが多い。例えば、2ストバイクの耐久性が悪いという話も確かにあるけど、普通に整備し、普通に使えば、相当年数の間でも不具合なんぞ発生しないのである。因みに我が家の2スト軍団は、相当に古いけど全車キック一発始動で異音無しの不具合無しで快調そのものである。そんなもんである。まぁ、違和感を感じた時点で細かなメンテナンスを繰り返すのも効いているのだろうが、違和感を感じる事が単車に限らず機械を扱う上での常識と言う事でもある。

 ぶっちゃけた話、1980年代以降の製品(産業機械、家電、車・・・)は既に相当に完成度が高いのでは?とも思う。普通に使っていれば、そう簡単には壊れないと思う。普通に注意していれば違和感を感じた上で故障に到る前に予防保全が可能なのである。
 にも拘わらず、短期間に不具合を露呈させる場合が有ったとすれば、それはユーザーの使い方が機械の想定に合っていないということ。その想定は、過酷さであったり、配慮不足だったりと様々だが、最低限、モノへの労りと言う事を考えると配慮不足が原因で機械に負担を与えないように心配りしたいものである。

 会社でも、出入りのショップであったり、いろんな人と遭遇するけど、多くの人は、モノの不調がまるで突然に、勝手に、不幸にも自分が触っている時に、ってノリで不調や故障を訴えるのだけど、本当は、扱い手の未熟、無知、配慮不足、無神経が原因なのである。経時的要因であっても配慮があれば不具合は顕在化する前に自ずと対処し、結果、不具合は訪れないのである。そんなモンである。

 そんな不具合は、実は機械の種類によらない場合が多いのが普通だったりする。例えば、車は知ってるけど、単車は知らないとか、PCは知らないとか、、、確かにジャンル違いかもしれないが、故障って類は、機械の不調の極一要素の不具合であり、そんな不具合要素は、機械の種類、ジャンルが違っても単純化してみれば皆同じようなものなのである。単純化した要素っていうのは、更に言えば、自然科学的な現象をモチーフにした要素であり、その要素の原理を見れば単純に判ったりするのである。

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2008年6月11日 (水)

新しい技術って?

 不景気の気配を感じると、政府も、報道も、企業も、、、、色んなところで新しい技術を云々って話を聞くけど、新しい技術で景気を牽引するって一体何?ってところ。

 最近耳に残るっていうと、報道ステーションの古館キャスターの口癖である環境先進国日本の環境技術・・・・って話を聞くけど、そういう安直な話では無いような気がするのが正直な所。

 前の記事でも書いたけど、新しい技術っていうのは、新しい価値観を持った新しい市場において必要な産業分野が最初にありきであり、大事なのは価値観の創世ではないか?と言う事。価値観の創世が主導できれば、その価値観の中の物差しを作る事ができ、そこで産業に結びつく活動が生まれ、その要素が技術というだけであり、新しい技術という名の実態は、旧来の要素技術を組み合わせて新しい価値観に適応を計った一形態に過ぎないと言う事。
 つまりは、重要なのは、価値感創世に主導権を発揮できるか?という一点であり、今の環境ブームっていうのは、衰退過程にあったECが産業、世界の極としての機能を回復すべく目を付けて世に提案した価値観が環境問題であり、その価値観に乗りたくないのが米国という構図ではないか?と感じるのは間違いだろうか?その価値観を創世したのがECから統合して生まれたEUであり、EU圏の提案が今の環境市場であり、それ故に、市場をリードし、市場に合致した産業を生んでいるというのが今の状態に見えるのである。

 そのような複線は1990年代初頭の東欧諸国の資本主義化と統一という中で、当時的には後進東欧諸国との統合というネガだけが取り上げられたけど、その状況を有利に転換する政策っていうのが環境市場の創出とリードという策では無かったのか?と思ってしまうのである。それに気付かずに後手に廻ったのが日本であり、今の状況を生んでいるようにも見える。

 文章的に思い付きで書いているので支離滅裂な所があるかもしれないが、この環境という価値観は21世紀のスタンダードとして根付いており、その価値観で有利に振る舞うには、今の日本は相当に厳しい立場にあるように見える。産業構造から価値観に到るまで高度経済成長期のそれを引きずっているのが現実ではないだろうか?
 そんな今であるが、先に記事にしたマグネシウムエネルギーリサイクルっていうのは、実は相当に革命的にも見える。ここで酸化マグネシウムをマグネシウムに戻す際に必要なレーザーが鍵だが、その材料が肝である。

 今現在、原油価格の高騰、金属地金の高騰が見られるが、有限資源の獲得競争っていうのがバックボーンにあるけど、このような外的要因に支配されるような価値観からの脱却が必要であり、それには無尽蔵な資源を利用する技術こそが新しい価値観創出に繋がるように思う今日この頃である。
 その一例がマグネシウムエネルギーリサイクルであったり、今流行の炭素繊維複合材技術だったりする。安価な資源に高い価値を与えるという産業に特化する事が今求められているように思うところだ。

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単独、干渉、集団、、、、

 先日、ショップ朝練という集団暴走ネタを記事にしたけど、サイクリストでもライダーでも、走る際の周辺の状況によって意識は結構変化するようである。

 このような趣味の行動の基本単位は単独行動である。単独で周りに誰も居ない時は、どんな人でも周りに人が居ない訳であり、行動の目的は自己満足のための行動であり、仮に目立ちたいとか、競いたいという欲望で行動している人は非常に大人しく振る舞っているだろう。勿論、単独で誰の干渉も受けないで楽しみたいって人は、1人で楽しんで運転されているだろう。

 そんな個人が独りぼっちでずっと過ごすって状況は狭い日本では稀なケースである。実際には、公共空間での移動を伴う行動では、どっかで誰かと遭遇するっていうのは一般的なケースである。それがすれ違うという一瞬の出来事ならいざ知らず、場合によっては、同一進行方向で長時間お互いの視界(≒意識)に入るって状況も稀ではない。そんな他人との遭遇に際して、人はどのような行動を取るか?って考えると、全く無干渉の人と、競争意識を剥き出しにする人に分かれるのである。無干渉の人の場合は、普通にスルーということになるけど、競争意識を潜在的に持つ人の場合は、バトル状態になったりするのである。いろんなブログで見掛けるけど通勤バトルなんて典型的な例である。単車なんかでは、峠のバトルが相当するだろう。
 このような競争意識、干渉意識が芽生えると、安全という意識レベルが低下して、遵法精神が損なわれがちになる。それでも、基本は他人同士故に、その意識干渉が生じる時間っていうのは、それ程長くは無い。

 しかし、最悪なのはグループ活動である。特に大勢が知り合いで、その大勢の行動というだけでテンションを上げるバカも多いし、そういう状態では通常の個人行動では当然と思えるような安全動作も疎かになりやすく、周囲の他人への配慮よりも大勢でやれば怖くないという意識が支配的になり荒っぽい行動の際にも躊躇というリミッターが掛かりづらくなっている。これが所謂集団暴走状態で、暴走族の蛇行運転なんかが該当するんだろうけど、今風のロードの集団走行で道幅一杯での並進も同じだろう。
 本来なら、そのような集団行動っていうのは得てして目立つ訳であり、目立つ状態では無法行為っていうのは大した行為でなくても相当に印象が悪くなるモノ。だから、本当なら大勢で行動する時ほど、遵法意識を高揚し、安全に留意して行動するっていうのが本筋だ。

 という風に、1人なら普通でも、他人が居れば競争意識という名の無用な干渉をする馬鹿が出てくるし、大勢で連むと非日常性への陶酔かなんか知らないがオラオラ状態に為っている。そのハイテンション化の基本には、競争って意識が他人であれ、仲間同士であれ働く訳であり、その意識故に、無茶をする訳だ。無茶が安全マージンを失わせ危険、リスクの率を高めるという構図である。だから、単独走行での事故は滅多に聞かないが、誰かを追っかけて付いていけずに自爆したり、対向車線にはみ出したり、或いは、信号無視して迄も追っかけたりという行為に結びつくのである。そういう意識が集団に蔓延すると、傍目には暴走集団と見える訳である。

 まぁ、そういう非日常的なテンションの高い行為自体が楽しくないとは言わないし、自己責任という言葉で各自、各集団が周囲との距離感を保てば問題無いのだが、少なくとも、そういうハイテンション行為っていうのは、集団とは無関係の第三者との干渉が100%無いような状況でのみ楽しんで貰いたいモノ。集団のハイテンションが他の交通への恐怖とか迷惑に繋がるようでは、集団行動する資格なんぞ無いのである。やるなら、山奥でひっそりとやれって事だ。

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夏の低血圧、高心拍

 昨年の11月から血圧測定を続けている。
 測定は定時計測で、基本は就業開始直後の午前8時台である。気温は今の時期でも20[℃]未満、チョット前は10[℃]台前半である。
 そんな中の血圧測定では、最高血圧が115前後、最低血圧が65前後、心拍数が48前後と言う事が多かったのだが、本日は午前中は血圧測定器の設置している場所がゴタゴタしていたので少々高めに出たのだが、改めて、午後測定した。

 昨日は最高気温が27[℃]以上の夏日の予想で、勤務先の環境は30[℃]に近い状況で、その状態から血圧測定を行った。

 すると、合計で5回測ったのだが、最高血圧は95~100程度、最低血圧は50~55程度という朝の測定値よりも15%程低めの値が出るところ。そして、心拍数は?といえば、55前後と朝よりも15%程度高めの値が出るところ。

 これって、気温(≒体温)上昇で、血管が拡張して血圧降下するのを補うために心拍数が上昇するという自律神経の働きによるモノなんだろうか?と言う事で、少々感心したところ。
 そういえば、一昨年、真夏の高温下でのしゃがみ込んだ作業後に立ち上がった時に意識が飛び掛けたけど、その際の最高血圧が90以下、最低血圧も40程度と異様に血圧が下がった事があった。これも、その前半年間の急激?な減量(-20kg)、暑い中での血管拡張、起立による脳の血液不足の三要素による影響で立ちくらみが出たのだろうと思うけど、、、、

 夏場は血圧が下がって、心拍数が増大するって身体の調整機能を改めて実感したところである。

 ところで、夏場の昼食後昼下がりっていうのは、急激な減量を行った人にとって相当な強い意志が必要となる。何故ならば、急激な減量によって低血圧気味となるし、夏の午後っていうと気温高めで血管拡張して血圧低下気味、更には食後で毛細血管の隅々迄血管拡張して血圧低下気味。その結果、血圧が相当に低下しており、前日しっかり睡眠を取っていても、翌日が晴天の場合は、強烈な睡魔と毎日闘っている。睡魔というよりも、立ちくらみというか休みたがる脳との戦いである。ネタもとは

http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2007q3/20070905.html

だけど、これは一種の疾病であり、出来れば昼食後は昼休みで3時間くらい欲しかったりする。グーグー寝て過ごしたいのが本音である。

この睡魔、社長等経営者と対面で話しをしていてもやってくる。解決策は動き回る事。すると意識は覚醒するのだが、動きを止めると全然ダメである。何かテーマを持って考え事しても、何してもダメだ。そんな中での対策は、シャープペンシルの先を首に突き立てて痛みで目を開けておくって状態。これから夏本番、昼食後っていうのは毎日が睡魔ちゃんとの戦争状態に突入である。少なくとも、冬場はそういう事が無いだけに、これから4ヶ月、大変である。

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1日100kmを自転車で走る!疲れそう!

 大塚範一キャスター(59歳)が真夏に神奈川~東京(台場)間100kmを激走?するんだそうだ。ママチャリで100kmを激走っていう部分で、相当に疲れそう、、、。

 企画は放送15周年を迎えた『めざましテレビ』の特番で、7月15日に生放送される特番「めざましテレビ大感謝祭 めざましフラワーロード ROAD to お台場 大塚範一 15時間 真夏の大激走!」の企画らしい。

 ここで普通のサイクリストから100kmか?ふーんって印象でなく、何と言っても還暦を迎えるオジサンがママチャリで炎天下を100km走ると言う事。こればっかりは全く想像出来ないものである。

 昨年、地元ローカル番組の『アグレッシブですけど!?』って深夜番組で激安折り畳み自転車で広島~東城(帝釈峡)を走る企画を見て呆れたモノだが、それに通ずる印象だ。この企画の場合、生け贄は20代の芸人故に可能だろうけど、、、

 ママチャリとか激安チャリっていうのは、何と言っても乗車姿勢が長距離走行向きの荷重分散にならずサドル集中支持ってモノであり、サドルもスプリングサドルで低め、ハンドルはアップライトというモノであり、それを考えるだけで長距離走行は相当にきつそうである。

 自身の長距離走行?を回想してみると、、、

1.小学4年生
 広島~宮島の往復で走行距離70km程。使った自転車は当時のジュニアスポーツ車というタイプでトップチューブ上に車のATのような変速レバーの付いた5段変速セミドロップハンドルの自転車。

2.小学5年生
 広島~土師ダム~三次の往復で走行距離150km程。使った自転車は前年のジュニアスポーツ車。

3.中学2年生
 広島~三段峡~深入山往復とか、広島~呉~竹原(忠海)往復で走行距離は150km程。使った自転車はBSロードマンで10段変速の入門スポーツ車

4.中学3年生
 広島~浜田(千畳敷)往復、浜田で海水浴が目的。往復走行距離で250km強。自転車は同じくBSロードマン10段変速。日本海に海水浴目的で自転車で出掛けた訳。アホである。

5.高校2年生
 広島~島根~鳥取~岡山~広島という4県に跨る超長距離耐久サイクリング。過去最高の1日走行距離で420km。自転車はBSダイヤモンドスポルティーフ改(DF-7110、レイノルズ531仕様)で21段変速。このときは、友人と二人で走行。所要時間は22時間。今考えてもアホである。

6.それ以降、大学生活
 輪行で信州、或いは、島巡り、牛窓等瀬戸の島々徘徊、四国、九州・・・・で1日の走行距離は250kmで殆どを計画。大学時代も何度か高校時代の420km/dayって記録に挑戦したけど、400km/day越えは簡単では無い。広島~下関往復ならアップダウンは知れているので可能だったが、中国山地越えを取り込んだ広島~宍道湖周回(境港方面)~広島では400km/dayには若干及ばず、広島~鳥取砂丘では24時間以上の走行となり[/day]って条件には当て嵌まらなかった。
 で、当時悟ったのは、自分の限界は1日走行距離で400kmという事。

 ということで、距離的には驚かないけど、『ママチャリ』っていうのが強烈である。ママチャリって自転車は嫁の電動アシストしか乗った事はないけど、ノンアシストのママチャリっていうのは相当にハードでは無いだろうか?更に、都会のストップアンドゴーの多い交通環境での100kmというと、スポーツサイクルを使った快適郊外サイクリングでいうならば250~300km/day級の疲労に相当しそうだ。還暦を迎えるオジサンが自分の過去と照らし合わせると、中学~高校時代と同じような負荷にチャレンジするということか!?

 最近(ここ2年の復活チャリ生活)では、西DAHONでサイクリングに何度か出掛けたけど、距離で最長150km程度(この距離では疲労感もクソも何もない)。仮にサイクリングしたとしてDAHON号で200kmくらいのもんだろう。ラングスターとかオ・モイヨWWでは殆どタイムトライアルのような使い方で長くても100km未満の走行。そんな自転車ライフでの走行距離を全てママチャリで出来るか?っていうと、正直、自信が持てないのが実際。

  取り敢えず、還暦、都市部、ママチャリ、炎天下で100kmっていうのは、多くのサイトやブログでカッコイイ自転車で200km走るってモノよりもチャレンジャーな感じがするところ。実際出来るのは、頑張れ!ってエールを送るくらいだが、応援したくなるのである。

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未来は明るいか?

 最近のニュースは明るいニュースが少ない気がする。
 政治の世界でも、税金の無駄遣い、不祥事、企業の世界では偽装、改竄等々と結構嘘だらけが発覚している。勿論、このような嘘は昔からの習慣で、今はそれが露呈する頻度が高くなっただけなんだろうけど、、、、

 生活に目を向ければ、財源不足で各種増税論議がニュースを賑わしている。制度的な不具合も指摘される頻度が多い様子。。。

 世界における日本って見ても、最近はやや円安気味に振れてきて輸出企業は一安心なんだろうけど、資源を輸入に頼っている日本では、輸入品全ての品目の価格が鰻登りで上昇している中で、円安っていうのはメリットとして作用するか?というと、デメリット的な要素の方が大きいのでは?というのが素直な感想だ。少なくとも輸出品で円安下で価格競争力を保つという論理では、日本の製品の競争力は価格の一点という感じが強く、価格勝負で後進の各国に勝ち続ける事は不可能では?という理由だ。

 そうすると、景気後退局面で、輸入品目の異常な高騰、円安による資材収集能力の低下、、、による景気後退+物価上昇という、どうにもならない状況に突き進んでいるようにも思うのは考えすぎだろうか?これまでの景気の拡大期こそ円高誘導すべき時期であり、景気が後退局面に入ってからは必然的に円安となるだろうけど、この円安でのメリットと言えば一部輸出産業における極めて限られた期間に限定された効果しか得られない。円安がデフォルトとなり、輸入資材の高騰が続けば、円安であっても製品価格は高止まりして、海外製品に対しても価格競争力が持てない状況になるのでは?というのが印象だ。
 識者の中には現在の原油相場が狂乱的と否定する論調があるけど、原油価格が日本にとって適正な価格迄下がるという理由が見えにくい。産出量規制があっても消費が一定ならば価格は落ち着くと考えるのが普通だろうけど、中国、インド、ロシア、ブラジル・・・といった経済発展の活発な国の需要は旺盛であり、消費が一定に留まる理由は見当たらない。世界の人口増加、生活様式の西洋化が進むにつれて限られた資源の獲得競争は日増しに激しくなるのは間違い無い訳であり、そういう観念から見ても、原油相場が狂乱的と否定するのも難しいのではないか?資材の需要増に対し強い通貨によるメリットを享受できるような価値創出の力を持つことこそが重要だと言える。

 地球温暖化対策云々での欧州、アメリカの立ち位置と日本の主張っていうのも何とも理解し難い話の方が多い。例えば1990年当時の排出量に対して-6%到達という目標に対して、今の話が当時既に省エネ大国だったとか、、、、そんな話は、-6%を決める段階で主張すべきだし、相対的な増減以前に、国家としての取り組みが欧州に対して後れているのは一目瞭然だし、排出削減が個人意識改革に依存している現状は大きく後れていると言わざるを得ない。
 欧州がこの分野における価値観を創出し世界をリードし市場を創出するという状態に対して、アメリカはアメリカの主導する価値観を世界のスタンダードにしたいという事で合意形成が困難というのが実態だろうけど、日本の主張は、価値観を作るというのではなく価値観には乗っかるモノという前提で産業界の機嫌を取る事に終始しているように見えるのが正直な感想。
 少なくとも、環境面に関しては、今後の環境技術の発展で日本は、今の日本を牽引してきた産業に引き続き頑張って貰うという前提で、大きな意味で産業構造の変化は望んでいないように見える。結局は、日本はあらゆる分野において、古い価値観、その価値観を築いてきた組織を守るという前提でしか物事を捉えていないように感じるのは気のせいだろうか?

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2008年6月10日 (火)

物色中

 只今、車物色中である。
 今年の秋で丸7年である。小傷も相当に増えてきたエリオ号だが、そろそろニューマシンが欲しいところ。今の車、パッケージ的には非常に気に入っているのだが、最近はラゲッジスペースが手狭に感じる事が多い。
 今、家族四人構成で、それ以上に人を乗せるつもりも、家族が増える事もない訳であり、3列シートも7人乗りも不要であり、基本は4~5人乗りでOK。しかし、ラゲッジスペースを確保したいのが今の気持ち。
 エリオでは、20インチの娘のMTB、自分のDAHONのスピママ号、ベビーバギーで一杯になる。もう少ししたら、ベビーバギーの変わりに幼児車を搭載したくなる筈。欲しい理由はラゲッジに自転車を三台積み込みたいからである。そういう願いを叶えるとなると、今の車は物理的に不可能だ。

 それでいて、運転する立場からはMTに拘りたいところ。ボディーサイズも出来れば5ナンバーに拘りたいところ、、、、、しかし、そういう車は世の中に存在しないのが現実である。
 敢えて言うならば、TOYOTAのプロボックスって車の乗用車版だが、家族の反対もあり難しそう。車幅のみ僅かに許容OKとすると、レガシー辺りも候補になるのだが、水平対抗4気筒、ボクサーエンジンっていうのがネックというか、個人的に敬遠したくなる存在。
 自分で整備する訳ではないが、整備性の悪さは閉口モノだ。普通に直四で十分。
 チョイ前ならば、カペラカーゴ、カルディナワゴン辺りが良い具合だし、カルタスワゴン、オルティア、セディアワゴンなんかも良い具合だったのだが、今や皆無で、殆どのワゴンは巨大過ぎである。機械としてみるとアテンザワゴンなんか相当に良さそうだけど、でかすぎで実用的でないのがNGだ。

 無いモノねだりでは決断できないが、何かに買い換えたい気持ちもある。維持費、ユーティリティー、操作性・・・・そういうった重要項目で妥協の無い車種選びをしたいところである。

 ところで、この6月からは後部座席もシートベルト着用義務化が始まったのだが、これを機会に独立4座のシートを装備したコンパクトプレミアムワゴンなんぞ出ないだろうか?昔流で言うと、初代のメルセデスAシリーズの最上級モデルA210Lなんかが理想だったりする。これで全長を4.4m程度でラゲッジを確保したようなモデルが良い具合だ。
 三列シート車はシートアレンジ等でシートが粗末だし、使わない三列目は荷物以外の何物でもないのでパスしたいのがホンネ。

 車検が9月なんで、買い換えるか?車検を取るか?の判断は3ヶ月の猶予がある。実際、下の子の幼児車を搭載したくなるのも早くても二年先なんで、焦らず、じっくり、後悔の無いような選択をしたいところである。

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ダイエット、やっぱり季節モノ?

 先日、プールでダイエット目的らしい人が増えてきたヨ!って記事をアップした。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/06/post_2567.html

 が、その記事だけど、その記事を裏付けるようなニュースがネットで掲載されていた。
それが、

http://www.oricon.co.jp/cute/cute_news/20080609_01.html

である。
 この状況を見ると、ダイエットっていうと夏の露出に備えた春からの行動パターンの代表例であり、逆に言えば、この時期に行っているということは、それ以外の時期には行っていないという事の裏返しでもあり、つまりは、減量行為を一時的に行うという風物詩的な行為、季節モノ的な行為とも言える。

 ダイエットっていうのが目的で、その目的達成の判断で、生活習慣が変化するっていうのも何だかなぁ?っていうのが素直な感想。
 そもそも、ダイエットっていうのが目的行動っていうのがナンセンスであり、季節に応じて取り組むモノでも無いのが正解であり、本当ならば、日常行動の中でダイエットが不要な身体を保つということが重要で、それは日々の習慣によって作られるっていう考えが正論である。

 季節モノ的なダイエット行為の多くは、以前も記事にしたように、消費カロリー>>摂取カロリー≒ゼロという関係に近い行動であり、それ故に、そういうダイエット行為は代謝能力を喪失するという変化を伴い、毎年のダイエット行為によって代謝低下がもたらされ、更に痩せにくい身体になりつつあるという負のスパイラルに嵌っている様に見える。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/06/post_2567.html

 のような考えで、ダイエットが不要な習慣作りをするのが一番大切では無いだろうか?

 ところで、話は変わるけど、自分の生活習慣を見ると、毎日の基本メニューが70分のサーキットトレーニング+60分の250W負荷でのローラー台である。そして、月~金のオプションが12km程の昼ポタが付いてきて、金曜日オンリーのOPでは更に3kmのノンストップスイミングが入る。土曜日OPは早朝のCR走行30kmが1本、日曜日OPは早朝のCR走行30km、昼のCR走行30km、昼下がりのサイクリングが20kmが追加される。これが習慣?となっているのだが、身体に掛かる負担は金曜日から日曜日にかけて漸増するのである。特に、日曜の昼前後のCR走行以外の時間は100%が家族でお出かけということで、育児等々に体力の吸い取られ具合は半端でない。

 普通のサラリーマンでは、金曜、或いは土曜迄の疲れを日曜日に癒して月曜日からリフレッシュして働くんだろうけど、自分の場合は、疲労は金曜から蓄積し、土曜日でも蓄積し、日曜日の夜にピークに達するという状況。結果、週明けの月曜日は相当にばてた状態で、それから木曜日にかけて徐々に体力を取り戻すというのが習慣。ぶっちゃけ、月曜の昼飯後の午後が最高にキツイのである。

 習慣化した生活?を考えると、若干無理があるような気もするところ。実際、心の中では、月、火、水、木、金、土、日と続く一週間で日曜日と月曜日の間に俺曜日が欲しいところ。出来れば、グダーッと溶けてリフレッシュ出来るような日が欲しいという思いもあったりする。

 この辺をトータルで考えたら、続ける事が大事だけど、続ける事を負担に思わない程度のメニューを各自が編み出すっていうのが大事である。しかし、負担を全く感じないと効果は少ないし、負担が大きいと続かないし、、、この辺りの兼ね合いが最も難しいところである。

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習慣と趣味

 大した意味は無いけど、色んなスポーツ、運動・・・・ってのがある。そして、その目的っていうのも、それ自体を楽しむのが目的だったり、それを通じた交流や友好が目的だったり、ダイエットや健康というような別の目的の手段だったり、、、、と、同じ行動でも人によって取り組み方は様々である。勿論、その取り組み方っていうのも一意的なモノでなく、いろんな要素がいろんな割合で、人によって様々な気持ちで接している。

 それ故に、行動自体が何だ!って断定的に目的や意味を言い当てる事は出来ないが、なんて言うか、何でもだが、自分の場合は、殆ど全ての行動(趣味、運動、学習、、、、)が自分の習慣のようになっている。こういった行動を通して世界や交流を拡げるっていうよりも、今の行動の全てが習慣のようになっているのである。

 習慣っていうのは、何か?っていうと、何らかの行動を取る時は、意識は自分の内面しか考えていないっていうことだ。自分のために、自分の疑問や思いを自分の中で判断し、自分の中で消化するって事であり、その行動においては他人が隣に居るって状況は想定していないというか、意識に無いのである。眼中に無ければ、意識にも存在しないのである。

 幼少の頃から振り返ると、そう言えば、昔は何かする際には仲良しの誰かが居るっていうのはとても大事だったように思うのだけど、大学生活以降、特に社会人生活になって以降は、第三者が居るよりも、全くの個人での行動の方が心地よく満足度も高いという考えが過ごし易いと思い始めたのである。
 例えば、単車での山間部のつづら折れの道を繋ぐような山岳ツーリングなんかの場合は、人と連れだって走るよりも一人で気の向くままに自分のペースで走りまわる方が遙かに満足度が高いように思うのである。
 勿論、集団で連みながらの旅行等も嫌いではないけれど、連んで友好を深めるという目的が一意で無い行動の場合は、殆どの行動において、単独行動の方が心地よいと思うのである。

 他人が居る場合と居ない場合の感情の違い、、、恐らくは、行動が習慣化して、行動の目的が自己完結となるような場合は、何かをする際には、誰も居ない(気を遣う必要が無い)方が集中して出来る分心地よいと感じるのだろう。
 逆に、そのような状況でない時、例えば、映画鑑賞とか、、、そんな状況では他人と行動を共にした方が楽しいと思うのかもしれない。
 結局は時と場合、場面によって違うんだが、、、、、この辺の兼ね合いっていうのが、何故だか結構難しいのである。

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2008年6月 9日 (月)

カッコイイロード、群れたらカッコワリー

 日曜日は、土曜日とは打って変わって同一進行方向の自転車とは出会わなかった。しかし、復路のゴール近辺でショップ朝練(何人かは揃いのジャージ着てたんで間違いない)?らしきロード軍団、15台程度?と出くわした。

 まぁ、そこまでは普通だけど、いただけないのは、この集団のケツを走る連中だ。
 先頭は道路の左端を一列で進行していたようだけど、後ろに行く程に二列、三列の並進走行、後続程、前に支えて暇なんだろうけど、、、、で、末尾は道幅一杯に拡がった運転の上に、前を全く見ていない。

 で、ベルを鳴らすのも気兼ねなんで、自分は道路の左端目一杯をよって、集団の中断より前とは離合していたけど、末尾とは離合不可能な状態。それでも末尾は前を見ずに並進、逆走、脇見、お喋り運転。ついには、直前に2m程で漸く気付いたようで、急停車した挙げ句にこちらに睨みを入れる始末、、、、

 カッコイイロードに、カッコイイレーサージャージ、レーパンって風貌だが、己の無謀運転で挑発的な視線は送るなと言いたいところ。朝っぱらから気分を害すところ。

 集団走行練習?朝練?????なんか知らないけど、一般公道で、あんた達に占有権は無い訳で、少なくとも逆走と脇見運転はヤメレ。或いは、そういう並進走行練習?(レースの練習で並進走行ってあるのかな?)を道幅一杯使ってやりたいんなら、道路使用許可を取って他の交通を遮断してやれって言いたいところ。

 朝練?で、レーサー気取りで逆走とか、並進とか、、、信じられないけど、、、、これがブームって奴だろうなぁ、確かに、単車レプリカブームで峠で暴走っつうのがあった訳で、その過激の度を過ぎた行いが一般車両を巻き込んだ事故を多発させてってのもあったけど、ブームで人が集まると、そう言う事にもなる訳だ。

 個人の集いならいざ知らず、ショップって商売する単位での集いでは、最低限度はマナーを守って貰いたいところだ。もっと言えば、別に脇見運転、並進運転、逆走運転も誰もいなければ、誰にも迷惑掛からない範囲であれば兎も角、頻繁に他の交通の往来があるような場所だけの、接近する瞬間くらいは気を遣ってもらいたいものである。(まぁ、どんな時でも最低限度だが、前見て走れ、、、、)

 まぁ、集団で走ると気持ちがハイになってウキウキするってのも判らないではないが、いい大人がそれでは困る。大人数で走るくらいでテンション上げるなってもんだ。そんな事を思った一日であった。少なくとも、昨日同一進行方向で出会ったビアンキのロードで頑張っていたオジサンの方が可愛げがあるもんだが、カッコイイ自転車、カッコイイ装備の奴らは或る意味ナルシスト気味でもある。信号無視も多ければ、今日のような並進、逆走も多い、更には、スルーされると過剰に反応する奴も多いし、乗ってる奴らは自分が自転車の最速王様って気持ちが強すぎるんちゃう?ってところ。
 勿論、ロードバイクに罪が有るんではないし、マトモな人も沢山いるのも事実。日曜の午後によく出会う年輩のGIANTのロードで散策されている方なんかは随分普通だし、そういう人も多いけど、高級ロードで群団走りしている人程、周りが見えていないって言うか、集団心理でハイテンション、我最速!ってオーラだしてる。何が廻すだ?何が追走だ?言ってる意味が判らない。

 特に、高級自転車+カッコイイ装備でその度合いが顕著で、そういうのが群れると、道路は俺様のモノ状態となっている様子、、、、、そういう派手なスタイルは結構目立つ訳で、一般の人がどのように見ているか?って事くらい考えて乗るべきだ。信号無視一つでも、学生や主婦の信号無視よりも数倍も目立つ訳で、そんなのが集団で俺様走りしてたら最悪だ。少なくとも、単独で走ってる人の方が何百何千倍もマナーは良いように思う。群れたらロクな事無い。言葉悪いけど、暴走族と何ら変わらない。戯れる時ほど配慮が必要って事を知らないのだろうか?暴走族も単独で見かける時は、『若いね、、、元気だね、、、』って済ませる人も居なくはないけど、集団になると『ウザイ、やかましい、通報するぞ』ってなるんだが、同じである。
 それにしても、大勢で走るとテンション上がる!?って堂々と書いてる人見ると、、、、、

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2008年6月 8日 (日)

姥捨て山制度?

 今日の中国新聞の天風録って欄のコメントに感動?した。

 そこでは、特保検診で胴囲測定が行われメタボリックシンドロームの早期対策と健康意識啓蒙って話があるにも拘わらず、この胴囲測定、メタボ検知は、実は74歳迄で75歳以上の後期高齢者は対象外であることを皮肉って、今回の制度は、姥捨て制度では?って論評が掲載されていた。

 確かに、この論評の皮肉ではないが、75歳で健康改善なんて無理?手遅れ?って思いが垣間見えるとも言える。

 何故に、後期高齢者ではメタボ検診除外なのか?っていうのは確かに関心があるところ。

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夏に向けて?増殖中

 昨日も泳いだ。場所は、安芸中野のスポーツセンターだ。会社から見て自宅と反対方向にあるプールである。で、これからは東区のビッグウェーブにステージを移す時期である。というのも、ビッグウェーブはウインターシーズンはスケートリンク、サマーシーズンが50mプールとなるからだ。
 ウインターシーズンには、あのトリノ5輪の荒川静香選手もアイスショーに出演に来られるような本格的なリンクとなるし、夏は50mプール、水深1.9mという泳ぎ心地のよい本格的なプールとなる。このプールが使用可能となるのは、5/30~だったのだが、水量が多く、未だ肌寒い事が多く、実際に利用するのは6月二週くらいから。

 ということで、6月一週迄は通常のSCのプールで25mプール、水深1.3mというものだが、この通常のプールも5月4週目あたりから結構ポッチャリ系のOLが増えてくるのだ。
 今のところ、泳ぐ時間をなるべく早くということで、OL系スイマーとは重ならないように努力しているので例年程の遭遇は無いのだが、副作用としては小学生の水泳教室と時間が重なり更衣室が異様に混雑するのが難点。ロッカーも使えない事がある。

 因みに、例年この時期に増えるOL系スイマーは、まるで風物詩の如くである。毎年初夏の気配を感じ始める頃からOLを中心とした女性が増えてきて夏の終わりと共に消え去るのである。まぁ、夏の海で肌を露出させる事を想定してか?薄着に備えてか?は知らないが、兎に角、目的はダイエットのようである。
 で、その人数が少ない時は気にならないが、多くなるとどうしても目に付くのである。特に25mプールは狭いために干渉気味となる。こいつら、痩せたいのなら泳ぐ必要、歩く必要があるのだが、実際問題は、プールの側壁部分にたむろして水着来て談笑しているのである。ずっと泳いでいると、ターンする場所が無い程であり、超ウザイのである。そういう季節がやってくる。

 泳ぐ時も、通常は往路、復路指定でスムーズに泳げるようにしているのだが、往路を変える泳ぎで頭を出して話ながら進行したり、速度が異様に遅く後続の障害となってもお構いなしであったりである。

 それでも、泳ぐ際にパスするというと側方から抜けない場合は、潜水気味の下方通過が可能なんで気にしないけど、風物詩的に涌いてくる脂肪系OLは、夏までには絶対痩せないと思うのである。みていて、そんな負荷で脂肪が抜ける筈が無いのである。それくらいならいざ知らず、本日、記事にしたのは、化粧の臭いをまき散らしながら泳ぐバカ女がいるからだ。プールで臭いのである。こればっかりは勘弁して欲しいところ。異臭を放つデブタは、せめて化粧くらい落として泳げというか、気遣いが欲しいところ。気遣い無くしては、いくら外見を整えても綺麗にはなれないのである。

 まぁ、再来週からは50mプールに移行するんで、泳力の無いデブタOLとは遭遇する事も無いだろうけど、、、、

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2008年6月 7日 (土)

たばこ1000円時代到来か?

 一昨日、そんなニュースが再び駆けめぐった。
 本ブログでも以前に記事をアップした事がある。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/03/1000_a817.html

 だが、今回は与野党ともに煙草価格を国際価格に近付けるって大義もあって急浮上である。困った時の煙草税って考え方は賛同出来ないけど、まぁ、仕方ないかなぁ?って気もする。
 実際、予算を組むにも財源不足という話。実際に財源不足かどうか?っていうと、官僚のタクシー代金未記入のタクシーチケット精算ではビールやおつまみ、商品券迄接待されるという素晴らしいシステムで、こういうサービス価格がタクシーチケットに上積みされているのでは?って疑念を抱かせるような無駄が潜んだ公費の使い方が見え隠れしており、財源不足?っていうのには一概には同意できないのだが、実際、官僚、政治家、役人様の甘い生活を取り上げるって話は現実味が無いので、それを織り込んだ上で、財源確保っていうのが必要なのは確かである。

 っていうことで、税源確保に何が良いか?って考えると、

・たばこ税引き上げで、一箱1000円というのも悪くない話である。
・福祉目的税で高価格商品については物品税を復活するのも悪くない話である。
・炭素税名目で基準消費量以上の消費に累進課税的な炭素税を導入するのも一案だ。
・たばこ税アップなら酒税もアップっていうのも有りだろう。
・遊技施設税のように娯楽に税金をかけるのも悪くない。

 例えば、煙草一箱1000円、缶ビールも1000円、産業分野か価格別に物品税を課するも悪くない。例えば100万円未満なら10%、それ以上200万円まで30%、それ以上は50%とかもアリだろう。炭素税なら、燃料の割り当て分以上には高額な炭素税を課するとか、電気、ガス、水道といった光熱費も世帯利用者で制限を設け、一定以上には炭素税を課するのも効果的。公営ギャンブル、遊技等々も直接間接問わず課税対象として有効だ。

 仮に、そういう課税を行うと、如何ほどの税収増になるのだろうか?

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テクニック?

 自転車っていうのは、表題のようにテクニックがどうで、性能がどうで、、、って部分が結構な注目ポイントとなっているようだ。

 テクニックっていうとペダリングテクニックとかがメジャーだけど、本当の意味で理屈通りに漕げてるか?っていうと、説を唱える人でさえ、その説通りに出来ているとは限らない。よって、正しいペダリングっていうのも、あまりにも定性的な表現であり、それが正しいか?違うか?も明確な判断材料が無いので、正確に判断するっていうのは特に難しいようにも思う。ペダリングに限らず、ポジション等々、全てに言える事ではないだろうか?

 要は、その考えっていうのは、唱える人の考えであり、それ以上でもそれ以下でもないのが現実のようだ。

 敢えて正しいテクニックとかポジションっていうのは、乗っている人が愛車に跨って、痛くならない、疲れ具合が少ないって方法ということでは無いだろうか?勿論、テクニックとかポジションを気にする人の大多数が、普通のスポーツサイクルに乗っているという前提の話である。

 あんまり深く考えず、乗っている人が満足できるというか、気持ちよく走れているならば、その方法論がその人にとっての正解ではないだろうか?

 逆に、自分の乗り方等々で不具合がある人っていうのは、その不具合が最小となるような試行錯誤を繰り返す必要があるって事であり、その試行錯誤がその人にとっての解決策を生むもので、その先に、その人なりの正解っていうのがあるんだろう。そして、人間誰でも痛くて苦しい状況を我慢する人っていうのは居ない訳で、乗っている限りにおいては、自然とその人にとっての正解に辿り着いているのでは?と思うことが多い。

 そういう訳で、訳の判らない講釈以前に、乗っている人から笑顔がこぼれれば、その乗り方が乗り手にとって100点満点の解答ではないだろうか?

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マグネシウムの再生可能エネルギーリサイクル

 表題のニュースを木曜日朝の出社中に車のラジオで聞いた。
 で、調べてみて見つかったのが、

http://www.jspf.or.jp/Journal/PDF_JSPF/jspf2007_06/jspf2007_06-578.pdf

 って記事。ラジオニュースでも東工大の矢部教授がインタビューに答えられていたので、正しくこの内容。

 簡単に言うと、マグネシウムに水をかけると、石炭を燃焼する際に得られる熱量に迫るエネルギーを取り出す事が出来るという特徴と、その酸化物である酸化マグネシウムに太陽光励起レーザーを照射して還元に必要な高温を作り出すと、酸化マグネシウムが簡単に?マグネシウムにする事が出来るという話。

 この技術論によれば化石燃料に依存せず、資源として非常に豊富なマグネシウムを定量的に無尽蔵な太陽光エネルギーを使って循環して使用するというモデルが得られるという夢のような話。

 問題は、太陽光励起YAGレーザー発生装置部分で材料の部分だ。この材料が希少元素であったり、そこの開発が成功の鍵を握っている様子。

http://www.titech.ac.jp/publications/j/chronicle/402/402-1.html

詳細はネタ参照ということで、スルーするけど、化石燃料に依存せずに循環可能なエネルギーリサイクルモデルを構築するっていうのは、夢のような話である。

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2008年6月 6日 (金)

脱メタボ弁当 vs 食時間習慣の改善は?

 木曜朝の朝刊の記事。表題のように脱メタボ弁当なるものが取り上げられていた。栄養のバランスを考え、食べ応えを考えて商品化したという。

 メタボ商戦真っ盛りである。

 それにしても、メタボリック症候群っていうのは、代謝異常症候群であり、代謝改善が必要なのだが、メタボリック症候群が摂取過剰症候群で、対応で過剰摂取防止ばかりが商品化されているのは不思議な光景である。

 でも、経験上ヘルシー弁当、ヘルシー料理っていうのは、パッと見た印象だが、とてつもなく味気なく、さっぱりしすぎに見えるのでは無いだろうか?特に、これまで脂ギッシュな食生活を続けてきた人から見ると、食った気にならないのでは?逆に、腹持ち悪く間食するのでは?って思うところ。

 脂ギッシュ弁当が美味い!って思うなら、それを食う方が遙かに人間的で幸せではないだろうか?
 勿論、食いっぱなしではなく、食ったら動くという習慣があれば問題無いはずであり、食う方を制限するっていうのは、多分、続ける事は困難だ。何と言っても、食欲っていうのは、人間の三大欲の一つであり、それを抑えることは不可能だろう。

 食っても、食い過ぎ無い程度に食う事を推奨するのが重要である。

 で、これで記事が終わりだと意味無い記事なんで、関心事を一つ。

 食生活において、食材の種類以外でメタボインパクトの低減効果が期待できるか?って話。

・食材別に食う順番で吸収カロリーに差異があるだろう。
 自分は、野菜、タンパク質、炭水化物、糖類の順番で食う。
・食う時間(噛む回数)で吸収カロリーに差異があるだろう。
 自分は一口30回を目安にしっかり感で食う。
・食う時刻で吸収カロリー、臓器消費カロリーに差異があるだろう。
 自分は毎日、朝食AM7:00、昼食正午、夕食PM7:20を厳守してる。

 って常識と併せれば、通常の食生活でも工夫次第で相当に吸収カロリーが抑制できる筈であり、そのような工夫による制限カロリーとメタボ弁当での節約カロリーはどっちがどうか?満足度を加味したらどうか?ってネタが欲しいところだ。

 因みに、自分は過去二年の間に食事制限は全くしていない。運動こそ増えているけど、その分、沢山食っている。但し、食う習慣は、順序、噛む回数、時刻に細心の注意を払っている。それで、今の結果だから、この食習慣の時間的要素の留意だけで相当の効果があるのでは?とも思っている。

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目的と手段の入れ替わり

 最近思うこと。それは、表題のように目的と手段が入れ替わっている事があまりにも多いような感じ。

 例えば、自転車、、、、、本来なら自転車が楽しいから乗る!ってのが本来であり、省エネのため、節約のため、健康のために自転車の乗るのとは、少々趣が違うのでは?って印象。自転車に乗って楽しむと、結果として省エネになるし、節約にもなるし、健康にも良いって事。

 例えば、仕事、、、、本来なら時間内に仕事がこなせないから残業する!ってのが本来だが、ホンネの部分で手当最大が最高という価値観で、残業するために定時迄の密度を下げて仕事するってのも本末転倒。

 技術開発でもそうだ。技術のコアに執着しすぎると、本来は目的のためのコア技術の筈が、コア技術を前提にして難儀な方法で機能させようとする考えかた、、、目的達成のために最短となるコア技術に乗り換えるって考えが出来ない人が多い。

 ダイエットもそう。ダイエット自体を目的にして色々な事を始めるが、本当は、ダイエットが不要な身体というのは結果ではないか?って話。

 付随する話?かどうか知らないが、目的と手段が入れ替わり気味な人っていうのは、手段を取りそろえたら目的が自然と適うと思いがち。目的を得るための手段っていうのは、ホント様々なパターンがあるのだが、一意的な手段のみに拘り、それを収集することで自然と目的が達成されるって考え方。いつの間にか、手段を集める事が目的になるのも、これ系の人に多そう。

 例えば、参考書を買いまくることで勉強したと錯覚する受験生とか、高級なパーツと装備を纏う事で速さを得たと思うロード乗りの方とか、或いは、きらびやかな電子デバイスをフル装備したから高性能を得たとか、残業手当を大量に稼いだから仕事が出来る奴になったとか、、、、

 まぁ、どうでも良いけど、何をするにしても、時折原点回帰して、何のために活動しているか?目的は何か?方向性は間違っていないか?を検証し、別の選択の可能性を常に考え、最も良い方法を変なプライドや自尊心に拘る事無く取り入れるって柔軟性が必要だ。そのためには、ターゲットをしっかりと見定め、得る結果に対応した目的、問題となる原因を紐解く洞察力を養うのが大事だ。目先の論理、利益ばかり見ていると、何しているか判らなくなる。結果、何も生み出す事が出来ないという事態に陥りそう。

 どんな活動(趣味、遊び、仕事、スポーツ・・・)にも目的がある訳で、その目的を変質させると、何言っても詭弁になる。目的に最適な方法を得るためのトレーニングを学生時代にみんな行ってきた筈であり、その方法を執るステージフィールドが科目というもの。
 誰しも、好きな分野がある筈で、その分野での考え方というのが、その人が行動に目的を定め手段を得る考え方のヒントになる。それを分けて、割り切るから、仕事=我慢の時とか、他人の仕事が気になったり、現状に不満を感じ耐えると言う事で逃げているだけである。特に、仕事=楽しい事と考えず、仕事は我慢して金稼ぐ事と思う奴は、楽しみながらやっていないという時点で、そこで遊ぶチャンスを失っている。

 遊ぶっていう事は、自分なりに因果を見極め自分の方法論とトライして結果を追うって行為のこと。それは手段の収集でも、他人への追随でも無い。自分の世界の構築って事で、それこそが遊びである。

 似たネタになるんで、追記するけど、最近多いのは単車で峠を走るには?小径車の最高速度は?って検索でお越し下さるお客さんがいらっしゃる。単車で峠を走るには、スペックは殆ど関係ないというのが持論であり、タイヤの能力を使えるか?ということで、つまりは、タイヤからのインフォメーションを何処まで感じれるか?であり、それを感じて予測してって経験の積み重ねが安全に走るコツだし、小径車の最高速は、乗り手次第でフルサイズとの差異よりも、乗り手の差異に帰結する。体力に溢れた人なら、小径車でも60km/h近くは出るだろうし、ピザネロなんかでは高いロードでも瞬間35km/hがせいぜいだろう。(過去も目撃談ですよ。)
 モノは道具であり、結果を生む主要因では無い。っていうのが持論だ。

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2008年6月 5日 (木)

健康番組への要望

 最近は頻繁に健康番組が放送されている。それだけ国民の関心が高いという裏返しでもあり、その関心の高さが番組製作に、そして放送頻度が関心を更に高めるという感じ。

 そういう放送頻度の割に、内容的には殆ど差異の無い状態ってのが妙な感じを受けるところ。
 確かに、終末症状に切り口を持っていけば、様々な症例の紹介となるのだが、終末症状で恐怖を煽る番組の視聴者が家庭で視聴している現実を考えると、視聴者の殆どが無自覚症状で、終末状況に陥っていない予備軍的な人が多い。そういう現実に反映してかどうかは知らないが、番組における様々な終末症状の根本は何か?その対策は?って切り口で番組が進行しており、結局は、終末症状の前段である生活習慣病の予防って部分に回帰している。

 糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、肝硬変、肝癌・・・・・・果ては、アルツハイマー症等々に到る多くの疾病の予防として、生活習慣病の改善で結論付ける番組構成となっている。

 全ての番組での結論は、

1.生活習慣病からの脱却
 ・適度な運動
 ・朝型生活、早寝早起き
 ・三食バランスの取れた食事
 ・過度な飲酒習慣の解消
2.喫煙習慣の解消

 って事となっている。どんなに終末症状が違っても、全ては、この結論である。

 しかし、こんな事は誰にも判っている事である。判っているけど続かないのが問題なのである。今、この判りきった事を実現するためには何が必要か?って切り口の情報が求められているのでは無いだろうか?
 そういう切り口では、

 『レコーディングダイエット』

 って方法が、思い付くところ。詰まるところ、日記を付けるということで、よく言われているダイエットブログを開設したり、体重変化グラフを作ったりと通じるモノ。

 記録のために行動するって気持ちが沸き上がる人には、この記録生活っていうのは有効だが、記録のために行動しようって気が起こらない人には厳しい。
 自分の場合は、

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/06/post_a38b.html

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/06/post_7e8e.html

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/06/post_ef3f.html

 に書いたけど、スポーツを趣味として取り組んで、老化に抵抗しているのだけど、気持ちの保ち方を如何にするか?って切り口で番組を特集するのも、これからの健康番組の方向性の一つだと思う。

 スポーツの楽しさを素人から熟練者に到る過程で、楽しみ方の一例を紹介するようなウキウキ番組をアピールして貰いたい。同じ番組でも、黒っぽい背景と深刻な効果音で、恐怖を煽る健康番組よりも、何だか楽しそっ!って雰囲気で、誰もがやってみたくなるような番組構成が、今の時代には必要なように感じるところだ。
 ライフスタイルを再構築するには、そうするための動機付けが最も大事である。何するにしても、動機無くしては続かない。表面的な楽しさよりも、心の底から楽しさが伝わってくるような番組構成が一番良いように思うところだ。

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過酸化水素水+過酢酸の過酢酸はCOD源だ。

 先日から殺菌薬剤である過酸化水素+過酢酸の廃液処理は?って検索でお越し下さるお客さんがいるようだ。そこで、まずは聞き慣れない言葉の過酢酸って言うのは何かを追記しておくと、このMSDSは下記参照。

http://www.jaish.gr.jp/anzen/gmsds/1381.html

 で、次に、これ関連で、折角だから知っている範囲で廃液処理に関連する知識を少々、、、、。

 一般に、過酸化水素及び過酢酸の廃水は、COD源となる酢酸を多量に含んでいる。CODとは水中の汚濁物質が化学的に酸化されるとき必要とする酸素の量をいい、この値が大きいほど水は汚れていることを示す。海域や湖沼の汚染指標。いくら外来微生物を処理しても海域海水を汚染しては元の木阿弥、、、、。そのために、一般には生物処理が必要だ。しかし、この生物処理対象の過酢酸廃液が殺菌性を残有していた場合、廃液自体が生物処理層の生物を死滅させるという矛盾を抱えている。そのためには、この排水成分を生物処理前に分解処理する必要がある。この排水成分である過酸化水素水の分解方法は、

 アルカリ剤でpH調整して分解する方法、亜硫酸ナトリウム等の還元剤で分解する方法、酵素添加で分解する方法があるが、これらには欠点がある。それは反応時間が掛かりすぎたり、処理薬剤が大量に必要となったり、排水成分の一部(過酸化水素のみ)しか分解出来ない等だが、このような欠点があるのを忘れてはならない。

 過酸化水素は兎も角、過酢酸という環境阻害因子指標であるCOD値に影響を及ぼす物質を閉鎖港湾内に排出するというシステムであるがために、各地の法令に準拠した処理システムを開発する事が大事である。因みに、食品工業等で用いられている過酸化水素水+過酢酸の洗浄システムでは排水処理としては、

http://www.mgc.co.jp/news/1999/pdf/990921.pdf

 んなモノを利用したりしてる。

 他の特徴は前記事に纏めてあるので、興味があれば参照願いたい。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/05/post_645e.html

 である。
 因みに、表題の薬剤はドイツの企業で製造され日本の企業が販売代理店になっているのが有名だが(K化学工業のパラ○リーン)、これは過酸化水素水こそ15%以下だけど、酢酸+過酢酸で50%も含まれている薬剤。これを1000ppm程度(薬剤利用企業グループによって差異があるが)混合するということで、その廃液は聞くところによると、処理は不要とのことだが、果たして、無処理が容認されるか否かはこれからのテスト次第。

 ところで、物理殺菌、化学殺菌しても生じるのが死骸である。死骸は無害か?っていうと、案外そうでないのも盲点である。例えば、日本では浮遊物質量(Suspended Solids)って扱いで、汚染物質にカウントされるのである。まぁ、量的に問題になることは無いけど、、、一応情報として、、、、。

 因みに、この辺の知識は、大学一年の時の一般教養科目である『福岡教授』の『環境地理学』と大学三年での選択専門科目である『砂原教授』の『水処理工学』で習った知識に、若干の知識を補填したモノ。それ故に、情報の精度としては古いかも知れないけど、まぁ、話のネタ程度にはなる常識的な知識だ。

 まぁ、今時、こういう殺菌剤を使ってバラスト処理を考えている企業様なら、このくらいの知識は誰もが持っている知識だし、恐らくは、廃水処理の薬剤コストも当然考えているんだろうとは思うけど、念のため、、、、、。

 勿論、俺的には、この方法はベストとは思わないし、やはり三菱さん+日立さんの方法や住友電工さんの方法が良いなぁと直感的に思うところ。

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2008年6月 4日 (水)

後期高齢者負担7割減

 ってニュースについて一言。
 恐らく、この数値は嘘では無いと思う。しかし、この時期に7割減のニュースを伝えるところから想像すると、伏線として4/15の厚生労働大臣の7割減の発言があり、モデル推計という手法のモデル作りで7割減となるモデルが見つかったから発表という事か?モデルが12パターンに限られる所も胡散臭い。

 年金からの天引き故に、サンプル集計する方が遙かに簡単で高精度にも拘わらず、7割減という数字が最初にありきで、この数字を成立させるモデル探しを一ヶ月かけて行ったようだ。

 あくまでも、感想だが、多分、間違いないように思う。少なくとも、役人、政治家の含み笑い気味の発表と正面を見ない視線がそう感じさせる。そうでなければ、当初の論法から敢えて否定されるような状況の発表(低所得層程負担増比率が多いという事実)を今のタイミングでする事が考えにくい。

 予定外の記事アップである。

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減量の条件≒運動=目的≠手段

 先日、ダイエットの成功と持続の秘訣は?って事で、ダイエットを目的とせず、ダイエットが副産物として得られるターゲットを持つ事が有効って話を記事にした。

 で、そのターゲットにはスポーツが良いって話もしたけど、言い残した事を少々、、、、

 スポーツに何を選ぶか?っていうと、

1.簡単には目標に到達できないもの
2.日々の積み重ねが実感できる変化として見えるモノ
3.結果を簡単に確かめる事が出来るモノ
4.経過や結果の判断を時間という絶対的な尺度で見えるモノ
5.選んだ種目自体が好みに合う事
6.出来れば、幼少期に経験の有るモノ

 っていうのが良い。表記の順は思い付いた順であるが、一番大切なのは、ダイエットのためにスポーツをするのではなく、スポーツを純粋に好いてスポーツを始めるというのが一番重要である。

 昨今、自転車ブームで、健康のため、節約のために自転車に乗るって人が多いようだけど、目的が自転車でなく、手段となっている点で、長続きしそうにない。
 自転車が好きで自転車に乗っている奴と、ダイエットが目的で自転車に乗っている奴っていうのは明らかに違うように思う。特に、ダイエットが目的で、世間が自転車ブームらしいので、そういうカッコイイ自転車に乗ろうって人も少なくないけれど、乗り手の現状と装備のミスマッチ度合は激しくピエロっているように思う。 その違和感は、目的がダイエット、手段が見栄というスパイスで色づけされた装備という組合せであり、装備を見る程に、乗る事が苦痛を伴っているのでは?という要らぬ心配をしてしまうところにある。現状(ダイエットが必要な身体)に併せて楽しめる環境を素直に(見栄を外して)受け入れる事が、そのスポーツを楽しむ大前提である。

 やはり、ダイエット云々の前に身体を動かそうって気になる運動、つまりは、自分が出来るようになりたい、或いは、汗をかいてみたいというスポーツを探すのが一番である。

 その上で、その選んだスポーツを始める前に、そのスポーツが競技として、どういう価値観で上手い下手が分かれるか?という程度の知識は雑紙等々で情報を身に付けるのが良いと思う。好きで選んだ種目故に、そのスポーツの価値観の学習は苦にならない筈である。

 そうすれば、身の丈にあった目標も定まるし、その目標っていうのは、日々の変化で刻々と変化もするだろう。その変化というのは、自身の変化在ってもたらされるモノ。そういうモノであり、その変化を日常で簡単に確かめる術というかスケールを意識していれば、日々の運動をスケールに当て嵌めて、自分の変化を数値として把握出来るはずである。そんな、付き合い方を続ければ、刻々と変化する自分に合わせて具体的な目標も据えやすく、その奥行きには終着点が無いという習慣が生まれる。

 こういう形でスポーツを習慣化すれば、結果的にスポーツを行うに見合った体型と体力を手に入れる事が出来るだろう。そんな事を思うのである。

 繰り返しになるけど、ダイエットのためにスポーツをする!のではなく、スポーツをするとダイエットにも良い!ってことである。好きなスポーツを見つける事が、ダイエットの秘訣って事だ。

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発ガンリスク

 ネットのニュースでは健康ネタに事欠かない。
 そんな中で目を惹いたのが発ガンリスクネタ。

 一つは、歯周病と発ガンリスクの関係が認められたって話。過去は歯周病は心臓病、糖尿病とも関連性があると言われていたそうだ。
 で、もう一つが飲酒と喫煙で肺癌リスクアップって記事。喫煙習慣が肺癌リスクと関連するって話は、良く言われている話だが、それに飲酒が加速因子として作用するそうだ。
 しかし、飲酒と喫煙っていうのは密接な関係というか、良い相性のように感じるのだが、相性が良くても肺癌リスクとも相性が良いなんて?予想外である。

 この記事を書いて公開予約している間に出てきたニュース。先述の飲酒と肺癌の相関性に加え、飲酒が膵癌とも相関性があるというニュースもネットで配信されている。この場合のアルコール源はビールと言う事。

 酒・煙草っていう人間が発明した偉大?な嗜好品が、健康には良くないということだ。

 そんな所で思う事。ガンというと多くは成人期以降の方がよく聞く病である。しかし、ガンというのは正常な細胞の細胞分裂時等におけるエラーによって生じる異常細胞であり、成人期以降と成長期を比較すれば、細胞の代謝活動は成長期の方が遙かに活発に行われているにも関わらず、成人期以降の細胞の代謝が落ち着いてからの方が癌に見舞われる人が多いのは何故か?

 これは正常な細胞が一定の割合で失敗して異状細胞を生み出すという理屈とは異なり、細胞が代謝する雰囲気(環境)的要因によって異状状態となる可能性が高いと言う事なのだろうか?細胞の代謝というか生体維持活動が落ち着いた成人期以降において癌発症が顕著となるというのは、成人期以降における体内環境が生物の細胞が培養される環境として不適ということなのだろうか?
 その不適な要因というのを考えると、成長期では無し、成人期では有りという生活習慣の違いしか考えられないが、それが、飲酒習慣であったり、喫煙習慣であったりするのであろうか?更には、夜更かしとか、不摂生とか、、、そのような成人期以降に身に付ける習慣というのが細胞の代謝異常による異状細胞の創出に結びついているように思うところ。
 癌という疾病から遠ざかるには、子供の生活を学び、早寝早起きで好き嫌い無しの食生活に加え、飲酒、喫煙という習慣を断ち切るというのが一つの正解のようにも思えるところだ。

 最近、ネットで配信される健康維持生活情報の殆どが、早寝早起きの朝型生活で、三食を定刻にしっかり噛んでバランス良く食べる。嗜好品である飲酒、喫煙は断ち切る等々である。
 中には、こういう生活では楽しみが無いという意見もあるけど、大人の楽しみ、子供の楽しみという区別を付けなければ、幼少の頃の楽しみを今に再現することで楽しみを見出すことは容易いことでもある。オヤジ小僧になれば、癌や生活習慣病から深刻化する重大疾病からも遠ざかる事が出来る。

 極論すれば、人の寿命という概念も、成長後においても成長期と同じようなライフスタイルを維持し続ける事で、平均寿命80歳で長寿って概念を超越し、100歳以上が普通って考えになるかもしれない。

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2008年6月 3日 (火)

個人TT太田川ステージ!?

 日曜日の深夜、ジロ・デ・イタリアの第21ステージである個人タイムトライアルをチョットだけ見た。
 最終走者を見るには睡魔との闘い上、無理だったため、最後がどうなったか?は知らないが、観戦した範囲での感想。

 因みに、例年のジロはミラノゴールでは最終のスプリント迄はサイクリングのノリで、結果は前日に決着しているパターンだが、今年は最終日が個人TTで例年とは違う緊迫感である。

 そんな最終日のTTは距離で27.5kmで下り基調のコースのTTだ。で、上位選手は、この距離を平均で50km/hオーバーで走りきる訳だ。中段の選手で45km/h級であり、相当な速度である。

 比べちゃいけないけど、自分が走るホームコースは往復で約24kmの平地だけど、平均では40km/h程度のモノで、それ以上の距離を+10km/hで走る彼らっていうのは、、、、凄すぎである。
 自分で決めたホームコースは、メインサイトに紹介済みのコースで、

http://homepage1.nifty.com/firstsource/Motorcycle/bicycle/home_course.htm

 の通りだけど、往路が太田川の西側を北上して高瀬堰から東側を北上して太田川橋がゴール。袋は、東側を南下して祇園水門を渡り更に南下して北大橋西詰がゴール。このコースは高校大学時代のショップサークル~自転車部時代にも練習コースとしており、当時を振り返るとチューブラーのロードで片道17~18分で走っていたコースであり、当時への体力戻し具合確認用のベンチマークコースとしている。ベンチマークとしては今と当時のタイムに差は無くなってきており概ね満足している状況、、、(余談は此処までにして)

 このコースは結構な数のロード乗りが練習コースとしている模様だし、『太田川 朝練 ロード』等々で検索すると相当にヒットする。
 ヒット先を徘徊すると結構凄い事書いてあるけど、ネット記載のような走行をしている人は未だかつて見た事がないのが現実であるが、そんな事は兎も角、往復で24kmの平坦路基調のコースは、ジロの第21ステージではないけど、個人TTとしてイイ具合の距離でもあり、そういう意味では個人の体力測定用スケールコースとして適当と思っている。
 生意気書くのも気が退けるけど、ここ二年程の雨の降らない週末休日は殆ど毎日走っているけど、40km/h以上で走られている方と遭遇したのは数える程。勿論、みんなが本気とは限らないけど、振り返ってみて最低でも1km以上併走された方は4回(1回は赤いチームウェアを着た集団)のみ。

 このホームコース(というには烏滸がましい?)は、果たして、競技者の皆さんや自転車趣味人の方々は如何ほどで走るのだろうか?往路、復路を何分で走られるのか?っていうのがチョット関心があるところ。
 復路で追い風がガンガンに吹く条件でタイミング良く信号をスルーする事が出来れば、16分を切る事も出来る一方で、強烈な追い風に往路で遭遇すると25分以上掛かる事もあるので気象条件で随分異なるけど、日時併記で幾ら?っていうのが判れば面白いかも知れない。路面状況、交通環境的には復路の方が車道走行が楽で信号も少ないし、自歩道区間も広いために歩行者との干渉が無い分、速度ノリが良い。

 因みに、16分切りで平均は45km/h以上となるし、25分掛かると30km/h以下(28km/h)となる。もし、広島のサイクリストで測定された方がいらっしゃれば、日時と往路復路の区別で所要時間でコメント頂ければ有り難い。

 話は逸れるけど、このコース、工兵橋~祇園新橋を東側で北上し、祇園新橋を渡り西側からランニングコースに入り、せせらぎ公園を目指して北上すると、車道を走る必要が無いので子供とサイクリングには適当なコースだったりするのだ。日曜日の午後は娘とサイクリングする時に選ぶコースである。次に出掛ける時は撮影してサイトにアップしてみよう!

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リバウンドの恐怖!?

 先日、くわばたりえさんのダイエット成功ネタを記事にしたけれど、ダイエットの難しさは、減量よりも減量後の維持にあるというのが記事になっていた。

 そう、ダイエットっていうのは、その後の維持が一番難しいのである。そして、ダイエットの方法によってはリバウンド率が大きく異なるのも特徴だ。
 リバウンド率の高いダイエットっていうと、それは良く言われている事だけど、ダイエット中におけるエネルギー収支において摂取エネルギーを極限まで抑制するというダイエットがそれに該当する。
 収支の上では、消費>摂取というエネルギー収支を保てば間違いなくダイエットするけれど、ここで摂取エネルギー≒0を目指すか?或いは、消費エネルギー≒∞を目指すかによって、結果を得た後の体質に大きな差異が出るのである。

 そう、摂取エネルギー≒0を目指すと代謝能力はミニマムとなるが、消費エネルギー≒∞を目指すと代謝能力はマキシマムとなる。ダイエットのやり方にどちらを選ぶか?がその後のリバウンド体質を決するのである。

 というのが一般論であるが、自分の考えは、これとは少し違うのである。

 それは、ダイエットというのが結果か目的か?という意識の持ち方というのが自分でいうダイエット後のリバウンド可否を決するものと思うのである。

 一般に、人は目標に向かって突進する場合は努力が継続できるけど、到達感を得た後は、取り組みを辞めるという習性があるのである。
 ダイエットが目的=体重計の数値減少が目的の場合、体重が目標値に達した時点で、そのための取り組みを辞めるというのが多くの人の陥るパラドックスである。それがリバウンドの序章であり、リバウンドの速度が、ダイエット手法に何を選んだか?によって決まるのである。

 だからダイエットに失敗する人の仮説モデルを紹介すると、

 体重が多く、体脂肪率の多い人。これが目標として体重を落とす事を据えて取り組む。その取り組みには、摂取カロリーを極限迄落とすという方法を選択する。結果、消費>摂取という状態を維持し快調に体重を落とす。しかし、副作用としての代謝能力低下も伴っている。体重が落ちた結果、安心して生活が元に戻り気味となる。そんな状態でも代謝能力が低下した分、多少気を遣った生活を営んでも体重が増加しやすくなっている。
 こういう生活を繰り返すことで、代謝能力がますます減少し、ダイエットを繰り返す毎に激しい絶食的生活が強いられる。

 そんな感じである。

 で、ダイエット後のリバウンドを無縁とするにはどうするか?というと、生活改善で得られる結果が簡単に得られる事がない上に、日々の取り組みで進化が感じられるようなスタイルを得る事である。
 そう、ダイエットは目的でなく手段とすること。結果的にダイエットされるが目的は別にあり、副産物としてダイエット効果を得ると言う事である。そして、目的は永遠のテーマとなるようなアイテムを選ぶ事が、結果的にダイエットを成功させる秘訣となるのである。
 目的として一番イイのは、個人種目的なスポーツであるというのが持論である。水泳、自転車、陸上競技、、、、そういうスポーツが目的として一番相応しいのである。ライバルが常に自分であり、続ける程にターゲットを見定めやすく、抽象的でない目標も作りやすい上に、運という要素も殆ど無いのが素晴らしいのである。

 そして、スポーツの行う理由付けとして一番相応しいのは誰にとっても当て嵌まる理由が一番であり、そこには相対性の無い自己完結型の目標を選ぶのが最適であり、それは、元気な自分を維持するというのが理由として最適では無いだろうか?今の自分より老化前の自分を目標に、今の自分より明日の自分が過去の自分に近付ける!って思考サイクルを持てば、簡単に目標には到達しないけれど、日々の変化は確実に感じる事が出来る。それ故に、取り組みが続けやすいのである。毎日の運動が習慣化すれば、当然、リバウンドなんかも有り得ないのである。

 最近は自転車がブームだけど、ダイエットのために、或いは、節約のためにという意味で自転車に乗るのではなく、自転車を使って自分の元気を実感するために自転車に乗るという考えが効果的では無いだろうか?そういうスタイルで自分の元気を実感できるスポーツを見つけるというのがダイエットにおけるリバウンドから逃れる方法だと言える。

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変化

 6月に入った。今月に入って変わった事は?と言えば、道交法改正で自動車後部座席のシートベルト着用の義務化、高齢者運転標識の表示義務化と自転車の使い方が変わって、幼児と高齢者が歩道走行が認められるようになった事。児童以下はヘルメット着用の努力義務が始まった。
 他には、原油価格の高騰を受けてガソリンがリッター170円オーバーということで、一寸前の2倍以上の価格付けに為った事。で、環境や健康への意識の高まり?で自転車への注目が更に高まっていると言う事。とりとめの無い話だけど、6/2の朝刊では一面に自転車販売が好調の記事!でチョットビックリである。

 そう言えば、日曜のNHKの番組では低炭素社会を目指すドイツの例と日本の立ち後れを番組でも放送していた。

 と、そんな感じで、これまでの価値観が大きく変化し始めているのかなぁ?っていうのが、この6月に入って感じる事だ。

 しかし、日本社会は政治主導で価値観が変革するとは思いづらいのが正直な印象。日本社会を牽引しているのは、自動車産業を中心とした製造業だが、その産業が仕切る産業界の意見に翻弄されているのが政治家、官僚というのが日本社会でもある。
 そういう見方をすれば、世界の流れを敏感に感じ取って動くとか、流れというかムーブメントを生むという社会では無い。寧ろ、現状からの変革を望まないという意識の方が強いように感じるところ。

 日本社会が変革するには、外からの力に頼らざるを得ないのだろうか?
 そういう意味では、今の原油高っていうのは非常に効果的かもしれない。現在リッター170円オーバーのガソリン代だが、これがリッター500円くらいになると、生活も価値観も変わらざるを得ないだろう。その外圧に敏感なのは、産業界でも裕福な消費層でもなく、庶民だったりするが、そんな庶民の敏感な反応が先述の自転車が売れている記事を一面に躍り出たりする理由なんだろうか?
 何はともあれ、価値観が変わり、消費者意識を変えなければ、産業構造も変わりそうにないのが日本社会であり、苦しみを伴っても変革すべき時期に来ているようにも思うのである。

 既存の日本の環境への取り組みって言うのは、産業界の利権を守るという前提であり、結局は個人レベルの意識に依存するという状態に留まっているらしいが、そんな状態にありながら国策として炭酸ガス排出枠の買い取りに奔走するような政府の無策よりも、資源を始めとする輸入品価格の異常高騰による消費者意識の変革による社会の変化の方が遙かに素早く時代を動かすようにも思う。

 確かに、痛みを伴うかもしれないが、既存の利権構造の上に成立している産業界は一度解体して、価値のない企業は全て潰れる程の変革が必要な時期に来ているようにも感じるところ。原油価格も1バレル100ドル突破(135ドルが最高値)とかで騒いだり、200ドルに迫るということで危惧する前に、いっそ500ドルくらい迄高騰して石炭火力に依存する社会構造を解体する方がよいのでは?とも思うところ。

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2008年6月 2日 (月)

今年の数値努力目標は?

 ここ一年、筋力トレーニングメニューを増量してから体重が約+1.5kgで静定している。因みに体脂肪率は若干減少傾向で10%を下回る事の方が多い状態。従来が9~11.5%位だったのが、今は8~10%程度である。

 で、身体の各部も一回り大きくなり最大出力も高くなった感じである。続けているスポーツでも水泳も若干タイムアップしているし、自転車も最高速度、ホームコースのラップも速くなっている感じ。

 ということで、去年とイコールコンディションで、年内に水泳のラップ計測と自転車での中央森林公園のラップタイム計測を行ってみようと思う。

 水泳はブレストストロークで今が3kmを最速で58分だけど、これを目標で56分に据える。
 自転車ではオ・モイヨWW号で前回がチェーン外れのトラブル込みで21分16秒だったけど、チェーンの掛け直しを1分と見て、前後の失速分をすっ飛ばして20分切りを目標にしてみたりする。

 ということで、水泳では通常の流しで3km65分のペースを60分にペースアップして身体を慣らしていくつもり。慣れて行けると判断した頃に、3km体力使い切りで56分狙いでチャレンジしてみる。自転車では梅雨明けくらいからラングスターTT号のリアスプロケの歯数を今の17Tから16Tと気持ちハイギヤード化して走ってみるつもり。

 ということで、今年はどうなるか?チョット楽しみ。

 こんな目標を立てるのも、この週末の三連走で思いがけぬ走りが出来たためっていうのもある、、、、。

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3連走翌日の変なシングル乗り

 ということで、土曜日の3連続走行明けの日曜日もタイトな家事の合間で走った。
 時間が確保できなかったんで、連続とはならなかったけど、朝はラングスター、午後はオ・モイヨWW、夕方はルイガノMVFである。ルイガノでは娘とのサイクリングで距離的には20km程度の別コースだけど、朝と午後は結構本気で走ってみた。

 朝は往路は向かい風、復路は追い風だけど風は弱く結構ハイアベレージで走行。この段階では昨日の疲れは無いかな?って印象。
 更に、弱いと言っても向かい風の中、DHバーの威力は凄いなぁ!って関心しながら走っていた。ドロップバーで身を畳むと視線が落ち気味だけど、DHバーはそういう事もない。35km/h程度なら少々の向かい風でも問題無い感じで、固定シングルでも相当に速度のノリが良い。と、そんな感想で余裕もって走っていた。
 勿論、追い風でもDHバーの威力は結構なモノで、歩行者の居ない自歩道を45km/hを維持して走れるのは非常に心地よいという印象。

 その後、帰宅して家族で郊外ショッピングセンターに買い物いって、地元のスーパーで買い物を済ませている辺りで、若干の疲労感、、、、、

 そんな疲労感を無視してオ・モイヨWWで再度ホームコースに向かう。乗っている時は疲労を感じる事はなく、往路の強い追い風で40~45km/hで一気に太田川橋に到達。復路は向かい風と格闘しながらも33~35km/hで一気に帰宅したところ。
 すると、溜まっていた疲労が顕著に出る出る、、、、。

 しかし、娘との約束もあるので、炎天下の2時前からルイガノを持ち出して娘とサイクリング。ホームコースの復路に使うコースから北上するというパターンで、合計20kmを走行。ペース的には20km/h以下での走行だが、20kmを走ると実走時間は1時間を軽く超える訳であり、一人でガンガン走る以上に疲れるもの。

 で、今ローラー台終わったところだけど、今の疲労感は通常の週末の二倍くらい疲れている状態。やっぱり掛けた負荷に応じて疲れは溜まるものである。

 そんな週末だったけど、その週末で思ったのは、平坦路基調のコースで、走行条件の違いが風向き程度の場合は、下手な変速機付きの自転車よりもDHバーのようなエアロアタッチメントの方が遙かに有効って感じである。勿論、DHバーの効果が得られるのは、速度でいうと最低でも35km/h以上で走るという前提の話だろうけど、その速度域以上で走る事が出来る人、特に40km/h以上で維持走行する場合には強力な武器となるようだ。

 ところで、自分のホームコース、レーパンレーシャツで高級ロードに乗る人は異様に多いけど、安物アルミフレームのピストモドキをベースに完全固定シングル+回転系のTRACKレーサーパーツ化した上に、ブレーキ装備は当然ながらエアロアタッチメントであるDHバーなんぞ装備して走っているのは自分だけみたいである。小径車の場合は、或る程度見掛けるが、ロード系小径車も見掛けない。或る意味、特異な存在なのかもしれない。

 変な奴、約一名という状態。高級車にまみれた安物シングル乗りということで、安物故に逆に目立っていたりして、、、、。

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2008年6月 1日 (日)

連続3往復

 今日は朝からホームコースをラングスターTT号で連続3往復した。
 時間が取れたのが大きな理由。

 片道は往路、復路とも17分程度で往復で35分程度、3連走で120分は掛かっていない。平均速度は37~38km/h程度。維持走行時は速いところで40~45km/h程度だから自分的には結構な高速走行。

 天気も良かったせいか、相当にロードが多かったけど、チョット信号守れと言いたいところ。信号待ち、片側交互通行待ちで何台かのロードが後ろから来て、何人かと言葉を交わしたけど、停まっている時だけの話。走り始めると会話は途切れる。そんなモンだが、まぁ、停まった時の会話くらいは挨拶程度だから、笑顔が大切だ。

 そんな中、ブログでも書いたけど、イイ腹したオペラが居たけど、会釈するも無愛想。まぁ、そういう人も居るんだろうけど、、、、

 何はともあれ高級な自転車が多いのには驚きだ。キャノンデール、メルクス、デローサ、クライン、オペラ、ピナレロ、ショップブランド車・・・・高い自転車を見る程に何故か嬉しくなってくる。高い自転車見る程に、為るべく安価な自転車で走りたくなるのは何故だろうか?

 今日はラングスター三昧だったけど、シンプルな固定シングルってのは面白いもんだ。今のギア比が合っているか?はよく判らないけど、40~45km/hで維持走行すると実に気持ちよい。

 普通にホームコース走ったくらいを記事にする事は無いけど、3連走は今日が初めて。で、距離÷所要時間で37km/hオーバーっていうのは過去最高。距離で70km以上を、そういう速度で走りきれるとは思っていなかったので何より。最長でも1分未満の50km/hオーバーや、数分レベルで45km/hオーバーで走るのとは訳が違うと思う。振り返れば、自転車にリターンして二年足らず。最初はホームコースといっても往復10kmレベルを走っていただけ。それが30km近くに伸びて、それを週末には何往復もするようになったけど、こういうペースで持続的に走ってみたのは初めてであり、感慨深いもの。この二年間で脹ら脛は周長で4cmアップ。今は42cmで、チョット太すぎ。短パンで見せるのはいやらしい?と思うところもある。
 結果は満足だけど、走りながら考えたのは、今欲しいモノ、やっぱり体力、脚力、持久力。でも、なかなか手に入らない。でも、取り敢えずは、当初の目標、自転車部時代の目安であった1時間以上を40km/h近くで走り続けるって状態には相当近付いているのが判る。

 自画自賛では無いが、毎月で15kmの水泳、自転車で1400km、毎日のウエイトトレーニングの成果が出てきたのか?というところ。嬉しいのは、それだけ走っても息が上がらなければ、筋肉痛も無いし、疲労感も無いというところ。勿論、首、腰、膝、尻の何処も痛くない。フィジカル的には随分納得できる状態になってきたと思うところだ。

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