趣味一位、入れ替わりそう
基本は趣味の第一位は単車、特に2ストレプリカ、次いでVツイン、シングル、第2位が最近急上昇中の昔取った杵柄仕様の自転車、以下、PC、デジカメ、RC・・・・とあるのだが、最近、自転車と単車のポジションが実質的に入れ替わっているか?と思う事が多い。
心はライダーなんだけど、生活自体がサイクリストベースになっている感じ。サイクリストというよりも、健康オタク状態に近い感じである。
勿論、レプリカバイクで峠を走る快感は最高なのだが、それと固定シングルで40km/hオーバーで走り続ける快感がどちらが上か?どちらが満足感が高いか?というと微妙な感じである。
勿論、レプリカバイクを意のままに操っているという実感を得ている気持ちも最高なんだが、このバイクを操る感覚というのは、乗る間隔に2週間程度のブランクがあっても感覚が錆びる事は無く、少し乗れば、その感覚に直ぐ戻れる気がするのだが、自転車の場合、2週間も離れると、元に戻すのは相当にしんどい気がする。最近は2週間もペダルを漕がないという事自体が有り得ない。去年の虫垂炎でさえブランクは7日しか無い。但し、水泳については基本が週に一回であり、所要、急用で一週間跳ぶと丸2週間空くのだが、その2週間後の3km連続水泳っていうのは結構きつく、何度も止めようか?という怠け心が出る訳で、実際、3kmを60分で泳ぐところが70分程度迄遅くなる。
そういう訳で、固定シングルで40km/hオーバーを40分間キープという高負荷運動は、2週間のブランクが空いたら出来なくなりそうという気がする訳で、それ自体悲しいということで、毎日乗っているというのが正直なところ。
つまり、単車も自転車も大好きだが、何れも乗ってナンボの世界であり、乗って得られる感覚の維持の難しさという点、単車なら峠走り、自転車なら高強度運動が趣味だが、自分の趣味の満足を保つ上での難しさは自転車の方が難しいように感じるところ。
そんな訳で、結果的に自転車に接する時間が延びており、それが、趣味の逆転現象に繋がっているようにも思えるのである。
自転車で思い通りに走れる状態を保つっていうのは、年齢的、ライフスタイル的に相当無理があるように思うところだが、今のコンディションを如何に長く保つか?が今の課題というか悩みでもある。
極端な話、或る程度のデブでも単車は乗れるけど、自転車はムリである。純粋に体力は自転車の方が必要。単車の場合は、体力というか感覚が占める割合が多い感じだ。
ただ、体力は失ってもトレーニングで戻す事が可能だが、仮に感覚を失って恐さという感情に支配されたら一生戻す事は出来ないかも知れない。此までの人生で得た趣味に必要な感覚と体力の両立を計る。これを定年退職迄維持するというのが、これからの人生の最大の目標でもある。
まぁ、こんな事を考えるようになったって言うのは、歳をとって、老いた事の証明みたいなもの。昔は、自転車、これは単車に乗れなかったから。単車に乗ってから自転車には殆ど見向きもしなくなった。これは、体力は永遠と思っていたというか、老い、衰えを考えていなかったから。今、自転車に拘るっていうのは、老いや衰えを意識しているから。結局、確実に衰えているからである。20代と同じ調子で過ごしていたら、多分、一気にリバウンドしそう。
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