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2008年7月30日 (水)

エンド周り、検討中

 現在、次なるロードバイク作成の構想を練っている。
 このネタは、物欲ネタ等で度々記事にしてきたけど、コンセプトは、心肺機能で長距離をハイアベレージで乗るバイク。軽めのギアでクルクル走るバイクで、トライアスロンバイクに近いイメージのロードバイクである。

 で、ギア比も決定で、ギア比は唯一のフルサイズロードモデルである531パイプの小林ロードに準じた構成。因みに、小林ロードでは14-15-16-17-18-19-21-23-25Tというカセットセットに前はSORAのトリプルクランクにスギノの歯で46-38-30Tという構成である。これがとっても楽珍なのだ。但し、レトロ目的で作るのでは無いから、使えるものは最新のパーツを使うし、同じギア比ならば歯数はなるべく大きな歯数で作りたいというところ。
 カセットセットでトップが一番大きなのは16Tトップが選べる訳であり、それなら16-27Tというジュニアカセットを使いたいし、フロントも50-39-30Tというセットを使う予定。
 変速系はWレバーかバーコンのつもりでポジション的にはラングスターTTライクに仕上げようと思っている。

 そこまでは決まったのだが、決まらないのがフレーム本体。最近のロードバイクの多段ギア車はギアとフレームのクリアランスが異様にタイトであり、シートステーとトップ状態でのチェーンとの隙間が非常に厳しいのが問題だし、一般のエンドはストレートドロップエンドであり昔のロードエンド宜しくアクスル位置調整も難儀。仮にロードエンドを用いても、限界は14Tトップだろう。実際、小林フレームのゼウスラージエンドに14Tトップを会わせると、チェーンとステーの隙間は1mm以下。15Tは間違いなく不可能でステーの潰し程度で逃げれるような余裕は無い。
 そんなこんなで他の自転車を見ると、我が家で言えばルイガノMVFというパシフィックリーチ系のフレームもリア13Tトップが殆ど限界の仕様。これでもクリアランスは1mm程度で14Tトップは不可能。2005年モデル以降のDAHONもシートステーが絞った構造でありトップ12Tが限界でそれ以上ではステーとチェーンの干渉がある。このように、最近の自転車は軒並みトップ歯数は小さいのがデフォルトとなっており、それを前提に車体をタイトに作るためにシートステーが絞られている。

 我が家の自転車でいうと、2002年モデルのDAHONスピードベースの西DAHONくらいが余裕の構成だ。これは、安価な打ち抜きの正爪エンドで大きな鉄板エンドである。その鉄板エンドのかなり上方からシートステーが出ているのでトップ歯数は幾らでも使える優れものである。

 今、欲しいのロードバイクでシートステーが広い状態で立ち上がる構成のフレームだが、これは結構少ないのが問題。シートステーを広い状態でシートパイプと結ぶようなデザイン、つまりは巻きステーのようなデザインで大きなロードエンドを用いたフレームというのが自分の希望を叶えてくれそうなフレームだが、見つからないのが困ったところだ。
 今思うのは、エンド自体を作図してSCM材辺りを削りだしてワンオフ製作したモノを工房に持ち込んでフレームを作ろうかな?と思うところである。

 まぁ、後は良く判らないというのが素直な所だけど、C-Cトップ長で530mm、C-T縦長で530mm、ホリゾンタルでクロモリ系の鉄フレーム。更に、ロードバイクらしく、ホイールとフレーム各所の距離は相当にタイトに詰める感じかなぁ?ってところ。

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