ガソリン価格高騰
木曜朝の『めざましテレビ』のココ調での話。
本日、ガソリン単価が全国平均で172円/リットルを突破したという話。原油価格高騰は暫く続き、ガソリンもリッター200円となるのでは?という話も聞こえるところ。
さて、リッター100円とリッター200円で、どのような影響が出るか?って考えると、ファミリーカーを所有し、毎月1~2回の給油で1回あたり50リットルの給油を行うとすると、最大で月100リッターの消費であり、燃料代としては単価100円で10,000円、単価200円で20,000円である。月の負担は10,000円の増加。この10,000円の負担は大きいのか?そうでもないのか?っていうと結構微妙な気もする。因みに、リッター8km走る車として、月走行距離は800kmということは、一日の走行距離は25km程度であり、こういう人はレアケースであり、殆どの人は、リッター200円となったとしても負担増分は10,000円/月未満である。
そんな事考えると、反論が多いのは承知で、リッター単価で500円を突破するレベルでないと深刻なダメージにはならないのか?と思ったりするところ。
さて、そんな事は兎も角、今日の番組では世界のガソリン価格はどうか?って調査レポートの話。価格的には110円~230円って範囲が多く、日本のガソリン価格が特に高いという訳ではないのが印象的だったのだが、そんな中、産油国であるイランのガソリン単価がリッター12円っていうのがインパクトあったところ。
しかし、その単価よりも免許保有者に政府発行のICカードを持たせ、そのICカードで月に買うことのできるガソリン総量が100リットルに制限されているっていうのが、以前から、このブログで記事にしている持論が展開されているという事実に驚きを感じたところ。
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2007/10/post_edce.html
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/05/post_7f78.html
やはり、ガソリン消費=炭酸ガス排出=環境負担という考え方に従えば、コスト云々の前に個人が与える負荷負担の絶対量を制限するっていうのは正しい考え方であり、そういう思想で100リットル制限っていうのは合理的である。
ここは一発、日本でも免許一枚で月100リットルのガソリンしか買えない!ってシステムが合理的ではないだろうか?月100リットルまでは炭素税を幾ら、それ以上は幾らという形で、消費量=環境負担度合に応じて課税率を変えるっていうのが実に合理的かつスマートな方法だと思うところ。
実際のところ、ガソリン代、少々高くした方が良いし、極論で案を示せば、例えば3ナンバー車には炭素税を多くかけるとか、車検毎に車検標章に排気量表示を行い、その排気量に応じてガソリン税を上乗せするのも面白い。
考えてみれば、昔のクラウンは2000cc、20年前で3000ccというのが車の排気量だけど、最近は4000cc、5000cc当たり前の世の中。車体サイズに対して、車全体に言えるけどエンジンが大きすぎるようにも思う訳で、余裕がある分、課税を増やすのも一案とも言えるところ。
何はともあれ、実質的に燃料消費量を絶対的に削減できる方法こそが求められているのでは無いだろうか?
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