ひろしま健康づくり県民運動(健民運動)
昨日、CATVの夜間字幕ニュースで見つけた記事。新聞にも掲載されていた。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807190008.html
ってニュースだが、地元広島でも他の地域同様に地域ぐるみでの生活習慣病撲滅の取り組みが行われるようだ、、、、、
その取り組みは大きく分けて二種類で、一つは、医療体制の維持と確立、もう一つが、県民への啓発の様子。これは他地域でも同じなのだが、自分的には違和感アリアリである。
この取り組みの内、医療体制の確立、資源の効率運用っていうのは公的機関の取り組みとして敢えて運動テーマに掲げる事でなく、所謂、当然の事のようなモノ。しかし、これは他の公的機関の非効率運用がはびこる世の中では納得できるものだが、県民への啓発活動っていうのが、やはり????????????である。
最近の記事で、町内会で健康についての講演会開催について?????と思ったのだが、この健康っていうのは、果たして地域ぐるみとか、そういう枠組みの問題なのか?というのが、そもそもの疑問の発端だ。
何故なら、健康とは個人の問題であり、殆どの健康な人、或いは、不具合を感じていない人にとって、健康を害された人の苦労は、言ってみれば他人事のような感じというのが正直なところだろう。
そして、個人が健康を本当に意識するのは、自分自身が不健康の様相を呈した際の不具合を自覚して、その先どうなるか?に関心を持ち、危機感を持った時であり、それまでは、なかなか危機意識を持てないし、それ故に、継続性を有する取り組みに対しては持続できないのでは?と思うのである。
健康ブームということで、健康グッズが大流行だが、基本は楽して効果を得るという方向性であり、それを選ぶ事自体、危機感があるとは思えない。実際、グッズを分類すれば、ダイエット一つでも健康目的というよりも美容目的という方が多いのが現実である。
自治体単位で健康啓蒙活動は良い事だけど、健康ってのは個人の問題で、その解決は、過去の個人の自己否定による生活改変が必要であり、そのモチベーションは本当の意味での危機感が生まれないと得られないのでは?と思うところである。
それを、半ば、デブを『メタボ?』って茶化す風潮がまかり通った中で健康を唱っても危機感は伝わらないし、そうならば、本当の意味での健康を得るのは難しいように思うところである。
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