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2008年6月 3日 (火)

変化

 6月に入った。今月に入って変わった事は?と言えば、道交法改正で自動車後部座席のシートベルト着用の義務化、高齢者運転標識の表示義務化と自転車の使い方が変わって、幼児と高齢者が歩道走行が認められるようになった事。児童以下はヘルメット着用の努力義務が始まった。
 他には、原油価格の高騰を受けてガソリンがリッター170円オーバーということで、一寸前の2倍以上の価格付けに為った事。で、環境や健康への意識の高まり?で自転車への注目が更に高まっていると言う事。とりとめの無い話だけど、6/2の朝刊では一面に自転車販売が好調の記事!でチョットビックリである。

 そう言えば、日曜のNHKの番組では低炭素社会を目指すドイツの例と日本の立ち後れを番組でも放送していた。

 と、そんな感じで、これまでの価値観が大きく変化し始めているのかなぁ?っていうのが、この6月に入って感じる事だ。

 しかし、日本社会は政治主導で価値観が変革するとは思いづらいのが正直な印象。日本社会を牽引しているのは、自動車産業を中心とした製造業だが、その産業が仕切る産業界の意見に翻弄されているのが政治家、官僚というのが日本社会でもある。
 そういう見方をすれば、世界の流れを敏感に感じ取って動くとか、流れというかムーブメントを生むという社会では無い。寧ろ、現状からの変革を望まないという意識の方が強いように感じるところ。

 日本社会が変革するには、外からの力に頼らざるを得ないのだろうか?
 そういう意味では、今の原油高っていうのは非常に効果的かもしれない。現在リッター170円オーバーのガソリン代だが、これがリッター500円くらいになると、生活も価値観も変わらざるを得ないだろう。その外圧に敏感なのは、産業界でも裕福な消費層でもなく、庶民だったりするが、そんな庶民の敏感な反応が先述の自転車が売れている記事を一面に躍り出たりする理由なんだろうか?
 何はともあれ、価値観が変わり、消費者意識を変えなければ、産業構造も変わりそうにないのが日本社会であり、苦しみを伴っても変革すべき時期に来ているようにも思うのである。

 既存の日本の環境への取り組みって言うのは、産業界の利権を守るという前提であり、結局は個人レベルの意識に依存するという状態に留まっているらしいが、そんな状態にありながら国策として炭酸ガス排出枠の買い取りに奔走するような政府の無策よりも、資源を始めとする輸入品価格の異常高騰による消費者意識の変革による社会の変化の方が遙かに素早く時代を動かすようにも思う。

 確かに、痛みを伴うかもしれないが、既存の利権構造の上に成立している産業界は一度解体して、価値のない企業は全て潰れる程の変革が必要な時期に来ているようにも感じるところ。原油価格も1バレル100ドル突破(135ドルが最高値)とかで騒いだり、200ドルに迫るということで危惧する前に、いっそ500ドルくらい迄高騰して石炭火力に依存する社会構造を解体する方がよいのでは?とも思うところ。

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