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2008年6月11日 (水)

単独、干渉、集団、、、、

 先日、ショップ朝練という集団暴走ネタを記事にしたけど、サイクリストでもライダーでも、走る際の周辺の状況によって意識は結構変化するようである。

 このような趣味の行動の基本単位は単独行動である。単独で周りに誰も居ない時は、どんな人でも周りに人が居ない訳であり、行動の目的は自己満足のための行動であり、仮に目立ちたいとか、競いたいという欲望で行動している人は非常に大人しく振る舞っているだろう。勿論、単独で誰の干渉も受けないで楽しみたいって人は、1人で楽しんで運転されているだろう。

 そんな個人が独りぼっちでずっと過ごすって状況は狭い日本では稀なケースである。実際には、公共空間での移動を伴う行動では、どっかで誰かと遭遇するっていうのは一般的なケースである。それがすれ違うという一瞬の出来事ならいざ知らず、場合によっては、同一進行方向で長時間お互いの視界(≒意識)に入るって状況も稀ではない。そんな他人との遭遇に際して、人はどのような行動を取るか?って考えると、全く無干渉の人と、競争意識を剥き出しにする人に分かれるのである。無干渉の人の場合は、普通にスルーということになるけど、競争意識を潜在的に持つ人の場合は、バトル状態になったりするのである。いろんなブログで見掛けるけど通勤バトルなんて典型的な例である。単車なんかでは、峠のバトルが相当するだろう。
 このような競争意識、干渉意識が芽生えると、安全という意識レベルが低下して、遵法精神が損なわれがちになる。それでも、基本は他人同士故に、その意識干渉が生じる時間っていうのは、それ程長くは無い。

 しかし、最悪なのはグループ活動である。特に大勢が知り合いで、その大勢の行動というだけでテンションを上げるバカも多いし、そういう状態では通常の個人行動では当然と思えるような安全動作も疎かになりやすく、周囲の他人への配慮よりも大勢でやれば怖くないという意識が支配的になり荒っぽい行動の際にも躊躇というリミッターが掛かりづらくなっている。これが所謂集団暴走状態で、暴走族の蛇行運転なんかが該当するんだろうけど、今風のロードの集団走行で道幅一杯での並進も同じだろう。
 本来なら、そのような集団行動っていうのは得てして目立つ訳であり、目立つ状態では無法行為っていうのは大した行為でなくても相当に印象が悪くなるモノ。だから、本当なら大勢で行動する時ほど、遵法意識を高揚し、安全に留意して行動するっていうのが本筋だ。

 という風に、1人なら普通でも、他人が居れば競争意識という名の無用な干渉をする馬鹿が出てくるし、大勢で連むと非日常性への陶酔かなんか知らないがオラオラ状態に為っている。そのハイテンション化の基本には、競争って意識が他人であれ、仲間同士であれ働く訳であり、その意識故に、無茶をする訳だ。無茶が安全マージンを失わせ危険、リスクの率を高めるという構図である。だから、単独走行での事故は滅多に聞かないが、誰かを追っかけて付いていけずに自爆したり、対向車線にはみ出したり、或いは、信号無視して迄も追っかけたりという行為に結びつくのである。そういう意識が集団に蔓延すると、傍目には暴走集団と見える訳である。

 まぁ、そういう非日常的なテンションの高い行為自体が楽しくないとは言わないし、自己責任という言葉で各自、各集団が周囲との距離感を保てば問題無いのだが、少なくとも、そういうハイテンション行為っていうのは、集団とは無関係の第三者との干渉が100%無いような状況でのみ楽しんで貰いたいモノ。集団のハイテンションが他の交通への恐怖とか迷惑に繋がるようでは、集団行動する資格なんぞ無いのである。やるなら、山奥でひっそりとやれって事だ。

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